あんぱちちょう 安八町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 岐阜県 | ||||
郡 | 安八郡 | ||||
市町村コード | 21383-7 | ||||
法人番号 | 9000020213837 | ||||
面積 |
18.16km2 | ||||
総人口 |
14,044人 [編集] (推計人口、2024年12月1日) | ||||
人口密度 | 773人/km2 | ||||
隣接自治体 | 大垣市、羽島市、瑞穂市、安八郡輪之内町 | ||||
町の木 | もくせい | ||||
町の花 | すいせん | ||||
安八町役場 | |||||
町長 | 岡田立 | ||||
所在地 |
〒503-0198 岐阜県安八郡安八町氷取161番地 北緯35度20分07秒 東経136度39分55秒 / 北緯35.33533度 東経136.66539度座標: 北緯35度20分07秒 東経136度39分55秒 / 北緯35.33533度 東経136.66539度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
安八町(あんぱちちょう)は、岐阜県の南西部、濃尾平野北西部に位置する町。
肥沃な田園地帯で県内有数の穀倉地帯であると同時にいくつかの大企業が事業所を構える工業都市でもある。気候は通年温暖ではあるが伊吹山の影響により冬には伊吹おろしという強い西風が吹く。
濃尾平野の北西部に位置し、木曽三川と呼ばれる大河のうち揖斐川、長良川に挟まれた縦に細長い町である。土地は低湿地で古来は河川が網目状に流れており水害が多かった。そのため堤防で集落の周囲を囲む輪中が発達し、また家屋敷を平地より土を高く盛ったところに建てたり、家屋の天井に船を吊るす「上舟(あげぶね)」や敷地の一部を小高く盛りその上に水害の避難所として「水屋」という小屋を構えるなどの輪中に適応した生活様式が確立された。2006年3月に東隣の墨俣町が大垣市に編入合併したため、大垣市に東西から挟まれる形となった。
安八町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 安八町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 安八町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
安八町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
元々東西を河川に挟まれている特性上交通の便があまりよくなく、1960年代までは橋もなく渡し舟を用いて交通していたこともあった。
町役場付近を東海道新幹線が通過しているほか、町の北端を東海道本線(穂積駅 - 大垣駅間)と樽見鉄道樽見線(東大垣駅 - 横屋駅間)がそれぞれ揖斐川付近でわずかに通過しているものの、町内に鉄道の駅はない。鉄道を利用する場合は東海道新幹線岐阜羽島駅、名鉄新羽島駅、大垣駅、JR穂積駅が最寄であり、これらの各駅から町内への路線バスも運行されている。
昭和の初めから1960年代まで、町内を経由して大垣と岐阜や羽島とを結ぶ鉄道計画が存在していた(養老鉄道養老線を参照)。
※2007年9月30日まで岐阜バスも運行されていたが、大垣一宮線は廃止、羽島市まで名阪近鉄バスに移行。岐垣線は2007年10月1日より名阪近鉄バスへ譲渡、南濃線は廃止により完全撤退した。