すぎうら たいよう 杉浦 太陽 | |
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![]() 2022年 | |
本名 | 杉浦 太陽(すぎうら たかやす) |
生年月日 | 1981年3月10日(43歳) |
出生地 |
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出身地 |
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身長 | 177 cm[4] |
血液型 | A型[4] |
職業 | 俳優、タレント |
ジャンル | テレビドラマ・映画・舞台 |
活動期間 | 1998年[4] - |
配偶者 | 辻希美(2007年 - ) |
著名な家族 |
杉浦三六(父) 杉浦タカオ(弟) 希空(長女) |
公式サイト | 杉浦太陽オフィシャルサイト |
主な作品 | |
テレビドラマ 『ウルトラマンコスモス』 『てるてる家族』 『ゲゲゲの女房』 映画 『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』 『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』 『ウルトラマンサーガ』 | |
杉浦 太陽(すぎうら たいよう、1981年3月10日[4] - )は、日本の俳優、タレントである。岡山県玉野市生まれ[1][2]、大阪府寝屋川市出身[3]。スカイコーポレーション所属。妻は歌手、タレントの辻希美[5]。長女はインフルエンサーの希空[6]。
3歳まで岡山県玉野市で暮らす[7]。寝屋川市立第八中学校[8]を経て大阪産業大学附属高等学校卒業。1998年のテレビ朝日系ドラマ『おそるべしっっ!!!音無可憐さん』でデビュー。
2001年から2002年まで放送された、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ『ウルトラマンコスモス』で主人公の春野ムサシ役を演じる。テレビシリーズの2年後を描いた公開の『ウルトラマンコスモス2 THE BLUE PLANET』では映画初主演を務め、2003年には『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE』が公開された。
デビュー当時は読みも本名そのままで芸能活動していたが、2002年の誤認逮捕事件をきっかけに「たいよう」と改名し、弟の杉浦タカオ(旧芸名:杉浦太雄)と兄弟でEx.Bold(エクスボールド)を結成。音楽活動を開始したが、2005年に活動休止。
2009年に、天才てれびくんMAXの、後のDream5となるユニットオーディションの司会を当時のてれび戦士千葉一磨と行った。最終審査の際には、涙を流す場面も見られた。Dream5が結成されてからの初のお披露目である日は、メンバーの大原優乃の誕生日であり、杉浦がサプライズで登場した。現在でも交流がある。
長らくウルトラシリーズへの出演はなかったが、2009年公開の『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』で6年ぶりに春野ムサシを演じた。ただし、本作品のムサシは別の世界のムサシであり、コスモスには変身しない。2012年に公開の『ウルトラマンサーガ』において再びムサシを演じ、本作品ではテレビシリーズ終了から10年ぶり(『THE FINAL BATTLE』からでは9年ぶり)にウルトラマンコスモスへと変身した。また、2015年公開の『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』においてもムサシを演じ、コスモスにも変身している。
私生活では、2007年6月に元モーニング娘。で歌手兼タレントの辻希美とできちゃった結婚。現役アイドル[注釈 1]との結婚ということで注目を集めた。同年11月26日に長女・希空(のあ)が誕生。さらに2010年12月26日に長男・青空(せいあ)[9]、2013年3月21日に次男・昊空(そら)[10]、2018年12月8日に三男・幸空(こあ)[11]が誕生し、4児の父親となった。
2017年、東京都板橋区観光大使に就任[12]。同年2月、「中野市食の大使」に就任[13]。2024年10月、パラオ観光応援リーダーに就任[14]。
本名の表記は芸名と同じ杉浦太陽であるが、読みは「すぎうら たかやす」である。デビュー当時は読みも本名そのままで芸能活動していたが、読みづらさを指摘されていたことから、後述の誤認逮捕事件の後に芸名としては読みを「たかやす」から「たいよう」に変更した。
身長177cm、スリーサイズはB88-W67-H85、靴のサイズは27.5cm。趣味は釣り、ゴルフなど。資格は高校時代に危険物取扱者、情報技術検定2級、特殊小型船舶操縦士2級、スキューバダイビングのライセンスを取得している。
