本名について:「削除の方針#ケース B-2:プライバシー問題に関して」により本人の公表意志の確認できる出典の提示なく記載しないで下さい。2019年5月9日現在、公表意志が確認できる出典はありません。 |
あらい ひろふみ 新井 浩文 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生年月日 | 1979年1月18日(45歳) | ||||||||||
出生地 | 日本・青森県[1]弘前市[2] | ||||||||||
国籍 | 韓国[3] | ||||||||||
身長 | 181 cm[4] | ||||||||||
血液型 | A型[4] | ||||||||||
職業 | 元俳優、元タレント | ||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 | ||||||||||
活動期間 | 2001年[4] - 2019年 | ||||||||||
事務所 | パパドゥ[5]→アノレ(2019年2月まで)[6] | ||||||||||
公式サイト | 公式サイト at the Wayback Machine (archived 2019-01-26) | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
映画 『青い春』 『ゲルマニウムの夜』 『松ヶ根乱射事件』 『ヘルタースケルター』 『アウトレイジ ビヨンド』 『永遠の0』 『百円の恋』 『寄生獣 完結編』 『バクマン。』 『銀魂』 『斉木楠雄のΨ難』 テレビドラマ 『ど根性ガエル』 『アイムホーム』 『下町ロケット』 『真田丸』 『毒島ゆり子のせきらら日記』 『拝啓、民泊様。』 『フランケンシュタインの恋』 『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』 | |||||||||||
|
新井 浩文(あらい ひろふみ、1979年1月18日[1] - )は、日本の元俳優、元タレント。
1979年、青森県[1]弘前市[2]に生まれる。在日朝鮮人三世だったが、2005年に朝鮮籍から韓国籍に変更した[3]。小学4年生の時から卓球を始め、高校時代は全国大会にも出場した[7]。青森県立弘前実業高等学校卒業[2]後の進路として日本映画学校への進学を希望していたが、遅刻が多かったので推薦できないと教師に言われたため断念した[8]。
漠然と「有名になりたい」という思いで、19歳のときに上京。上町の屋台で荒戸源次郎と知り合い[9]、大楠道代の付き人となる[2]。
2001年、映画『GO』でデビュー。2002年、映画『青い春』で映画初主演(松田龍平とのW主演)で情緒障害高校生の青木を演じる。同作の演技で高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞した。2005年に映画『ゲルマニウムの夜』で単独初主演を果たす。同作で初の濡れ場を演じている。2011年、ロシア映画『ヤクザガール』で日本国外の映画に初出演した。全国上映する前に第3回したまちコメディ映画祭in台東で日本初公開。
2012年、NHKドラマ『開拓者たち』で開拓移民の男性を好演し、一般に認知される[10]。同年、北野武監督映画の『アウトレイジ ビヨンド』に出演し、第22回東京スポーツ映画大賞男優賞受賞。2013年、THE SHAMPOO HATの『葛城事件』で舞台初出演[注 1][11]。強面で目が鋭い風貌から、デビュー以来犯罪者や不良役を多く演じてきたが[12]、一般層にも認知された2010年代半ばには刑事役、教師役、エンジニア役まで幅広く演じている[10]。
『特捜警察ジャンポリス』2016年2月26日での放送では「週刊少年ジャンプ」のファンと言い、同放送回では『ブラッククローバー』の作者・田畠裕基にインタビューを行い、その後、『ブラッククローバー』では新井をモチーフにしたキャラクター・ライア(白夜の魔眼の三魔眼の一人)が登場している[13]。なお、テレビアニメでは彼自身がライアの声優を務めている[14]。このほかのジャンプ作品の実写化作品にも出演しており、同年映画『バクマン。』、2016年に『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』(原作:『究極!!変態仮面』)、2017年に映画『銀魂』と『斉木楠雄のΨ難』に出演している。
2015年には、テレビドラマ『ど根性ガエル』にゴリライモ役で出演。劇中で歌った「ゴリラパンのうた」が反響を受け、視聴者プレゼントとしてシングルCD化された[15]。
2019年2月1日、2018年7月1日に世田谷区三軒茶屋の自宅マンションにて、紙パンツ1枚の状態でオイルマッサージを受けていた際[16][17]、施術していた派遣マッサージ店の女性従業員へ暴行を働いたとして、警視庁に強制性交の容疑で逮捕された[18]。これを受けて、所属事務所のアノレは2月5日付で新井との契約を解除した[6][19]。これにより新井は芸能界から事実上の追放となった。
