日本女子サッカーリーグ | |
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加盟国 | 日本 |
大陸連盟 | AFC |
創立 | 1989年 |
開始年 | 1989年 |
参加クラブ | 24チーム(1部:12、2部:12) |
リーグレベル | 第2-3部 |
上位リーグ | 日本女子プロサッカーリーグ (WEリーグ) |
下位リーグ | 地域リーグ |
国内大会 | 皇后杯 JFA 全日本女子サッカー選手権大会 |
リーグカップ | なでしこリーグカップ |
最新優勝クラブ |
1部:ヴィアマテラス宮崎(1回目) 2部:岡山湯郷Belle(1回目) (2024) |
最多優勝クラブ | 日テレ・東京ヴェルディベレーザ(17回) |
公式サイト | 日本女子サッカーリーグ |
2024年の日本女子サッカーリーグ |
日本女子サッカーリーグ(にほんじょしサッカーリーグ、頭字語:JWFL[注 1])は、日本の女子サッカーリーグ。公益社団法人日本サッカー協会 (JFA) と、一般社団法人日本女子サッカーリーグが主催する。
1部および2部リーグの愛称はなでしこリーグ。
日本女子サッカーリーグは1989年に創設された女子の全国リーグで、日本女子アマチュアサッカーのトップリーグに位置している[2]。現在は2部制を導入しており、なでしこリーグ1部(12チーム)、なでしこリーグ2部(10チーム)によって構成されている[3][4]。2020年までは1部10チーム、2部10チーム、チャレンジ12チームの3部制だった。
加盟チームは日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)傘下のクラブチーム、実業団チーム、市民クラブ(NPO法人、株式会社等)、学校法人等様々な形態をとっている。
2020年まで選手は、1部、2部のなでしこリーグは社会人・大学生が主体だが、3部リーグのチャレンジリーグのチームの中には中学生・高校生が中心のチームもある。また男子のトップリーグであるJリーグが、ほぼプロ選手で構成されているのに対し、日本女子サッカーリーグは選手の多くがアマチュアである[5]。
リーグの呼称は第6回大会の前期まで略称「JLSL」、同大会後期から2005年シーズンまでは略称「L・リーグ」が使用された[2]。
2004年に愛称が「なでしこリーグ」に決定した[2][6]。L・リーグの名称は、規約上は残っているため、文書などでは見られることもある。
2010年、なでしこリーグ改革により1部リーグを10チームからなる「なでしこリーグ」、残りのチームは新規参入チームとともに「チャレンジリーグ」に再編された。
2015年、なでしこリーグを2部制に改編、すべてのチームがトップリーグを目指す編成に再編。高校女子チームなどトップリーグを目指す代わりに強化目的のため参加する場合は、3部の「チャレンジリーグ」までとする。
2021年、プロリーグである日本女子プロサッカーリーグ(リーグ名称:WEリーグ)が発足し、なでしこリーグを2部制に再編した[7]。
なでしこリーグ1部2024に参加するチームは以下の通り。
チーム名 | 所在地 | 選手 | ||||
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都市 | 位置 | プロ / 社会人 | 高校生 | 中学生 | ||
大学生 | ||||||
バニーズ群馬FCホワイトスター | 群馬県前橋市 | ◎ | △ | 下部 | 下部 | |
オルカ鴨川FC | 千葉県鴨川市 | ◎ | △ | 下部 | 下部 | |
スフィーダ世田谷FC | 東京都世田谷区 | 北緯35度38分11.3秒 東経139度36分26.1秒 | ◎ | ◎ | 下部 | 下部 |
日体大SMG横浜 | 神奈川県横浜市 | 北緯35度33分37.3秒 東経139度29分55秒 | ◎ | ◎ | 下部 | 下部 |
ニッパツ横浜FCシーガルズ | 神奈川県横浜市 | ◎ | △ | 下部 | 下部 | |
静岡SSUボニータ | 静岡県磐田市 | 北緯34度41分51.9秒 東経137度51分34.7秒 | △ | ◎ | 下部 | 下部 |
朝日インテック・ラブリッジ名古屋 | 愛知県名古屋市 | ◎ | △ | 下部 | 下部 | |
伊賀FCくノ一三重 | 三重県伊賀市 | 北緯34度47分24.4秒 東経136度8分44.4秒 | ◎ | △ | 下部 | 下部 |
スペランツァ大阪 | 大阪府高槻市 | 北緯34度51分5.2秒 東経135度37分8.9秒 | ◎ | △ | 下部 | 下部 |
ASハリマアルビオン | 兵庫県姫路市 | 北緯34度50分7.0秒 東経134度40分12.6秒 | ◎ | △ | 下部 | 下部 |
愛媛FCレディース | 愛媛県松山市 | 北緯33度49分23.5秒 東経132度47分34.7秒 | ◎ | ◎ | 下部 | 下部 |
ヴィアマテラス宮崎 | 宮崎県児湯郡新富町 | 北緯32度04分23.26秒 東経131度29分30.62秒 |
なでしこリーグ2部2024に参加するチームは以下の通り。
チーム名 | 所在地 | 選手 | ||||
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都市 | 位置 | プロ / 社会人 | 高校生 | 中学生 | ||
大学生 | ||||||
JFAアカデミー福島 | 福島県楢葉町 | 北緯35度14分16.3秒 東経138度55分36.9秒 | - | - | ◎ | ◎ |
つくばFCレディース | 茨城県つくば市 | 北緯36度9分41.4秒 東経140度4分16.02秒 | ◎ | - | 下部 | 下部 |
大和シルフィード | 神奈川県大和市 | 北緯35度28分28秒 東経139度27分29.2秒 | ◎ | - | 下部 | 下部 |
