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『少年期』(しょうねんき)は、波多野勤子の往復書簡集。1950年に光文社より刊行され、ベストセラーとなった。
副題に「母と子の四年間の記録」とあるように、波多野が息子(のちの法学者波多野里望)との間で戦時中の4年間に交わした往復書簡をまとめたものである。
少年期 | |
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監督 | 木下惠介 |
脚本 |
木下惠介 田中澄江 |
原作 | 波多野勤子 |
製作 | 小倉武志 |
出演者 |
田村秋子 石浜朗 笠智衆 |
音楽 | 木下忠司 |
撮影 | 楠田浩之 |
製作会社 | 松竹 |
配給 | 松竹 |
公開 |
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上映時間 | 110分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
1951年に映画化された。松竹製作。
昭和19年(1944年)春に小石川の一家が信州・諏訪に疎開し、翌年に終戦を迎えるまでを、少年(旧制中学生)の視点を主に描く。
冒頭字幕「此の映画は、苛烈なる戦争中を、より良く生きようとした、母と子の、ささやかな記録です」
1962年5月4日にNHK総合テレビジョンの『文芸劇場』枠にて放映された。