『少女クラブ』(しょうじょクラブ)は、大日本雄辨會講談社(現・講談社)が発行していた少女向け雑誌。1923年創刊、1962年廃刊。
1923年に『少女倶楽部』として創刊され、1946年に雑誌名を『少女クラブ』に改め、1962年に廃刊となった(『週刊少女フレンド』へと発展)。少女小説や詩を中心に掲載していたが、後に漫画作品が主となった。『少女倶楽部』は長編小説に力を入れていたのが特色で、小学校高学年から女学校(高等女学校)低学年の少女を主な読者対象としていて、受験シーズンになると入試のための心得が掲載された。ライバル雑誌の『少女の友』・『少女画報』とは対照的に映画俳優や歌劇のスターを取り上げることはなく、紙面では良妻賢母的な人物が紹介されていた。そのため保護者からも支持を受け、発行部数第1位を維持した。発行部数は1923年が6万7千部、1937年が49万2千部[1]。