広野町

ひろのまち ウィキデータを編集
広野町
Jヴィレッジスタジアム
広野町旗 広野町章
広野町旗 広野町章
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 福島県
双葉郡
市町村コード 07541-8
法人番号 1000020075418 ウィキデータを編集
面積 58.69km2
総人口 5,208[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 88.7人/km2
隣接自治体 いわき市双葉郡楢葉町
町の木
町の花 山百合
町の鳥 目白
広野町役場
町長 遠藤智
所在地 979-0402
福島県双葉郡広野町大字下北迫字苗代替35番地
北緯37度12分52秒 東経140度59分40秒 / 北緯37.21453度 東経140.99444度 / 37.21453; 140.99444座標: 北緯37度12分52秒 東経140度59分40秒 / 北緯37.21453度 東経140.99444度 / 37.21453; 140.99444
広野町役場
広野町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

広野町位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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広野火力発電所
広野駅
広野駅前 2012.8.23

広野町(ひろのまち)は、福島県浜通りに位置し、双葉郡(1896年以前は楢葉郡)に属するいわき都市圏を構成する。

地理

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江戸時代頃までは、農村としてだけでなく、浜街道広野宿の宿場町としても栄えた。

冬でも雪の少ない温暖な気候であり、Jヴィレッジの開設後、小規模ながらも浜通り屈指の観光地として知名度を上げている。キャッチフレーズは「東北に春を告げる町」。

地形
  • 山:五社山
  • 川:北迫川、浅見川、折木川
  • 沼:二ッ沼
気候
広野(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 18.4
(65.1)
22.8
(73)
23.9
(75)
28.2
(82.8)
33.3
(91.9)
36.5
(97.7)
37.3
(99.1)
37.0
(98.6)
35.2
(95.4)
31.6
(88.9)
25.6
(78.1)
23.0
(73.4)
37.3
(99.1)
平均最高気温 °C°F 7.9
(46.2)
8.2
(46.8)
11.0
(51.8)
15.6
(60.1)
19.6
(67.3)
22.3
(72.1)
26.1
(79)
27.7
(81.9)
24.9
(76.8)
20.3
(68.5)
15.6
(60.1)
10.7
(51.3)
17.5
(63.5)
日平均気温 °C°F 3.3
(37.9)
3.5
(38.3)
6.3
(43.3)
10.9
(51.6)
15.3
(59.5)
18.6
(65.5)
22.4
(72.3)
24.0
(75.2)
21.1
(70)
16.0
(60.8)
10.8
(51.4)
5.9
(42.6)
13.2
(55.8)
平均最低気温 °C°F −1.3
(29.7)
−1.2
(29.8)
1.4
(34.5)
6.1
(43)
11.0
(51.8)
15.3
(59.5)
19.5
(67.1)
21.1
(70)
17.7
(63.9)
11.9
(53.4)
6.0
(42.8)
1.0
(33.8)
9.0
(48.2)
最低気温記録 °C°F −10.5
(13.1)
−10.2
(13.6)
−6.9
(19.6)
−3.8
(25.2)
0.8
(33.4)
5.5
(41.9)
10.4
(50.7)
10.6
(51.1)
7.9
(46.2)
−0.2
(31.6)
−4.2
(24.4)
−7.5
(18.5)
−10.5
(13.1)
降水量 mm (inch) 58.3
(2.295)
51.4
(2.024)
109.5
(4.311)
133.8
(5.268)
151.5
(5.965)
165.3
(6.508)
191.3
(7.531)
143.5
(5.65)
222.7
(8.768)
227.1
(8.941)
85.7
(3.374)
52.2
(2.055)
1,600.3
(63.004)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 4.8 5.1 9.0 9.7 10.5 12.1 13.0 10.6 12.5 10.6 6.8 5.2 110.3
平均月間日照時間 189.9 183.2 191.0 192.4 194.1 151.6 147.5 175.0 137.5 144.8 160.3 174.7 2,041.7
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[1]

歴史

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古代
戦国時代から明治維新まで
  • 戦国時代までは岩城氏の領内に入り、江戸時代には磐城平藩の領内に入った。
明治維新以後

福島原発事故の影響

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当町は2011年3月11日東北地方太平洋沖地震東日本大震災)により発生した福島第一原子力発電所事故(以下「福島原発事故」と略す)により、町全域が緊急時避難準備区域に指定され、町民が避難した。緊急時避難準備区域は同年9月30日に解除されている[2]

