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![]() 本社 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | ムラテック、Muratec |
本社所在地 |
![]() 〒612-8686 京都府京都市伏見区竹田向代町136 |
設立 | 1935年7月 |
業種 | 機械 |
法人番号 | 7130001000054 |
事業内容 | ロジスティクスシステム・FAシステム・クリーンFA・工作機械・シートメタル加工機・繊維機械・情報機器の製造販売 |
代表者 |
取締役会長 村田純一 代表取締役社長 村田大介 |
資本金 | 9億円 |
売上高 |
連結:4,661億3,300万円 (2023年3月期)[1] |
営業利益 |
連結:638億4,700万円 (2023年3月期)[1] |
経常利益 |
連結:818億3,300万円 (2023年3月期)[1] |
純利益 |
連結:492億7,100万円 (2023年3月期)[1] |
純資産 |
連結:4,376億1,000万円 (2023年3月期)[1] |
総資産 |
連結:6,203億6,300万円 (2023年3月期)[1] |
従業員数 |
連結:8,502人、単体:4,027人 (2023年4月現在)[2] |
決算期 | 3月 |
主要子会社 | シムコープ、サイレックステクノロジー、ムラテックメカトロニクス、ムラテックフロンティア、ムラテックCCS、ムラタシステム、村田エンジニアリング、村田パーツ販売、村田興産、村田ツール、テクノアドバンス、日本シューター、ムラテックKDS |
外部リンク | https://www.muratec.jp/ |
特記事項:以前は決算期が5月だったが、2007年3月期より3月に変更。 |
村田機械株式会社(むらたきかい、Murata Machinery, Ltd.)は、京都府京都市伏見区に本社を置く機械メーカーである。
同じ京都府を本拠地とする企業の村田製作所(本社:長岡京市)とは資本・人材を含めて関連性はない。
現在の主力は自動倉庫や無人搬送システムを中核としたFAシステムやロジスティクスシステム、半導体工場向けのクリーンルーム対応FAシステムなど。他に祖業である繊維機械、工作機械、シートメタル加工機などの産業機械に加え、デジタル複合機や通信セキュリティ機器等の情報機器のなどの幅広い業種で存在感を示している。
ブランド名として「Muratec」(ムラテック)の名称を使用している。
1935年、西陣ジャガード機製作所として発足し、主に繊維機械を中心に展開。1961年に工作機械、1962年に物流機器分野に進出。1962年に現在の社名に変更された。
1970年代から繊維機械と並ぶ同社の主軸商品・ファクシミリの製造事業にも取り組み、1973年に発売された「dex180」は、日本電信電話公社(後のNTT)からファクシミリ認可商品の第1号を取得した[3]。現在はデジタル複合機で一定のシェアを確保している。1990年頃にはファクシミリ事業に続く情報通信事業として米国向け携帯電話市場にも参入した(携帯電話部門は現在は撤退している)。近年では半導体工場向けのクリーンルーム対応の自動搬送システム分野の伸びが著しい[4]。
1979年に繊維機械において、空気の力を利用し、結び目なしに糸をつなぐ「マッハスプライサー」を開発。この装置を装備した同社の自動ワインダーが世界中の紡績工場に導入されるようになる。現在に至るまで、この自動ワインダーは同社の主力製品となっている[5]。なお、化合繊機械については、2002年に東レエンジニアリング、帝人製機と共同出資でTMTマシナリーを設立し、事業を移管している[6]。
2009年8月に全額出資のムラテックオートメーションを設立。半導体工場工場向けのクリーン環境用搬送装置分野を分社化し、同時に2009年4月に会社更生法適用を申請し経営再建中であったアシストテクノロジーズジャパンより全事業の事業譲渡を受け事業統合した。その後2012年4月に同社を統合、クリーンFA事業部とした。
2011年12月にサイレックステクノロジー社を完全子会社化。デジタル複合機や通信部門でのシナジーだけでなく、工作機械など産業機械分野への無線通信技術の応用が期待されている。
2014年10月にフィンランドのマテリアル・ハンドリング(マテハン)・システム・メーカーのシムコープ(Cimcorp Oy/本社:Ulvila, Finland)の全発行株式を取得した。同社は、ガントリーロボット搬送システム「MBR(Modular Built Robot)」を主力製品として、世界40ヶ国に豊富な実績を誇るマテハン・メーカーで、特にタイヤ業界におけるタイヤ製造工程内保管・搬送システムでは世界トップの納入実績を誇っており、マテリアル・ハンドリングの分野でのシナジー効果が期待されている[7]。
2018年10月に専用工作機械メーカーのホリベマシナリー(株)(本社:名古屋市)の全発行株式を取得した。これにより自動車部品製造工程向けをはじめとした、工作機械自動化ラインにおける加工対象ワークの拡大などを進めた[8]。なお、同社は2023年4月1日に村田機械の経営統合されている。[9]
現在の主要事業はマテハン事業部門。特に近年は半導体工場向けのクリーンルーム対応の搬送システムが伸びているほか、国内においては慢性的な人手不足を背景に、メーカーや流通業界向けの自動倉庫やAGVなどの搬送装置を組み合わせた、物流・ロジスティクスシステムなどの自動化・省力化システムを主要製品としている。東北地方太平洋沖地震以降は、免震・制振自動倉庫のシェアを拡大している
また祖業である繊維機械部門も自動ワインダーや独自開発の紡績方式を搭載したヴォルテックス精紡機の分野で世界のトップブランドとして高いシェアを有する。中国、インド、パキスタン、トルコなどの積極的な投資に支えられ、業績を伸ばしている。
工作機械部門は、NC旋盤などのターニング部門と、タレットパンチプレスなどを扱うシートメタル加工機部門からなる。NC旋盤と周辺機器を組み合わせ、自動化を進めた生産ラインは、企画段階から参画し最適な機器構成を提案し、自動車部品業界に多い旋削加工ワークの中大量生産分野では大きなシェアを持つとされる。シートメタル加工機部門では、ファイバレーザ複合機による工程集約提案が浸透しつつある。
情報機器部門ではデジタル複合機が主力。近年はUTMとネットワークストレージを一体化した、スモールオフィス向けのネットワークセキュリティ製品のラインナップを拡大している。また旧ムラテック情報システムから生産管理システムを引き継ぎ、ファクトリーオートメーションの分野にも事業を拡大しようとしている。
このほか、炭素繊維やガラス繊維を組みひもの技術を応用し成形した新素材分野をはじめユニークな事業を展開している。
同じ京都府を本拠地とする企業の村田製作所(本社:長岡京市)とは資本・人材を含めて関連は一切ない(両社のホームページの「お問い合わせ」ページでもその旨の説明が記されている[10][11])。なお2004年に村田製作所の本社がJR長岡京駅(長岡京市)前に移転したが、それ以前より通りを挟んだ東隣に村田機械総合グラウンドや同社独身寮が存在している。
また、家庭用ファクシミリのテレビCMでは演歌歌手の村田英雄を起用していたことがあった。その時の台詞は「俺が村田だ!」だった。