課税 |
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財政政策のありさまのひとつ |
奢侈税または贅沢税(しゃしぜい、ぜいたくぜい、英:Luxury tax)は、贅沢品(奢侈品)とみなされる物品や消費に対して賦課される租税(間接税)の総称。一般に租税原則における公平性の観点から、経済・社会や消費態様からみて贅沢とみなされる物品やサービスを消費できる担税力を根拠とする[1]。
日本ではかつて奢侈税とみなされていた物品税があったが、消費税(付加価値税)へ移行することによって廃止された。なお、奢侈税と付加価値税(VAT)は排他関係にはなく、インドネシアのように付加価値税(PPn)と奢侈税(PPnBM)が並立している事例もある[2]。