天安(천안) | |
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沈没後、引き揚げられた「天安」 | |
基本情報 | |
運用者 | 大韓民国海軍 |
艦種 | 小型フリゲート・コルベット(FFL) |
級名 | 浦項級 |
艦歴 | |
起工 | 1989年 |
進水 | 1989年1月 |
就役 | 1991年 |
最期 | 2010年3月26日、沈没 |
要目 | |
排水量 | 満載:1,220トン |
全長 | 88.3m |
最大幅 | 10.0m |
吃水 | 2.9m |
主機 |
MTU 538 TB82 ディーゼルx2基 LM2500 ガスタービンx1基 |
推進 | CODOG方式 1軸推進 |
出力 |
ディーゼル:6,260hp ガスタービン:26,820hp |
速力 | 32ノット |
航続距離 | 4,000カイリ/15ノット |
乗員 | 104名 |
兵装 |
62口径76mm単装砲x2基 ハープーン SSM連装発射筒x2基 70口径40mm連装機関砲x2基 ミストラル短SAM単装発射機x1基 Mk.32短魚雷3連装発射管x2基 爆雷x12発 |
天安(チョナン、천안、PCC-772、ROKS Cheonan)は、韓国海軍所属の浦項級コルベット(満載排水量:1,220t)の14番艦。「天安」という艦名は、韓国忠清南道の都市である天安市に因んでいる。1991年に就役したが、2010年に黄海、北朝鮮との海上境界線付近の白翎島沖にて爆沈、失われた。
1989年に起工し、1991年から韓国沿岸の哨戒艇として就役した。日本では翻訳の関係で哨戒艦として報道されることが多かったが、本艦の属する浦項級は、哨戒艦(OPV)ではなくコルベットに類別される艦艇である。「天安」は、1999年に北朝鮮の朝鮮人民軍と韓国海軍との武力衝突である第1延坪海戦で、北朝鮮と交戦した1隻であった。浦項級は24隻就役したが、2009年から順次退役が始まっており、「天安」も近いうちに退役する予定であった。
2010年3月26日午後9時45分頃、「天安」は朝鮮半島西方黄海上の北方限界線(NLL)付近(白翎島西南方)で船体後方が爆発し、船体が2つに切断され沈没、乗組員104名のうち46名が死亡した。