ジャンル | 戦略シミュレーションゲーム |
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対応機種 | ファミリーコンピュータ |
開発元 | ケムコ |
発売元 | ケムコ |
音楽 | 増野宏之 |
美術 | すえだきみなり |
人数 | 1 - 2人(対戦プレイ) |
メディア | 2メガビットロムカセット[1] |
発売日 |
1988年4月28日 1989年6月 |
その他 |
型式: KSC-DF |
『戦車戦略 砂漠の狐』(せんしゃせんりゃく さばくのきつね)は、ケムコ(KEMCO)が1988年4月28日にファミリーコンピュータ用として発売した、第二次世界大戦(北アフリカ戦線)を題材としたウォー・シミュレーションゲームである。
北米では『Desert Commander』(デザート・コマンダー)のタイトルで発売されている。
プレイヤーは、ドイツアフリカ軍団の「砂漠の狐」と呼ばれたエルヴィン・ロンメル将軍になり、イギリス軍のCPUと戦う。各ユニットを動かしながら、司令部を倒した軍が勝つ。シナリオは5本(ロンメルの演習、勝利への道、トブルク攻防戦、激戦! トリポリ、北アフリカ戦線)存在し、難易度が少しずつ上がる。
ドイツ軍とイギリス軍に分かれて2人で対戦することもできるうえ、兵器ごとのユニット数を変更できるエディット機能もある。尚、両軍のユニット名称は「ヤセンホウ」「バクゲキキ」といった一般名称のみで、実際に使用された兵器の名称は登場しない。
安価なユニットを囮として司令部から離れたマップの端へと誘導する戦術が容易で、その間にほとんど戦わずして司令部を占領、勝つことができるという、ゲームシステム上の問題があった。
また発売時には、ゲーム中の「北アフリカ戦線」をクリアすると、ヒトラーからの感謝状というスタイルのクリア認定書とオリジナルテレカがもらえるというキャンペーン企画も行っていた。
評価 | ||||||||||
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ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計23点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、17.19点(満30点)となっている[1]。同誌1991年5月10日号特別付録の「ファミコンロムカセット オールカタログ」では、「初心者向け」と紹介されている[1]。
項目 | キャラクタ | 音楽 | 操作性 | 熱中度 | お買得度 | オリジナリティ | 総合 |
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得点 | 2.89 | 2.95 | 2.87 | 2.86 | 2.79 | 2.83 | 17.19 |