2月21日、東京地方検察庁により強制性交罪で起訴される[20]。25日、弁護人が東京地裁に保釈を請求[21]。27日、東京地裁が保釈を認める決定をし、新井側は保釈保証金500万円を納付した[22]。東京地検がこれに対し決定を不服として準抗告したものの、東京地裁が棄却し、改めて保釈を認める決定を行ったため[23]、同日夜、勾留されていた警視庁本部から保釈された[24]。
新井は逮捕前までの出演作が130本近くあるなど多岐にわたり活躍していたことから[25]逮捕の影響は広範囲におよびNHKは新井が出演していた『真田丸』『トットてれび』などの配信を停止。BSフジで不定期に放送されているレギュラー番組『美しき酒呑みたち』が2018年10月21日の放送を最後に事実上の打ち切り、WOWOWも『ヒトリシズカ』などで同様の措置をとった[26]。また2019年6月に公開される予定だった映画『台風家族』について、配給元のキノフィルムズは公開延期を発表[27](のち、9月6日から26日まで、3週間限定で劇場公開[28])。同じく2019年公開予定だった映画『善悪の屑』については、配給元の日活が2月8日に公式サイト上で公開中止を正式に発表した[29][30]。また、ゲスト出演していた2018年のテレビドラマ『今日から俺は!!』第9話では、やべきょうすけを代役として撮り直し、DVD版およびHulu配信版(2019年3月1日以降)において映像が差し替えられることが発表された[31]。
テレビアニメ『ブラッククローバー』では新井自身がモデルのキャラクター・ライア役を演じていたが、第87話以降は森田成一に変更されている。
Netflix配信ドラマ『深夜食堂 −Tokyo Stories−』[32]を2019年10月にMBS等で放送する際、新井がゲスト出演する話のみ未放映とした[33][34]。
9月2日、東京地方裁判所で初公判が行われ、罪状認否に先立ち女性従業員への謝罪の言葉を述べた[35]。起訴内容について新井は、性交行為自体があったことは認めており[16]、その際に、①強制性交等罪の成立要件とされる「相手方の反抗を著しく困難にする程度の暴行」はなかった(この程度を満たす「暴行」が事実認定されなければ、刑事事件としては不可罰であり、新井の行為は民事上の不法行為責任の範囲で有責となる)、②相手方の合意があるものだと誤信していたため、犯罪の成立要件である「故意」はなかった、として2点を争点として争った[36]。なお、この新井側の認否の報道で、性交の事実を公判廷では「合意があると誤信していた」と供述している事実について、これを誤報し、あたかも「同意があった」旨の供述を新井がしたかのように示唆する歪曲報道がマスコミ各社から報じられており[37]、こうした印象操作による公正な裁判への実害を懸念して、担当の弁護士は、この報道の訂正を求めている[36]。
10月23日の公判で検察側は懲役5年を求刑[38]。新井は無罪を主張して結審した[38]。
12月2日、東京地方裁判所は、求刑通り懲役5年の実刑判決を言い渡した[39][40]。新井被告側は判決を不服として即日控訴し[41]、保証金750万円で再保釈が認められた[42]。
2020年10月12日、東京高等裁判所で控訴審初公判が開かれる[43]。弁護側は、罪の成立を認めた一審判決には事実誤認があるとして、改めて無罪を主張。また、新井と被害女性との間で和解が成立したことを明らかにした[44]。検察側は控訴棄却を求め、即日結審した[43]。11月17日、判決公判が開かれ、懲役5年とした1審判決を破棄し懲役4年の実刑とする判決が言い渡された[45][46]。検察、弁護側双方が期限の12月1日までに上告しなかったため[47]、12月2日付で二審判決が確定した[48]。
2024年7月下旬、すでに仮釈放されていることが報道された[49]。
Twitterやインタビューなどでの一人称は「うち」[50]。強面なイメージであるがトークは自然体で、かつ非常にファンサービスを大切にしており、SNS上でファンと気さくに交流し、ファンが地方での舞台あいさつを希望すると自ら映画会社に伝えたり、DVD購入者に新井自身が焼肉をおごる企画をするなどのエピソードがある[10]。
趣味はパチンコ、麻雀などといったギャンブルが好きである。[51]
年 | 賞 | 部門 | 作品 | 結果 |
---|---|---|---|---|
2003年 | 第17回高崎映画祭 | 最優秀新人男優賞 | 青い春 | 受賞 |
2012年 | 第22回東京スポーツ映画大賞 | 男優賞 | アウトレイジ ビヨンド | 受賞 |
2014年 | 第39回報知映画賞 | 助演男優賞 | 近キョリ恋愛 | ノミネート |
2015年 | 第40回報知映画賞 | 助演男優賞 | バクマン。、百円の恋 | ノミネート |
2015年 | 第39回日本アカデミー賞 | 優秀助演男優賞 | 百円の恋[95] | 受賞 |