SEISA OSAレイア湘南FC | 神奈川県中郡大磯町 | 北緯35度18分57.4秒 東経139度17分15秒 | ||||
FCふじざくら山梨 | 山梨県南都留郡鳴沢村 | 北緯36度06分14.56秒 東経140度05分07.44秒 | ||||
ヴィアティン三重レディース | 三重県桑名市 | |||||
ディオッサ出雲FC | 島根県出雲市 | |||||
岡山湯郷Belle | 岡山県美作市 | 北緯35度0分9.2秒 東経134度8分1.7秒 | ◎ | △ | 下部 | 下部 |
吉備国際大学Charme岡山高梁 | 岡山県高梁市 | 北緯34度47分50秒 東経133度37分25.5秒 | △ | ◎ | 下部 | 下部 |
ディアヴォロッソ広島 | 広島県安芸郡熊野町 | |||||
FC今治レディース | 愛媛県今治市 | ◎ | ◎ | 下部 | 下部 | |
福岡J・アンクラス | 福岡県福岡市 | ◎ | △ | 下部 | 下部 |
(2021年度[4] なでしこリーグ1部2部)
1960年代から70年代にかけて日本ではサッカー競技を行う女性が少しずつ見られはじめ、やがて全国各地でチームが結成されるようになると、地域ごとの小規模なリーグによる試合が展開された。
それにより1980年から全日本女子サッカー選手権大会が開催されるようになった。
1991年に行われるFIFA女子ワールドカップの新設と、1990年に行われる第11回アジア競技大会で女子サッカーが正式種目になることを受け、代表チームの強化を視野に入れた全国リーグ「日本女子サッカーリーグ」が1989年に創設された[2]。当時の男子サッカー全国リーグの「日本サッカーリーグ」の略称「JSL」に倣って「JLSL」という略称もつけられた。
1991年の第3回大会からJLSLは10チームに拡大。つづく第4回(1992年)には下部リーグ「JLSLチャレンジリーグ」も設けられ、JLSLの最下位チームと入れ替え戦を行うようになった。
1994年には、前年にプロ化した男子リーグが「Jリーグ」という略称を制定して人気を博したことなどにより、9月8日に略称「L・リーグ」を発表。後期日程の始まる10月から使用された。つづいて9月28日にはL・リーグ公式テーマソング「WE ARE THE WINNERS」が発表され、翌年には各チームのイメージソングも続々と作られた。
このころにはほとんどのチームが専用のグラウンドを持ち、クラブハウスを持つチームも誕生。プロ契約選手も登場し、世界中からも多くの外国人選手の集まる「世界最高の女子リーグ」と呼ばれていた。
アトランタオリンピック(1996年)で日本女子代表が3戦全敗したことが影響し、観客が激減。さらにシドニーオリンピックへの出場権を逃したことや、バブル経済の崩壊から企業をバックにもつチームの相次ぐ解散や地域クラブ化、またプロ契約選手や外国人選手が次々と契約解除にあうなどがおこる。
1998年のシーズン中にフジタサッカークラブ・マーキュリー、日興證券ドリームレディースが続けて廃部を発表。リーグ終了後の理事会では翌シーズンから各チームに求めていた運営分担金を3分の1に減らし外国人選手(日本に帰化した選手は除く 2000年に再開されたが、当初は外国人の登録がなかった)を登録しないことなどを決め、規模を縮小して8チームで行うことを決めたが、1999年1月の全日本女子サッカー選手権大会終了後には鈴与清水FCラブリーレディースとシロキFCセレーナが相次いで脱退を表明。リーグ衰退の危機に直面することになった。
そのため1999年からはチャレンジマッチ(←チャレンジリーグ)を廃止し、浦和レイナスFCの新規参入と、試験的にではあるが大学リーグから日本体育大学女子サッカー部を受け入れを行いチーム数を揃えることとした。しかしその年のシーズン後、日本体育大学女子サッカー部は有力選手が卒業するなど毎年平均した戦力が整わない事によるレベルの違いなどを理由にわずか1年で撤退し、またOKI FC Windsの解散、プリマハム、松下電器のチームスポンサーから撤退によるクラブチーム化(伊賀フットボールクラブくノ一、スペランツァF.C.高槻)、そしてメインスポンサー(旭国際開発)撤退による宝塚バニーズレディースサッカークラブの市民チーム化があり、企業の撤退によるチーム基盤の弱体化からリーグ全体のレベル低下を招くこととなった。
2000年からL・リーグは、経費節減などを目的に東西の地域別に分けた「一次リーグ」と、その成績により上位リーグと下位リーグに分けた「決勝リーグ」を行い、試合観戦を無料とした。これは有料開催にすると会場により基本料金が無料開催の2ないし5倍と大幅に上がる上、その収益に応じて会場使用料をさらに追加することになるため、たとえ1000円という比較的安価な入場料ではあっても徴収するとかえって経費が掛かるということを鑑みた。
しかし「サッカーをすること」そして「日本女子代表になること」を目的とする選手を中心に構成された従来から所属の「セミプロクラブ」や「実業団チーム」と、「サッカーを楽しむ」ことを目的とする「市民クラブチーム」との対戦とが一次リーグでは生じ、レベルや意識の違いから対戦の際にさまざまな弊害が指摘された。また経費節減を優先するあまり、2003年度まではJリーグ・東京ヴェルディ1969の練習場である稲城市のヴェルディグラウンドなど、スタンドや得点表示のない会場での試合がいくつか見られた。
だが2003年に行われた第4回女子ワールドカップにより女子サッカーに対する関心が再び高まり、10月23日にはJリーグ・東京ヴェルディ1969対清水エスパルスの後座試合として、日テレ・ベレーザ対宝塚バニーズの試合がL・リーグとしては初めての国立霞ヶ丘競技場陸上競技場において開催されるなど、少しずつ人気回復への策が取られるようになっていった。
2004年からは上位と下位の各8チームずつの二部制に移行。L1の最下位とL2の1位チームが自動入れ替えとなった。ただしL2リーグについては2004年は6チーム、2005年は7チームの参加だった。
