林田 球(はやしだ きゅう、Q Hayashida、女性、1977年 - )は、日本の漫画家、イラストレーター。東京都出身。東京都立芸術高等学校美術科卒業、東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業。
1997年、『月刊アフタヌーン』の四季賞で準入賞となった『ソファーちゃん』でデビュー[1]。画風は、荒々しくも細かい描きこみが特徴である。人体のデッサン、背景やキャラクターのディテールへのこだわりが強い。筋骨隆々とした男女が多く登場し、鉛筆による下書きを消さずに用いたり、はみ出しや混色を気にせず大胆に塗られたカラー原稿なども特徴的。
激しい戦闘によって血肉や内臓を撒き散らす描写など、グロテスクな描写が多いが、一方で、とぼけたひょうきんさや平穏な日常生活の描写も多く、それらが混在した独特の雰囲気がある。「季刊エス」(スタイル/飛鳥新社)創刊号での作者インタビューでは、『週刊少年ジャンプ』などの少年漫画の影響が多いと語っている。
自画像は球状の物体。
チダルマくん(@chidarumakun) - X(旧Twitter)