松田 青子 (まつだ あおこ) | |
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誕生 |
松田 暢子(まつだ のぶこ) 1979年10月11日(45歳) 日本 兵庫県 |
職業 | 翻訳家、小説家、童話作家 |
最終学歴 | 同志社大学文学部英文科卒業 |
デビュー作 | 「ウォータープルーフ嘘ばっかり!」(2010年)[1] |
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松田 青子(まつだ あおこ、1979年10月11日 - )は、日本の翻訳家、小説家、童話作家で元女優である。本名は松田 暢子(まつだ のぶこ)。
松田青子というペンネームにしたのは、本人が松田聖子にあこがれていて、読者が「まつだ せいこ」と読み間違えたら面白いと考えたためである[2]。
兵庫県出身。同志社大学文学部英文科卒業。大学在学中の1999年に劇団「ヨーロッパ企画」に音響スタッフとして参加。その後、2000年のヨーロッパ企画第5回公演『苦悩のピラミッダー』から役者として参加するようになり、2007年のヨーロッパ企画第25回公演『火星の倉庫』の出演まで役者のみならず文芸助手としても活動していた[3]。当時は京都の名物書店として知られる恵文社一乗寺店でアルバイトをしており、そのときに作家の福永信と知り合う[4]。
その一方で、同志社大学卒業後はヨーロッパ企画での役者活動と平行して、契約社員やフリーターとして職を転々としながら、翻訳学校に通い翻訳家を志すようになった[5]。やがて、ブログで発表していた文章を福永に注目され、2008年1月に柴崎友香や長嶋有らの参加する同人誌「イルクーツク2」に小説『シャンプーアンドリンス』をゲスト寄稿した[6]。
2008年9月に9年間在籍したヨーロッパ企画を退団[7]、それと同じくしてこれまでの本名である松田暢子からペンネームである松田青子に変更して活動するようになった。2010年、「早稲田文学」に戯曲形式の『ウォータープルーフ嘘ばっかり!』を発表して作家デビュー。2013年に初の単行本『スタッキング可能』を刊行、第26回三島由紀夫賞候補、第35回野間文芸新人賞候補にあがる。
2021年11月、短編集「おばちゃんたちのいるところ」の英訳版が、優れたSFやファンタジー作品に贈られる権威ある世界幻想文学大賞の短編集部門を受賞したことを報じられた。[8]
特記が無い場合は本名の松田暢子での出演