6月に開幕したこのシーズンは日本サッカー協会の掲げる「キャプテンズ・ミッション」に「女子サッカーの活性化」が盛り込まれたことなどにより、すべてスタンドのある会場で実施された。経費節減の関係から電光掲示板を使用しなかったり選手名の表示がなかったりではあったが、4月に行われたアテネオリンピック・アジア予選により女子サッカーに注目が集まったこともあって、以前に比べて多くの観客が訪れるようになった。とくにオリンピック中断前では最後の試合となる7月25日の日テレ・ベレーザ対TASAKIペルーレFC戦(稲城中央公園総合グラウンド)では女子サッカーでは異例の2500人もの観客を集めた。
オリンピック本戦では「なでしこジャパン」という愛称を与えられたサッカー日本女子代表がベスト8の成績を収めて女子サッカーへの注目が集まったため、9月には新たに「なでしこリーグ」という愛称が採用された。これは、これからの世界規模の大会でのなでしこジャパンの躍進をL・リーグから作ろうという趣旨が込められ、これはまた「なでしこ」を日本女子サッカーのブランドとすることによりリーグへの注目を高めるという狙いもあるといわれている。
この年のリーグ戦はさいたまレイナスFCが初優勝を飾った。
翌2005年は兵庫県神戸市を本拠地とするINACレオネッサが4月からL2に加盟。L1・L2ともに3回戦での総当たり(リーグ)戦を行った。リーグ開幕の直前には男子の富士ゼロックス・スーパーカップに相当するなでしこスーパーカップが新設され、L・リーグチャンピオンが全日本女子サッカー選手権大会の優勝チームと対戦。日テレ・ベレーザが浦和レッズレディースを破って初代女王となった。
また6月26日には日テレ・ベレーザ対浦和レッズレディース戦(ひたちなか市総合運動公園陸上競技場)が試験的に「有料試合」(小学生以上・前売り700円、当日800円)で行われ観客1095人が訪れた。
2006年、日本女子サッカーリーグはブライダル産業やレストランなどを展開するモック(moc)を協賛スポンサーに迎え、「mocなでしこリーグ」としてスタートすることになった。
また福岡県春日市を本拠地とする福岡女学院フットボールクラブのトップチームが福岡J・アンクラスとしてディビジョン2に加盟し、宝塚バニーズは本拠地を京都府に移して「バニーズ京都サッカークラブ」となった。
ディビジョン1の優勝チームにはモック(moc)のグループ会社であるアイプリモから1億円のティアラが贈呈されることとなり、なでしこリーグオールスターで初披露ののち、公募により「アイプリモ なでしこクイーンズ ティアラ」と名づけられ、日テレ・ベレーザが初代授与チームとなった。
2007年は序盤にTASAKIペルーレFCが無敗で独走しかけたが、後半にベレーザの追い上げにあい、勝ち点8差を逆転されてベレーザが3連覇を達成した。
2008年開幕前にモック(moc)のリーグスポンサー撤退が発表された。3年契約の予定を、スポンサーの都合により2年で撤退したことから「なでしこスーパーカップ」が中止になる等、一時的に「メインスポンサー無し」による影響がでたが、開幕直前に株式会社プレナス(plenus)と3年間のトップ・パートナー契約を結び、リーグ名称を「plenusなでしこリーグ」とすることになり、オールスターも開催が決定した。
また、鹿児島県鹿児島市を本拠地とする鹿児島鴨池フットボールクラブアサヒナがディビジョン2に準加盟し、全17チームで運営されることになった。
2009年はTASAKIペルーレFCの休部による退会とジュ ブリーレ 鹿児島(鹿児島鴨池フットボールクラブアサヒナ改め)の正式加盟により全16チームで運営されることになった。
浦和レッドダイヤモンズ・レディースが日テレ・ベレーザに勝ち点11の差をつけて移管後では初、さいたまレイナスFC時代を含めると2回目の優勝を遂げた。
リーグ戦終了後に行われた入れ替え戦で福岡J・アンクラスがスペランツァF.C.高槻を破り、2010年から再編される新たな「なでしこリーグ」に参加する10チームが決定した。
2010年、10チームからなる全国リーグの「プレナス なでしこリーグ」(1部リーグ)、東西各6チームからなる東日本・西日本地域の「プレナス チャレンジリーグ EAST/WEST」(2部リーグ)にリーグ再編された。またこれまで2部リーグは全ての参加チームの中で上位に入ったチームに1部の下位との入れ替え戦出場権を与えたが、2010年度からJリーグの方式に倣って「なでしこリーグ準加盟制度」を開始。なでしこリーグ(1部)昇格の権利はチャレンジリーグ(2部)所属の準加盟チーム限定となった。
また、2009年より大韓民国において女子サッカーリーグ「WKリーグ」が発足されたのに伴い、日韓リーグ優勝クラブによる対抗戦「日韓女子リーグチャンピオンシップ」が創設された。
サッカー日本女子代表が2011年のFIFA女子ワールドカップで優勝を果たすと、この影響はなでしこリーグにも影響を及ぼし、1万人を超える観客が詰め掛けた試合もあった[11]。
大会後、三井住友カードとトヨタ自動車がオフィシャルスポンサーになった。このうちトヨタは全国の営業所の協力を得る[12]。2012年からはコナミデジタルエンタテインメントおよび全国ファインスチール流通協議会(トタン板の流通に関する団体)、(株)ドール(バナナ販売・栽培)もオフィシャルスポンサー、またナックの家庭用ミネラルウオーター「クリクラ」がカップ戦協賛社となった。
2013年2月21日、国連難民高等弁務官事務所の日本の窓口、国連UNHCR協会とパートナーシップを締結したと発表した[13]。
2014年、なでしこリーグの試合方式が変更され、10チーム2回総当たりの予選リーグ「レギュラーシーズン」と、レギュラーシーズンの成績を参考として上位6チームと下位4チームによる順位決定リーグ「エキサイティングシリーズ」の2本立てで行われ、年間優勝はエキサイティングシリーズ上位リーグの1位クラブに与えられる方式を採用。なでしこリーグカップが廃止となった。
