少年ジャックと魔法使い | |
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JACK AND THE WITCH | |
監督 | 藪下泰次(「演出」名義) |
脚本 | 関沢新一、高久進 |
製作 |
大川博 関政次郎、茂呂清一、有賀健(企画) |
ナレーター | 熊倉一雄(OP) |
出演者 |
中村メイコ 久里千春 黒柳徹子 熊倉一雄 大竹宏 水垣洋子 山岡久乃 |
音楽 | 宇野誠一郎 |
主題歌 | 「ジャックの唄」(中村メイコ、黒柳徹子) |
撮影 | 菅原英明 |
編集 | 千蔵豊 |
製作会社 | 東映動画 |
配給 | 東映 |
公開 | 1967年3月19日 |
上映時間 | 80分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | サイボーグ009(1966年) |
次作 | サイボーグ009 怪獣戦争(同時上映) |
『少年ジャックと魔法使い』(しょうねんジャックとまほうつかい 英文:JACK AND THE WITCH)は、1967年3月19日封切りの『東映こどもまつり』内で上映された、東映動画製作の劇場用アニメ映画である。イーストマンカラー、東映スコープ、80分。
キャッチコピーは「ボイン・ボイン・ヒャーッってなんのおと?」「ふしぎな森でまいごになったジャックくんとなかよしたち」。
北欧の吟遊詩人に歌われた、騎士が悪魔退治で武勲を立てるというイギリス13世紀の叙事詩『ベーオウルフ』をヒントにした作品。ジャック少年が仲間の動物達と共に、世界を悪魔だらけにしようと企む魔女グレンデル一味と戦い、グレンデル配下の小悪魔を元に戻そうという話。
仮題は『ふしぎな世界の大冒険』。
「東映動画設立10周年記念」と銘打って製作された作品で、本作では初期に活躍していた藪下泰次と大工原章が演出と作画監督にそれぞれ登板、当時の東映動画の本流たる作品に仕上げている。特に、偏光フィルターを駆使した特殊効果や、モダン的な背景が目を引く。
音楽は宇野誠一郎がアニメ映画(および東映動画作品)初登板。そして挿入歌の歌詞は、当時NHK総合テレビで放送中の人形劇『ひょっこりひょうたん島』で宇野と関わっていた、山元護久と井上ひさしが担当。この後山元・井上・宇野の3名は、同年7月20日公開の『ひょうたん島』アニメ版や、1968年3月19日公開の『アンデルセン物語』(アニメ映画版)、そして1969年3月18日公開の『長靴をはいた猫』に登板する事となる。なお宇野はこの後「毎日映画コンクール音楽賞」を受賞した。
東映ビデオからビデオソフト(VHS)とレーザーディスクが発売されたが、既に廃盤、現在は同じ東映ビデオからDVDが発売&レンタルされている(廉価バージョンの「名作コレクション」もあり)。なお「復刻! 東映まんがまつり」バージョンは発売されてない。
作品名 | 原作 | (声の)出演 | 備考 |
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サイボーグ009 怪獣戦争 | 石森章太郎 | 太田博之、ジュディ・オング、曽我町子 | 劇場用新作 |
たぬきさん大当り | 富士山竜 | 1959年作品のリバイバル | |
マグマ大使 | 手塚治虫 | 江木俊夫、岡田真澄、大平透 |