福島原発事故により、2011年3月15日以降、役場機能を小野町民体育館内に移転していた[3]が、同年4月15日いわき市にあるFDKモジュールシステムテクノロジーいわき工場の社屋内に再移転し、湯本支所として設置した[4][5]

緊急時避難準備区域解除後、住民の帰還を促すため、2012年3月1日に役場機能を元の広野町役場に戻した [6][7]。湯本支所は同日より湯本出張所とした上で一部の業務を継続する。

なお、福島原発事故の警戒区域は2013年11月現在解除されている。

行政

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人口

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広野町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 4,939人
1975年(昭和50年) 4,796人
1980年(昭和55年) 5,335人
1985年(昭和60年) 5,323人
1990年(平成2年) 5,591人
1995年(平成7年) 5,767人
2000年(平成12年) 5,813人
2005年(平成17年) 5,533人
2010年(平成22年) 5,418人
2015年(平成27年) 4,319人
2020年(令和2年) 5,412人
総務省統計局 国勢調査より

主な製造工場

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学校

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高等学校

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中学校

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小学校

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  • 広野町立広野小学校

交通

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鉄道路線

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路線バス

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  • 新常磐交通 - いわき市・広野町・楢葉町・富岡町を結ぶいわき~富岡線を運行している。町内では広野町役場入口に停車する。日祝日運休。
  • 広野町民バス - 町内各地を月・水・金曜日に運行(祝日運休)。無料。
  • 高速バス - 仙台市内発着の路線(仙台 - いわき線)全便と、東京都内発着の「いわき号」のうち1往復が町内の広野インター停留所を経由する(運行はいずれも新常磐交通)。

道路

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姉妹都市・提携都市

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国内

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観光地

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名所旧跡

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  • 奥州日の出の松 - 日本三大松の一つに数えられ、血を流すといういわれを持つ。「安寿と厨子王」に関する伝説の舞台でもある。
  • 北迫地蔵尊 - かつての大飢饉供養のため造立された地蔵菩薩
  • 二ッ沼歌碑 - 二ッ沼を詠った萬葉歌の刻まれた石碑(但し、ここで歌われたという確証はない)。
  • 汽車の碑 - 「今は山中 今は浜…」で始まる唱歌「汽車」は、広野駅が舞台と誤解され、広野駅構内に碑がある。
  • 楢葉八幡神社 - 源頼義が創建したと伝えられる五里八幡の一つ。
  • 高倉城跡 - 戦国時代の岩城氏の拠点の一つで、岩城氏の家臣・猪狩氏の居城であった。

観光地

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  • Jヴィレッジ - 日本サッカー界屈指のナショナルトレーニングセンター。サッカー日本代表の来場回数も多い。
  • 二ッ沼総合公園 - 町民公園。パークゴルフ、サマーフェスティバル会場。
  • 折木温泉 - 神経系の病気に効くといわれる温泉1704年宝永元年)開設。
  • 目の湯温泉 - 眼病に効果があるといわれる鉱泉。飲むと胃腸にも良いとされる。

祭事

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  • 4月 - 浜下り神事(たんたんぺろぺろ)
  • 8月 - 広野町サマーフェスティバル
  • 10月 - ひろの童謡まつり
  • 11月 - 広野町収穫祭

商業施設

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  • ひろのてらす - 2016年3月5日に開業した、公設商業施設。イオン広野店をキーテナントとし、飲食店やクリーニング店などが入居する。広野町役場前にある。

アラカルト

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関連項目

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脚注

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  1. ^ 広野 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年9月27日閲覧。
  2. ^ 緊急時避難準備区域の解除について (PDF) - 原子力災害対策本部、2011年9月30日
  3. ^ 平成23年東北地方太平洋沖地震(3月11日発生)地震に関する情報”. 2012年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月21日閲覧。 小野町地震災害情報 3/21 17:30
  4. ^ 4月15日(金)広野町役場湯本支所を開設します(4/13)”. 広野町公式サイト (2011年4月20日). 2013年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月10日閲覧。
  5. ^ 広野町、役場機能をいわきに再移転[リンク切れ] 読売新聞、2011年4月15日
  6. ^ 広野町役場きょう町内復帰 役場機能を移転した9町村で初 福島民報、2012年3月1日
  7. ^ 河北新報 東北のニュース 広野町役場1年ぶり帰町 町民の早期帰還は不透明”. 河北新報 (2012年3月2日). 2012年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月10日閲覧。

外部リンク

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