2014年3月、日本女子サッカーリーグは2014年から3年間の計画でクラブ運営や選手のプレー環境向上を目指す構想を始めることにし、その一環として、現在の1部(なでしこリーグ):10・2部(チャレンジリーグ):16を見直して、2015年から、新1部:10・新2部:10・新3部(チャレンジリーグ):最大12に再編をする[14]。
このうち1部リーグは、Jリーグクラブライセンス制度を参考に「サッカーに専念できる選手を最低3人以上保有する」[15]「15歳以下のアカデミーチームを保有する」[16] などを義務付けるとしている。
また2部リーグについては、1部リーグの昇格を念頭に置いて参加するチームのみで構成するとともに、大学・高校などの強化目的で参加していたチームについては、原則としてチャレンジリーグ(3部)への参加とする[14]。
2016年シーズンは3季ぶりになでしこリーグカップが復活した[17][18]。
2019年7月、日本サッカー協会の理事会において「なでしこジャパン」の強化などを目的として女子プロリーグ発足に向けた設立準備室を新設することになった。2020年東京オリンピック後の2021年スタートを目指している。新プロリーグは、「なでしこジャパン」の強化や女子サッカーの普及を担うだけでなく、女性の社会進出やスポーツ環境における男女平等の実現も理念としている。なお、なでしこリーグはアマチュアリーグとして存続させるという。
2020年6月3日、日本サッカー協会はオンライン記者発表会を開催し、2021年秋に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグの名称「WEリーグ」(うぃーりーぐ、Women Empowerment League、WE LEAGUE)とロゴ(.WE LEAGUE)、リーグの理念、ビジョン、大会方式を発表した[20]。
その後これを受け、2021年の日本女子サッカーリーグは、なでしこリーグ1部・2部の二部編成(1部12チーム、2部8チーム)とすることが2020年12月21日に発表された[21]。
チーム名 | 回数 | 優勝年度 |
---|---|---|
日テレ・東京ヴェルディベレーザ | 17 | 1990, 1991, 1992, 1993, 2000, 2001, 2002, 2005, 2006, 2007, 2008, 2010, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019 |
浦和レッズレディース | 4 | 2004, 2009, 2014, 2020 |
伊賀FCくノ一三重 | 3 | 1995, 1999, 2021 |
日興證券ドリームレディース | 3 | 1996, 1997, 1998 |
INAC神戸レオネッサ | 3 | 2011, 2012, 2013 |
鈴与清水FCラブリーレディース | 1 | 1989 |
スペランツァFC大阪高槻 | 1 | 1994 |
TASAKIペルーレFC | 1 | 2003 |
スフィーダ世田谷FC | 1 | 2022 |
オルカ鴨川FC | 1 | 2023 |
ヴィアマテラス宮崎 | 1 | 2024 |
年度 | リーグへの加盟 | リーグからの降格 | リーグからの脱退 |
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1989 | 読売サッカークラブ女子・ベレーザ 新光精工FCクレール 日産FCレディース 清水FCレディース プリマハムFCくノ一 田崎真珠神戸レディース |
- | - |
1990 | 日興證券ドリームレディース フジタ天台SCマーキュリー 松下電器レディースサッカークラブ・バンビーナ 旭国際バニーズ |
- | - |
1991 | - | - | - |
1992 | シロキFCセレーナ | 田崎神戸レディース | - |
1993 | 浦和本太レディースFC | - | 日産FCレディース |
1994 | 田崎ペルーレFC | 浦和レディースFC | - |
1995 | OKIレディーサンダース | - | TOKYO SHiDAX LSC |
1996 | - | - | - |
1997 | - | - | - |
1998 | 浦和レイナス 日本体育大学女子サッカー部 |
- | 日興證券ドリームレディース フジタサッカークラブ・マーキュリー 鈴与清水FCラブリーレディース シロキFCセレーナ |
1999 | ジェフユナイテッド市原レディース YKK東北女子サッカー部フラッパーズ ルネサンス熊本フットボールクラブ |
- | OKI FC Winds 日本体育大学女子サッカー部 |
2000 | 清水第八スポーツクラブ | - | - |
2001 | ASエルフェン狭山FC | - | - |
2002 | 大原学園JaSRA女子サッカークラブ 岡山湯郷Belle |
- | - |
年度 | 2部→1部昇格 | 1部→2部降格 | 地域→2部昇格 | 2部→地域降格 | リーグからの脱退 |
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2003 | - | [* 1] 岡山湯郷Belle ASエルフェン狭山FC 清水第八スポーツクラブ ジェフユナイテッド市原レディース ルネサンス熊本フットボールクラブ |
アルビレックス新潟レディース | - | - |
2004 | 岡山湯郷Belle | 大原学園JaSRA女子サッカークラブ | INACレオネッサ | - | - |
2005 | INACレオネッサ | 宝塚バニーズ | 福岡J・アンクラス | - | - |
2006 | アルビレックス新潟レディース 大原学園JaSRA女子サッカークラブ |
東京電力女子サッカー部マリーゼ スペランツァF.C.高槻 |
- | - | - |
2007 | 東京電力女子サッカー部マリーゼ | 大原学園JaSRA女子サッカークラブ | 鹿児島鴨池フットボールクラブアサヒナ | - | - |
2008 | ジェフユナイテッド市原・千葉レディース スペランツァF.C.高槻 |