酒好きである。好きな酒の種類はビールで、特にヱビスビールが好きだという。趣味の釣りでは、海で鯛やシーバスを釣ったり、琵琶湖でブラックバスを釣るなどしている[15]。全国の離島などで大物を狙う一方で家族で釣りを楽しむこともあり、「釣りは家族の一体感を生むし、頼もしいお父さんの姿を見せて、株を上げる良い機会にもなる」という[7]。釣りが好きな理由は「僕のデビュー番組がオンエアされる1週間前に63歳で亡くなった祖父・常一からの遺伝だと思う」と述べている[7]。生後100日、自身の「お食い初め」のために、祖父はわざわざ海に船を出してセイゴを釣ってきたと母から聞いている[7]。釣りに目覚めたのは中学校3年生の時で、ちょうど世の中はブラックバスブームで、村田基が出演する番組を見たのがきっかけである[7]。高校に入学してから居酒屋のホールで、時給800円のアルバイトを始め、稼いだお金は釣りのために使った[7]。初めて買ったルアーは「TDバイブレーション」だった[7]。高校時代に芸能界デビューして、忙しくて全く釣りには行けなくなったが、22歳のころ友人から誘われて釣りを再開した[7]。
女装が非常によく似合う。過去に『お試しかっ!』(テレビ朝日系)の企画「Aniコレ」で第1回から第3回まで3連覇を達成し「殿堂入り」を果たしている。2009年3月には「Aniコレ」企画の一環として東京ガールズコレクション2009に出演し友人であり同じパパ仲間の金子貴俊と対決したが[16]、得票率83%を獲得して圧倒的大差で金子を下し、殿堂入りの貫禄を見せ付けた。ちなみに女装時の見た目は益若つばさに似ている[17]。女装の際の仕草は、妻・希美のものを「私生活を見てパクりました(笑)」とのこと[18]。
両親は離婚している[19]。父は元南海ホークス投手(一軍出場せずに引退)の杉浦三六(すぎうら みつむ、1954年 - 2014年4月)。実弟はミュージシャン兼俳優の杉浦タカオ。
妻・希美と4人の子供との生活はブログにもよく書かれており、2009年度女子中高生の選ぶ「理想の有名人夫婦」(ピーネストリサーチ調べ)では1位となっている[20]。2016年には妻の希美とともに「いい夫婦の日 パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞[21]。育児を楽しみながら頑張る男性著名人を表彰する「イクメン オブ ザ イヤー」には、2012年に芸能部門で選出されたのち、2018年、2019年にはのイクメン一般選出部門に2年連続で選出されており、複数回表彰されているのは杉浦が唯一である[22]。
長女・希空は、一般人としてInstagramで活動するなどして知名度があったが[23]、17歳の誕生日である2024年11月26日に芸能事務所「LUV」への所属が発表され顔出しもした[6]。
2002年6月14日朝、傷害罪と恐喝罪の容疑で東京都の自宅で大阪府警に逮捕され、同日午後には21歳フリーターも共犯者として出頭後に逮捕された。逮捕直後に大阪府警は逮捕容疑について、以下の発表をした。
この容疑は2001年4月にAが刑事告発したものだった。逮捕容疑の時期は杉浦が当時19歳の出来事だったため、少年法の規定によって実名報道はされず、逮捕時は『コスモス』放送期間中だったことから「ウルトラマンコスモス主演俳優」と報道された。
逮捕直後に所属事務所は、
と主張。6月27日、逮捕後に被害者が以下の旨の陳述書を大阪地方検察庁に提出。
これに対し、大阪府警は陳述書について「被害者が杉浦の弟にホテルに呼ばれた際に、杉浦側の弁護士がワープロ打ちの下書きをもとに被害者に書かせたもの」と発表。6月28日に警察が杉浦に対し、逮捕前の事情聴取を行っていなかったことが判明した。
所属事務所によると、7月1日に大阪府警幹部から杉浦の父親の知人を通じて「今日中に被害者に対して示談金60万円を払えば不起訴処分になるが、払わなければ起訴される」という申し入れがあったという。所属事務所側は「相手側に金を払えば非を認めたことになる」として、示談金支払いを拒否。翌7月2日に処分保留で杉浦が釈放され、7月3日に大阪地検は杉浦に対して傷害容疑については嫌疑なしで不起訴、恐喝容疑については起訴猶予として決着した。
処分後の初会見で杉浦は、
と捜査機関を批判する一方、
と暴行の一部は認めながらも被害者とされたAの問題点を上げつつも、
と話した。所属事務所は上述の経緯をついて国家賠償請求含め検討することを表明するなどして大阪府警守口署を批判した[24][25][26]。
この誤認逮捕事件の影響で『コスモス』の放送が一時休止となり、結果として5話分がテレビ未放送で終わった。未放映作品はDVDビデオ『ウルトラマンコスモス スペシャルセレクション』に代替放送された「特別総集編前後編」や「特別企画 ムサシの青春」と共に収録された。(『ウルトラマンコスモス』主演俳優誤認逮捕とその影響)。
2011年8月23日、所属事務所に指定暴力団山口組系の暴力団員が押し掛け、杉浦の父親の所在を教えるよう同事務所の社長に執拗に要求したうえ、ガラスを割るなどして器物損壊の罪で逮捕された。これは杉浦の父親が暴力団組長に借金をしていたことが原因で、杉浦自身、2年間にわたり脅迫に悩まされていたという[27]。逮捕された暴力団員は起訴され、同年10月26日に懲役1年執行猶予5年の有罪判決が言い渡された。同年には一部週刊誌で「杉浦の父親が3000万円をだまし取る詐欺行為をしていた」と報じられており、父親をめぐる一連の事件について杉浦は「そうですね。事務所とも話しています。僕は巻き込まれて…オヤジなので悲しいです」と心境を吐露した[19]。