成田駅 | |
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東口(2016年5月) | |
なりた Narita | |
右下は京成成田駅 | |
所在地 | 千葉県成田市花崎町839 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
電報略号 | ナタ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 3面5線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]14,859人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)1月19日[1] |
乗入路線 3 路線 | |
所属路線 | ■成田線(本線) |
駅番号 | JO35[2] |
キロ程 |
13.1 km(佐倉起点) 東京から68.4 km |
◄JO 34 酒々井 (6.7 km) (6.9 km) 久住► | |
所属路線 | ■成田線(空港支線) |
駅番号 | JO35[2] |
キロ程 | 0.0 km(成田起点) |
◄*(酒々井) (6.7 km) (9.8 km) 空港第2ビル JO 36► | |
所属路線 | ■成田線(我孫子支線) |
キロ程 | 32.9 km(我孫子起点) |
◄下総松崎 (5.1 km) | |
乗換 |
KS40 京成成田駅 (京成本線・東成田線) |
備考 |
直営駅(管理駅) 話せる指定席券売機設置駅[3] |
* 全列車が成田線(本線)に直通。 |
成田駅(なりたえき)は、千葉県成田市花崎町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線の駅である。駅番号はJO 35[2][注釈 1]。4方向に線路が延びているが、いずれも同一路線(本線、空港支線、我孫子支線)。京成電鉄の京成成田駅と近接しており、乗換駅となっている。
単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを有する地上駅。4番線はホームの無い通過線(3・5番線の間にある)となっている。駅構内には複数の留置線を持ち、夜間などを中心に車両が留置される他、保線用施設もある。
成田線はCTC線区であるが、当駅は運転取扱駅であり信号制御は信号扱所にて行っている。1 - 3番線は千葉方がカーブしているため、1番線は上下7両以上、2番線は下り9両以上、3番線は下り13両以上の列車は駅員による乗降終了合図が行われる。駅員はITVにて乗降状況を確認し、上り列車は手旗または合図灯にて、下り列車は閉扉時機合図器にて合図を出す。
コンコースは橋上となっており、成田山新勝寺側の東口と成田ニュータウン側の西口を連絡する自由通路がある。
直営駅であり、管理駅として本線久住駅・滑河駅・下総神崎駅、我孫子支線安食駅・下総松崎駅を管理している。また、当駅駅長は成田統括センターの所長も兼務している。駅舎内には、自動改札機、話せる指定席券売機、指定席券売機(初電 - 23時55分)が設置されている。
東口側の駅舎は1979年4月に完成したもので、デザインは成田山新勝寺に象徴される信仰の町と国際色豊かな新空港を踏まえて、社寺建築風の表現にモダンさを取り入れている。具体的には神社風の趣を出すために軒桁高を高く、屋根庇を大きく張出し緩やかなアールを持たせ、柱はエビ茶、壁には鉄砲狭間を思わせる縦長スリットを入れ白色とし、色調にコントラストを持たせたものとしている。当初建設時は、正月波動の著しさに合わせ波動用券売機、精算窓口、臨時集札口設備が設けられていた。
西口は、成田ニュータウンの造成や西口土地区画整理事業に合わせ自由通路設置の要望があり、1979年に出来た自由通路及び階段により出入り出来るようになった。自由通路工事までは取付道路も無い湿原地であったため、成田市が道路を先行して施工し、工事用道路として使用して工期内に施工が完了した[10]。西口1・2階部分は成田市営「JR成田駅西口駐輪場」(有料)となっており、1986年4月に完成した。西口へ繋がる自由通路の橋梁部分からは成田市が管理している。
2008年から2009年春にかけて駅構内の大規模リニューアルを行い、団体専用改札や自動券売機が数台撤去された一方で改札内外に冷暖房完備の待合室が設置された他、指定席券売機の設置やみどりの窓口・びゅうプラザの移設・一体化が実施された。なお、現在みどりの窓口・びゅうプラザは既に営業を終了している。
改札口から各ホームへは、階段、エスカレーター、エレベーターで連絡している。東口には階段は無いが、西口の場合階段があるため、エレベーターが設置されている。供用時間は6 - 22時であり、自転車・オートバイは不可。改札口は幅広の通路が1ヶ所あり、構内及び東口には多機能トイレも設置されている。なお、5・6番線ホーム南側のトイレは職員用である。
その他、改札外連絡通路にビューアルッテ(ATM)のほか、JR東日本クロスステーションが運営するNewDays(コンビニエンスストア)・いろり庵きらくそば(そば・うどん店)・TOKYO豚骨BASE MADE by 一風堂(ラーメン店)が、東口に成田駅前観光案内所、コインロッカー、公衆トイレが設置されている。
なお、Suica専用グリーン券券売機はホーム上には無く、改札内脇の自動精算機横に設置されている。
番線 | 路線 | 通称 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | ■ 成田線 | 本線 | 上り | 千葉・東京方面[11] | 一部は3・5番線 |
3 | 空港支線 | 成田空港方面[11] | 一部は1・5番線 | ||
5 | ■成田線 | 本線 | 下り | 銚子・鹿島神宮方面[11] | 一部は2・3番線 |
6 | 我孫子支線 | 我孫子・上野・品川方面[11] |
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 我孫子方面着発 | 佐原方面着発 | 成田空港方面着発 | 千葉方面着発 | 電留線着発 | 備考 |
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1 | 1 | 15両分 | 不可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 不可 | |
2 | 2 | 11両分 | 不可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 一部入出区可 | 上り主本線 |
3 | 3 | 15両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 一部入出区可 | |
4 | ホームなし | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 一部入出区可 | 下り主本線 | |
5 | 5 | 10両分 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | |
6 | 6 | 10両分 | 到着・出発可 | 不可 | 不可 | 到着・出発可 | 入出区可 | |
7 | ホームなし | 到着・出発可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 主に保守用車で使用 |
以前は東洋メディアリンクス製で統一されていたが、現在では1 - 3・5番線がスイッチ製、6番線が制作会社不明のものに変更されている。
1 | スイッチ製 | うなりくん なう![7] |
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2 | 窓の花飾り | |
3 | スイートコール | |
5 | フラワーショップ | |
6 | 制作会社不明 | 旅立ちB |
かつては地元の「桑原」が製造した駅弁が販売されていたが、2003年3月31日限りで構内営業から撤退した。店舗は3番線ホーム久住駅寄りにあった。