伊賀フットボールクラブくノ一 | - | - | TASAKIペルーレFC |
2009 | ASエルフェン狭山FC 伊賀フットボールクラブくノ一 福岡J・アンクラス |
スペランツァF.C.高槻 | 日本体育大学学友会女子サッカー部 JFAアカデミー福島 静岡産業大学女子サッカー部 常盤木学園高等学校 FOOTBALL CLUB AGUILAS ASC Adooma |
- | - |
2010 | - | - | 吉備国際大学 スフィーダ世田谷FC |
清水第八プレアデス ルネサンス熊本フットボールクラブ |
- |
2011 | スペランツァF.C.高槻 | ベガルタ仙台レディース (東京電力女子サッカー部マリーゼ)[* 2] |
JAPANサッカーカレッジレディース 愛媛FCレディース |
ノルディーア北海道 | アギラス神戸 |
2012 | ベガルタ仙台レディース FC高梁吉備国際大学Charme |
ASエルフェン狭山FC 福岡J・アンクラス |
清水第八プレアデス セレッソ大阪レディース HOYOスカラブFC ノジマステラ神奈川 |
- | - |
2013 | ASエルフェン狭山FC | スペランツァFC大阪高槻 | ASハリマ アルビオン アンジュヴィオレ広島 |
ジュ ブリーレ 鹿児島 | HOYOスカラブFC |
年度 | 2部→1部昇格 | 1部→2部降格 | 3部→2部昇格 | 2部→3部降格 | 地域→3部昇格 | 3部→地域降格 | リーグからの脱退 |
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2014 | スペランツァFC大阪高槻 | FC吉備国際大学Charme | - | [* 3] JFAアカデミー福島 常盤木学園高等学校サッカー部 静岡SSUアスレジーナ セレッソ大阪堺レディース バニーズ京都SC |
ノルディーア北海道 つくばFCレディース 横浜FCシーガルズ 大和シルフィード 新潟医療福祉大学女子サッカー部 NGU名古屋FCレディース 益城ルネサンス熊本フットボールクラブ |
[* 4] 清水第八プレアデス |
- |
2015 | AC長野パルセイロ・レディース | ASエルフェン埼玉 | セレッソ大阪堺レディース 横浜FCシーガルズ |
福岡J・アンクラス JAPANサッカーカレッジレディース |
オルカ鴨川FC | 益城ルネサンス熊本FC | - |
2016 | ノジマステラ神奈川相模原 ちふれASエルフェン埼玉 |
コノミヤ・スペランツァ大阪高槻 岡山湯郷Belle |
オルカ鴨川FC | アンジュヴィオレ広島 | FC十文字VENTUS | JAPANサッカーカレッジレディース | - |
2017 | 日体大 FIELDS 横浜 セレッソ大阪堺レディース |
ちふれASエルフェン埼玉 伊賀フットボールクラブくノ一 |
静岡産業大学磐田ボニータ バニーズ京都SC |
FC吉備国際大学Charme コノミヤ・スペランツァ大阪高槻 |
セレッソ大阪堺ガールズ | - | 福岡J・アンクラス |
2018 | 伊賀フットボールクラブくノ一 | セレッソ大阪堺レディース | 大和シルフィード | 岡山湯郷Belle | - | - | - |
2019 | 愛媛FCレディース セレッソ大阪堺レディース |
AC長野パルセイロ・レディース 日体大FIELDS横浜 |
FC十文字VENTUS | 静岡産業大学磐田ボニータ | 福岡J・アンクラス | 常盤木学園高等学校 | - |
年度 | WEリーグ参入 | 2部→1部昇格 | 1部→2部降格 | 地域→2部昇格 | 2部→地域降格 | リーグからの脱退 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020 | [* 5] 浦和レッズレディース INAC神戸レオネッサ 日テレ・東京ヴェルディベレーザ アルビレックス新潟レディース ジェフユナイテッド市原・千葉レディース マイナビベガルタ仙台レディース ノジマステラ神奈川相模原 ちふれASエルフェン埼玉 AC長野パルセイロ・レディース FC十文字VENTUS |
[* 6] スフィーダ世田谷FC オルカ鴨川FC ニッパツ横浜FCシーガルズ ASハリマ アルビオン 大和シルフィード 日体大 FIELDS 横浜 アンジュヴィオレ広島 スペランツァFC大阪高槻 NGUラブリッジ名古屋 |
- | [* 7] JFAアカデミー福島 静岡SSUアスレジーナ 福岡J・アンクラス ノルディーア北海道 つくばFCレディース 岡山湯郷Belle 吉備国際大学Charme岡山高梁 群馬FCホワイトスター |
- | セレッソ大阪堺ガールズ 新潟医療福祉大学女子サッカー部 |
2021 | - | バニーズ群馬FCホワイトスター | 大和シルフィード | ディアヴォロッソ広島 ヴィアティン三重レディース |
- | - |
2022 | - | 静岡SSUボニータ 大和シルフィード |
- | FCふじざくら山梨 ヴィアマテラス宮崎 |
- | アンジュヴィオレ広島[8] |
2023 | セレッソ大阪堺レディース | ヴィアマテラス宮崎 | 大和シルフィード | SEISA OSAレイア湘南FC FC今治レディース ディオッサ出雲FC |
ノルディーア北海道 |
名称 (年度) |
参加チーム数 | 開催方式 |
---|---|---|
第1回 |
6 | 6チームの2回総当り。80分(40分ハーフ)の成績のみで、勝ったチームに勝ち点2、引き分けは1点、負け0点。勝ち点が同じ場合は得失点差(当時の呼び名は「ゴールディファレンス」)→総得点(いずれも多い方)→総失点(少ない方)→直接対決の成績→順位決定戦(必要と認めた場合のみ。行わない時は抽選)の順(以下同じ)で決定。 |
第2回 |
総当り回数が3回に変更された以外は第1回と同じ。 | |
第3回 |
10 | 4チーム増加して10チームによる2回戦総当りに。外国籍選手について「登録4名、ベンチ入り3名」と規定。そのほかは1回と同じ。 |
