幻のドードーを探せ(Dough for the Do-Do)は、1949年9月2日[1][2]に公開されたアメリカの映画会社のワーナー・ブラザースの短編アニメシリーズ「メリー・メロディーズ」の作品であり、1938年に公開された短編アニメ映画『Porky in Wackyland』をカラーリメイクした作品である。主演はポーキー・ピッグ[3]。監督はフリッツ・フレレングが務めた[4]。
絶滅した幻の鳥ドードーを捕獲するためにアフリカ奥地の"へんてこランド"にやってきたポーキー。奇妙な住人たちに翻弄されつつ探索していると、「ドードーの情報はこちら」という看板を見つける。
案内役が出してくれたトンネルをくぐると、そこには1匹のドードーが。ポーキーが「き、君が最後のドードー?」と聞くと「そうさ」と返事した。
あの手この手でドードーを捕まえようとするポーキーだが、なかなか上手くいかない。しかし、自身がドードーに変装し、「ぼ、僕は最後のドードー、六兆ドルの価値があるんだ」とおびき寄せ、それを聞いたドードーは手錠をかけて「金持ちだ!最後のドードーを捕まえたぞ」と大喜びするが変装を解いたポーキーは「金持ちになるのは僕だ」と逆に引っ張られ、ついに捕獲に成功し、大喜びで帰ってゆくポーキー。しかし、実はドードーは絶滅しておらず、「あれが最後のドードーだってさ」と笑いながら踊りだすのであった。
キャラクター | 担当声優 (オリジナル版) |
担当声優 (現行吹き替え版) |
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ポーキー・ピッグ | メル・ブランク | 龍田直樹 |
ドードー | 田野めぐみ | |
赤いモンスター | 原語流用 | |
輪ゴム | ||
ドアのアナウンス | 玄田哲章 | |
囚人 | チョー | |
ナレーション | なし | 梅津秀行 |