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人物情報 | |
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生誕 |
1944年7月5日(80歳)![]() |
居住 |
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国籍 |
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出身校 | 九州大学 |
学問 | |
研究分野 |
化学 分子機械システムに関する研究 |
研究機関 |
九州大学 長崎大学 崇城大学 |
博士課程指導教員 | 国武豊喜 |
学位 | 博士 |
主な業績 | 世界初の分子機械システム。 |
主な受賞歴 |
日本化学会賞 東レ科学技術賞 クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞 瑞宝中綬章 文化功労者 |
新海 征治(しんかい せいじ、1944年7月5日 - )は、日本の化学者、工学博士。九州大学名誉教授。現九州大学高等研究院特別主幹教授、崇城大学教授、九州先端科学技術研究所所長。
専門は多岐に渡るが、分子認識メカニズムの解明と、それらの知見を応用した分子機械システムの構築などを行っている。Wiley社が発行する世界的に著名な化学雑誌であるAngewandte Chemie 誌のアドバイザリー・ボード(顧問委員会)の委員を2000年から2009年まで務めた。
科学系の技術情報を網羅するトムソン・ロイター社のトムソン・ロイター・サイエンテフィックが行うトムソン・ロイター引用栄誉賞をジョージ・ホワイトサイズ(ハーバード大学)、フレイザー・ストッダート(ノースウェスタン大学)らと共に2003年から3年連続で受賞。受賞理由は『ナノスケールの機械製造およびマイクロエレクトロニクスの大幅な発展を約束する、分子自己集合に関する先駆的研究』。同賞はノーベル賞受賞者の予測を兼ねており、新海は分子機械のパイオニアとしてたびたびノーベル化学賞候補として挙げられていたが、2016年に「分子マシンの設計と合成」の功績からジャン=ピエール・ソヴァージュ、フレイザー・ストッダート、ベルナルト・L・フェリンハの3名にノーベル化学賞が授与されることが決定し、新海の受賞は成らなかった。
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