第4回 |
シーズン後半にはL・リーグに参加を希望するチームを対象とした「JLSLチャレンジリーグ」が開催され、同大会の優勝チームとL・リーグの年間最下位のチームがホーム・アンド・アウェーの2回制(成績はまず2試合の総得点を優先)による入れ替え戦を行った。 | |
第5回 |
Jリーグと同じようにVゴール延長方式→PK戦の完全決着方式を実施。 また、年間2回総当りを1回ずつ前・後期に区切って開催し、それぞれのステージの1位チームが年度優勝をかけて1試合による決勝戦(チャンピオンシップ)を行った。(同一チーム優勝の場合はそのチームが年度優勝となり決定戦を行わない)3位以下の順位は勝ち星数を最優先とし、同数の場合は80分(第7回からは90分)の勝ち星の多いチームが上位に。以下、得失点差など上記レギュレーションにより決定した。 通常の試合時間は第6回(1994年)までは80分だったが、第7回(1995年)から男子と同様の90分(45分ハーフ)に変更された。 「JLSLチャレンジリーグ」との入れ替え戦も引き続き制定されたが、JLSL(L・リーグ)所属チームの脱退により実施されない年もあった。 | |
第6回 | ||
第7回 | ||
第8回 | ||
第9回 | ||
第10回 | ||
第11回 |
8 | 年間2回総当りを1回ずつ前・後期に区切って開催し、各ステージ1位チーム同士で1試合による決勝戦を行った。 Vゴール延長戦が廃止され、90分制、勝ち点制(勝ち3、引き分け1、負け0)が復活。勝ち点が同じ場合のレギュレーションは上記に同じ。 |
第12回 |
9 (東4/西5) |
前期は東西2ブロックによる2回総当り(参加チーム数は各年度により異なる)の地域リーグを行い、その成績により上位2チームずつの4チームが後期・上位リーグ(2回総当り)へ、それ以外は後期・下位リーグ(1回総当り)に回る。 勝ち点、順位の決定方法は第11回大会に同じ。 |
第13回 |
10 (東5/西5) | |
第14回 |
11 (東6/西5) |
FIFAワールドカップ開催の影響を受け、前期リーグを短縮(東西2ブロックの1回総当り)。後期以降の方式は第11~13回大会に同じ。 |
第15回 |
13 (東7/西6) |
前期は第11〜13回と同じく東西2ブロックによる2回総当りの地域リーグ戦を行い、各ブロック上位3チームずつが後期・上位リーグ(2回総当り)に進出するとともに、2004年度の第16回大会でのL1リーグ(1部)参入が自動的に決定する。 それ以外の7チームは後期・下位リーグ(1回総当り)に回り、5位以下は自動的にL2リーグ(2部)参入。上位4チームで更に1回総当りによる「2004 L1参入チーム決定戦」を行い、上位2チームがL1リーグ、下位2チームがL2リーグへそれぞれ回る。 |
2004 |
L1:8 |
完全1・2部制を実施し、L1リーグは8チーム2回総当り、L2リーグは6チーム3回総当りの成績(勝ち点などのレギュレーションは第11〜15回に同じ)で順位を決定し、L1の8位とL2の1位チームが翌年度自動入れ替えとなる。 |
2005 |
L1:8 |
L1は8チーム、L2は7チームのいずれも3回総当り(勝ち点等のレギュレーション、入れ替え方式は前回と同じ)とする。 |
2006 |
D1:8 |
ディビジョン1(L1改め)は2段階方式を採用。 (予選リーグ) 2回戦総当りのリーグ戦 (決勝リーグ) 上位4チームによる上位リーグと残り4チームによる下位リーグを各々行う(1回総当り。勝ち点、得点失点等は予選リーグとの合算)。 ディビジョン2(L2改め)は1チーム増の8チームによる3回戦総当りのリーグ戦。 ディビジョン1の最下位とディビジョン2の1位チームは自動入れ替え。ディビジョン1の7位とディビジョン2の2位で入れ替え戦を実施する。 |
2007 |
ディビジョン1、ディビジョン2とも8チームによる3回戦総当りとする。 入れ替え方式は前回と同じ。 | |
2008 |
D1:8 |
ディビジョン1は8チームによる3回戦総当りを、ディビジョン2は9チーム(うち1チームは準加盟)による2回戦総当りを行なう。 入れ替え方式は当初、前回と同じ予定だったが、当シーズン限りで1チームの退会が決まったため、ディビジョン1最下位チーム(退会チームを除く)が自動降格からディビジョン2の2位との入れ替え戦実施に変更。ディビジョン2の1位は自動昇格。 |
2009 |
D1:8 |
ディビジョン1、ディビジョン2とも8チームによる3回戦総当りとする。 ディビジョン1の最下位とディビジョン2の3位チームで入れ替え戦を実施する。ディビジョン2の1位と2位は自動昇格。 |
2010 |
なでしこ:10 |
なでしこリーグは10チームの2回戦総当たり、チャレンジリーグは東西それぞれ6チームの3回戦総当たりを行う。 入れ替え方式は、なでしこリーグの10位チームと「なでしこリーグ&チャレンジリーグ入替戦出場チーム決定戦」1位チームによる入替戦を行う(ホーム・アンド・アウェーの2試合)。 (※)「入替戦出場チーム決定戦」に出場できるのは「なでしこリーグ準加盟チーム」のみで、チャレンジリーグ東西各地区の(準加盟)上位2チーム(計4チーム)が出場する。ただし、各々地区でリーグ順位が最下位となった(準加盟)チームは下位の入替戦(チャレンジリーグ&地域リーグ)へ回る事とし、上記「決定戦」への出場資格を失う。 |
2011 |
なでしこ:9 |
基本は2010年に同じだが、なでしこリーグ・東京電力マリーゼが震災と原発事故の影響で参加辞退となったため、本年度は9チームで実施。 入れ替え戦の仕組みが一部変更され、チャレンジリーグからなでしこリーグに昇格できる権利は「準加盟」のみであることは従来通りだが、チャレンジリーグの東西各地区の上位2位までに入り、かつ準加盟チームの最高位(両地区1チームずつ)同士による「入れ替え戦出場チーム決定戦」に勝利することが必要。ただし地区2位以上に入った準加盟チームが東西どちらかのみの場合は、その最高位チームが自動的に入れ替え戦に出場。両地区とも2位以上に準加盟チームが入らなかった場合は入れ替えを行わない。 |