その後、土曜・休日や正月などに千葉駅で駅弁を販売している万葉軒が出張販売していたこともあったが、現在では駅弁販売は無い。
2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は14,859人である[JR 1]。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1990年(平成 | 2年)16,467 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)16,921 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)17,588 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)17,998 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)17,830 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)17,802 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)17,771 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)17,077 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 16,651 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 16,553 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]16,461 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]16,176 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]16,136 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]15,811 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]15,554 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]15,423 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]15,566 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]15,594 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]15,432 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]15,093 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]14,553 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]14,298 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]14,551 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]14,959 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]14,769 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]15,151 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]15,563 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]15,797 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]16,197 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]16,103 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]11,614 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]12,779 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]13,781 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]14,859 |
京成成田駅が隣接しており、成田山新勝寺表参道入口がある。また、駅前からの道を下ると成田市役所と国道51号へとつながっている。成田の旧市街地の玄関口となっている。2015年春には、成田市が駅前に整備したマンション、商業施設などが入る再開発ビル(スカイタウン成田)が完成、JR成田駅東口第二種市街地再開発事業は2016年3月に全て完了した[13]。
2016年9月に京成成田駅西口(中央口)と共に「参道口」に呼称が統一されることが決まった[14]。
成田ニュータウンが広がっており、計画的に区画整理された地域が広がる。成田の新しい市街地の玄関口となっている。1974年から国鉄成田駅西口区画整理事業により造成工事が行われ、1986年4月6日に現在の西口広場が完成し、開通式が行われ、駅からニュータウンへ大通りで結ばれた。
駅西口広場は、地形の高低差を活かして東口と結ぶ自由通路を4階の高さに、3階部分が駅前ロータリーを跨ぐ空中回廊を形成し、1階(地上)のバス停、タクシーターミナル、ロータリーの対岸へ横断歩道を渡ること無く移動出来るようになった。高低差のある西口側に、階段、エスカレーター、エレベーターが設置されている。西口と東口を自転車利用者が行き来する場合には、自転車に乗ったまま自由通路やエレベーターを走行すると歩行者と接触する危険があるため、一旦自転車を降り、押して歩く必要がある。朝夕ラッシュ時等混雑時は、駅から長い坂道の南周りで約2 km、急勾配の北回りで約1 kmと遠回りせざるを得ない。
東口、西口共にロータリーがあり、そこに千葉交通、JRバス関東、成田空港交通の路線バスが乗り入れている。JRバス関東の停留所名は単に「成田」である。
また、至近の京成成田駅停留所も利用可能。
成田駅再開発事業に伴い、2015年10月8日から以下の乗り場に変更となっている。
乗り場 | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
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1番線 | JRバス関東 | 多古本線:八日市場駅 / 成田空港貨物管理ビル | |
2番線 | |||
3番線 | 各ホテル | 空港近隣ホテル送迎バス | |
4番線 | |||
5番線 | 千葉交通・JRバス関東・成田空港交通 | 国際医療福祉大学成田病院線:国際医療福祉大学成田病院行 | |
6番線 | 千葉交通 | 日赤・ボンベルタ線:ボンベルタ 宗吾線:宗吾霊堂 |
乗り場 | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
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1番線 | 成田空港交通 | 深夜急行バス:成田空港第2ターミナル | |
ちばグリーンバス | 深夜急行バス:成田空港第2ターミナル行 | ||
千葉交通 | 吾妻線:成田湯川駅 / 成田北高校 | ||
2番線 | 中台線:成田湯川駅 / 成田北高校 | ||
3番線 | 加良部・橋賀台線:はなのき台 | ||
4番線 | 美郷台線:竜角寺台車庫 / 成田病院 / 大谷津球場前 |