大穆王后 皇甫氏(たいぼくおうこう こうほし/テモクワンフ ファンボシ、대목왕후 황보씨 生没年未詳)は、第4代高麗王である光宗の異母妹かつ妃で、第5代王 景宗の母。[1]。
- 父兼義父:太祖
- 母: 神静王后 皇甫氏 太祖の第4王妃
- 同母兄:王旭
- 義母:神明順成王后劉氏 父太祖の第3王妃で夫 光宗の実母。
- 異母兄:定宗 第3代王。
- 夫:光宗
- 長男:景宗
以下、景宗の妻達は全て姪に当たる。
- 嫁:獻肅王后 金氏 (新羅最後の王敬順王と楽浪公主(太祖と神明順成王后の娘)
- 嫁:獻懿王后 劉氏 (文元大王(太祖と神明順成王后の息子) と文恵王后柳氏(太祖と第6王妃 貞徳王后柳氏の娘)の娘)
- 嫁:獻哀王后 皇甫氏(戴宗と宣義王后柳氏(太祖と第6王妃 貞徳王后柳氏の娘)の長女)
- 嫁:獻貞王后 皇甫氏(戴宗と宣義王后柳氏の次女)
- 嫁:大明宮夫人 柳氏(元莊太子(太祖と貞徳王后柳氏の息子)と興芳宮主(太祖と神明順成王后の娘)の娘)
- 長女:千秋殿夫人
- 婿:千秋殿君 甥でもある。(文元大王と文恵王后柳氏の長男)
- 三女:文徳王后劉氏 高麗王史上で初めて再婚により王妃となった女性。
- 婿:弘徳院王圭 甥でもある(寿命太子(太祖と獻穆大夫人平氏の息子)の息子)
- 婿:成宗 第6代王。甥でもある(戴宗と宣義王后柳氏の次男)
- ^ 大林太良 編『ウヂとイエ』中央公論社〈日本の古代 11〉、1987年、292頁。ISBN 9784124025446。