2012 |
なでしこ:10 |
なでしこリーグは2010年の方式に同じでチーム数が10チームに戻る。チャレンジリーグはチーム数12は従来に同じであるが、これまでの東西2つのグループ戦による形式をやめて1リーグ制とし、12チームによる2回総当りとする[23]。また、2013年度からチャレンジリーグのチーム数を16に増やすことになり、「チャレンジリーグ入れ替え戦予備戦」出場チームから上位4チームが自動昇格(4チーム以下の場合予備戦無し)、5チーム以上あった場合、5・6位のチームとチャレンジリーグの11・12位チームが入れ替え戦を行う[24]。 |
2013 |
なでしこ:10 |
なでしこリーグは昨年と同じく10チームによる2回戦総当たりで行われる。今年からチーム数が16に増えたチャレンジリーグは、16チームを前年度の成績により8チームずつ2ブロックに分け、2回戦総当たりのリーグ戦を開催した後対戦しなかったもう一方のリーグに所属するチームと各1試合対戦する。なお順位についてはグループ別ではなく、22試合終了時の総合成績を基として決定 |
2014 |
なでしこリーグは2段階方式を採用。 (予選リーグ) 10チームによる2回総当たり。 (決勝リーグ) 予選リーグの成績を基に上位6チームと下位4チームとに分かれてそれぞれに総当たりリーグを行い、最終順位は決勝リーグの成績によって決定する。また予選リーグから一定の勝ち点を決勝リーグに移行する[要検証 ][25]。チャレンジリーグは前年に同じ。 | |
2015 |
なでしこ1部:10 |
なでしこリーグ1部は前年と同じく2段階方式を採用する。前年との違いは、決勝リーグの上位リーグが2回戦総当たり(全10試合)から1回戦総当たり(全5試合)に変更されたことである。 なでしこリーグ2部は、3回戦総当たり(全27試合)で行われる。 チャレンジリーグ(3部相当)は12チームを東西2グループに分け、3回戦総当たり(全15試合)のリーグ戦を行い、東西上位2チームずつ4チームでのプレーオフ(1回戦総当たり)で順位を決定する。 |
2016 |
なでしこリーグ1部は2回戦総当たり(全18試合)のみとする。 なでしこリーグ2部は2回戦総当たり(全18試合)に削減。 チャレンジリーグ(3部相当)は、12チームを東西2グループに分けて3回戦総当たり(全15試合)を行うことは前年までと変わりないが、東西それぞれの1位・2位、3位・4位、5位・6位による4チームずつ3組のプレーオフ(1回戦総当たり)を行い1位から12位までを決定するよう変更された。 | |
2017 | ||
2018 | ||
2019 | ||
2020 |
1部・2部は2016年-2019年の方式と同様。 チャレンジリーグは新型コロナウイルス感染症流行の影響により、2回戦総当たりに削減のうえ、順位決定戦も決勝戦(東西1位同士によるホーム&アウェー)・3位決定戦(東西2位同士によるホーム&アウェー)のみ実施となった。 | |
2021 |
なでしこ1部:12 |
WEリーグ発足に伴い、日本女子サッカーリーグは2部制に再編。1部2部とも2回戦総当たり。 |
2022 |
なでしこ1部:12 なでしこ2部:10 |
1部2部とも2回戦総当たり。1部は全22節、2部は全18節。 |
2023 | ||
2024 |
なでしこ1部:12 |
1部2部とも2回戦総当たり全22節。 |
以下の規定は2018年度のもの[26]。
なでしこリーグ1部と表彰条件が同じ場合は省略し、相違点のみを記す。
なでしこリーグ1部・2部と表彰条件が同じ場合は省略し、相違点のみを記す。
年度 | 選手名 | 当時所属クラブ | ポジション | 国籍 |
---|---|---|---|---|
1989 | 半田悦子 | 清水FCレディース | FW | 日本 |
1990 | 野田朱美 | 読売ベレーザ | MF | 日本 |
1991 | 手塚貴子 | 読売ベレーザ | FW | 日本 |
1992 | 高倉麻子 | 読売ベレーザ | MF | 日本 |
1993 | 高倉麻子 | 読売ベレーザ | MF | 日本 |
1994 | 埴田真紀 | 松下電器LSCバンビーナ | DF | 日本 |
1995 | シャーメイン・フーパー | プリマハムFCくノ一 | FW | カナダ |
1996 | リンダ・メダレン | 日興證券ドリームレディース | FW | ノルウェー |
1997 | 山木里恵 | 日興證券ドリームレディース | DF | 日本 |
1998 | アグネッテ・カールセン | 日興證券ドリームレディース | MF | ノルウェー |
1999 | 井坂美都 | プリマハムFCくノ一 | FW | 日本 |
2000 | 原歩 | 日テレ・ベレーザ | MF | 日本 |
2001 | 酒井與恵 | 日テレ・ベレーザ | MF | 日本 |
2002 | 酒井與恵 | 日テレ・ベレーザ | MF | 日本 |
2003 | 大谷未央 | 田崎ペルーレFC | FW | 日本 |
2004 | 安藤梢 | さいたまレイナス | FW | 日本 |
2005 | 大野忍 | 日テレ・ベレーザ | FW | 日本 |
2006 | 澤穂希 | 日テレ・ベレーザ | MF | 日本 |
2007 | 大野忍 | 日テレ・ベレーザ | FW | 日本 |
2008 | 澤穂希 | 日テレ・ベレーザ | MF | 日本 |
2009 | 安藤梢 | 浦和レッズレディース | FW | 日本 |
2010 | 大野忍 | 日テレ・ベレーザ | FW | 日本 |
2011 | 川澄奈穂美 | INAC神戸レオネッサ | FW | 日本 |
2012 | 高瀬愛実 | INAC神戸レオネッサ | FW | 日本 |
2013 | 川澄奈穂美 | INAC神戸レオネッサ | FW | 日本 |
2014 | 後藤三知 | 浦和レッズレディース | FW | 日本 |
