左翼民主党 Partito Democratico della Sinistra(PDS) | |
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成立年月日 | 1991年2月3日 |
解散年月日 | 1998年2月13日 |
解散理由 | 新党結成のため |
後継政党 | 左翼民主主義者 |
本部所在地 | ローマ |
政治的思想・立場 | 社会民主主義[1] |
機関紙 | ルニータ |
シンボル | 左翼民主党党章 |
国際組織 |
社会主義インターナショナル 欧州社会党 |
社会民主主義 |
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左翼民主党(さよくみんしゅとう、Partito Democratico della Sinistra、"PDS"[1])は、かつて存在したイタリアの政党。
西側最大の勢力を誇ったイタリア共産党の後身。社会主義インターナショナル加盟。
イタリア共産党は、かねてからソ連型社会主義とは距離を置き、複数政党制のリベラルな社会主義(ユーロコミュニズム)を主張していた。1991年、アキレ・オケットを中心とする主流派が、左翼民主党を結成。1993年の政界再編の中で教条主義とは訣別し、社会民主主義政党に移行した。クラクシ率いるイタリア社会党(PSI)が消滅したため、イタリア最大の社会民主主義政党となった。なお、このとき教条主義を堅持しようとするグループは共産主義再建党を結成した。
1994年、ベルルスコーニの中道右派連合に敗北したため、アキレ・オケットが党首を辞任。マッシモ・ダレマが後任の党首に就任した。
1996年、「オリーブの木」と称する中道左派政党連合との選挙協力で、政権獲得に成功した。