東(ひがし、あずま、とう)
日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の帰途碓氷峠(景行紀による)または足柄山(古事記によれば)から諸国を眺めて、生贄として自ら投身した妃の弟橘媛(オトタチバナヒメ)を偲び「あづまはや」(吾が妻よ)と呼びかけたことが「あずま」という語の起源と言われる。