2015 | 阪口夢穂 | 日テレ・ベレーザ | MF | 日本 |
2016 | 阪口夢穂 | 日テレ・ベレーザ | MF | 日本 |
2017 | 阪口夢穂 | 日テレ・ベレーザ | MF | 日本 |
2018 | 田中美南 | 日テレ・ベレーザ | FW | 日本 |
2019 | 田中美南 | 日テレ・ベレーザ | FW | 日本 |
2020 | 菅澤優衣香 | 浦和レッズレディース | FW | 日本 |
2021 | 杉田亜未 | 伊賀FCくノ一三重 | MF | 日本 |
2022 | 大竹麻友 | スフィーダ世田谷FC | FW | 日本 |
2023 | 鈴木陽 | オルカ鴨川FC | FW | 日本 |
略称をL・リーグとした1994年と、「mocなでしこリーグ」となった2006年、さらに「なでしこブーム」後の2012年にイメージソングが作られている。
1994年9月28日、L・リーグは公式テーマソング「WE ARE THE WINNERS」を発表した。これは社団法人日本音楽事業者協会の30周年記念行事として行われた「クロスマーケティング・キャンペーン」の一環によるもので、モーリス・ホワイトによるこの曲の日本語版が翌1995年2月下旬に酒井法子らにより発売された。また4月26日には各クラブのイメージソングが発表され、のちに市販されるとともに試合会場でも流された。
歌手名 | 曲名 | レーベル | 発売日 |
---|---|---|---|
リン・リンゼイ モーリス・ホワイト (プロデュース) |
WE ARE THE WINNERS | 日本コロムビア | 1995年1月21日 |
酒井法子 with L・リーガーズ (♪) |
OH OH OH~ We are the Winners | ビクターエンタテインメント | 1995年2月22日 |
タイガース・メモリアル・ クラブ・バンド |
OH OH OH~ We are the Winners | ポリスター | 1995年2月25日 |
キッス・イン・ザ・ダーク | OH OH OH~ We are the Winners | 日本コロムビア | 1995年2月21日 |
チーム名 | 歌手名 | 曲名 | レーベル | 発売日 |
---|---|---|---|---|
読売西友ベレーザ | 和田アキ子 | 約束の夢 | ワーナーミュージック・ジャパン | 1995年5月25日 |
TOKYO SHiDAX LSC | マルシア | AMOR…SAUDADE | 日本コロムビア | 1995年4月21日 |
鈴与清水FCラブリーレディース | Ah-ya (あや) | Trust~今日が始まる~ | BMGビクター | 1995年5月24日 |
プリマハムFCくノ一 | かとうれいこ | Brand-new Days | ポニーキャニオン | 1995年7月21日 |
松下電器パナソニック バンビーナ |
佐藤聖子 | VOICE | フォーライフ・レコード | 1995年5月19日 |
田崎ペルーレFC | Mika (みか) | BRIGHTEST BLUE | バップ | 1995年6月1日 |
日興證券ドリームレディース | 早見優 | CHANCE~めぐりあいを 宝石にかえて~ |
東芝EMI | 1995年6月7日 |
フジタサッカークラブ・ マーキュリー |
三浦理恵子 | Girls, be ambitious! | イーストウエスト・ジャパン | 1995年6月10日 |
シロキFCセレーナ | 生稲晃子 | ファンキー ララバイ | イーストウエスト・ジャパン | 1995年6月10日 |
宝塚バニーズ レディースサッカークラブ |
日向薫 | Eeyo Eeyo SAMBA! | 日本コロムビア | 1995年4月21日 |
郷真由加 | パープル・イレブン |
2006年5月、mocなでしこリーグの開幕にあわせてイメージソングが発表され、試合会場では試聴版のCDが配布された。
歌手名 | 曲名 | レーベル | 発売日 |
---|---|---|---|
MARKO | It's alright!! | HONEY'S MUSIC |
2012年4月、6年ぶりにイメージソングが制定された。
歌手名 | 曲名 | レーベル | 発売日 |
---|---|---|---|
曽根由希江 | 手をたたこう | DREAMUSIC | 2012年4月25日 |
2022年シーズン開幕会見にて公式テーマソングが発表された[27]。2023年シーズンも継続使用される[28]。
歌手名 | 曲名 | レーベル | 発売日 |
---|---|---|---|
ZILLION | One Day | ソニー・ミュージックレーベルズ | 2022年6月1日[29] |
One Day (2023) | 2023年4月19日[28] |
事務所が入居するトヨタ東京ビル | |
団体種類 | 一般社団法人 |
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所在地 |
東京都文京区後楽1丁目4番18号 トヨタ東京ビル 北緯35度42分13.2秒 東経139度44分55.8秒 / 北緯35.703667度 東経139.748833度座標: 北緯35度42分13.2秒 東経139度44分55.8秒 / 北緯35.703667度 東経139.748833度 |
法人番号 | 5010005016754 |
主要人物 | 理事長 髙田春奈[注 2] |
活動地域 | 日本 |
ウェブサイト | www.nadeshikoleague.jp/league/officer.html |
主催団体の一つである一般社団法人 日本女子サッカーリーグは、一般社団法人日本フットボールリーグなどと同様にJFAの下部団体として位置づけられており、公益財団法人日本サッカー協会基本規程第71条第2項に基づき、規程の改定にはJFA理事会での承認が必要となる。