梅村礼 |
獲得メダル |
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梅村 礼(うめむら あや、1976年12月4日 - )は、北海道苫小牧市出身の卓球選手。
耳が不自由であった兄の梅村正樹が卓球をしていたので、一緒に卓球を習い始める。(兄はその後、1997年にコペンハーゲンで開催されたデフリンピックで2種目金メダル、2001年にローマで開催された同大会では4種目の金メダルを獲得する。)
中学校から北広島市(当時広島町)に移住。北広島市立広葉中学校から富田女子高等学校へと転校し、その後十六銀行に就職、1996年に日本生命保険へと移籍する。
2001年にはITTFプロツアー・ブラジルオープン女子シングルスで優勝し、2001年・2002年の全日本卓球選手権女子シングルスで連続優勝を達成。2004年の世界選手権ドーハ大会女子団体では、当時世界ランキング1位の張怡寧に勝つなどの活躍で、3位入賞の立役者となる。アテネオリンピックでオリンピック初出場を果たし、シングルスではベスト16、藤沼亜衣とのダブルスではベスト8となった。
2005年からは、ドイツ・ブンデスリーガのラングバイトに所属、また文化シヤッターに移籍し、プロ活動を行っている。2005/2006年シーズンでは、ラングバイドのエースとして、チームのブンデスリーガ女子1部優勝、ヨーロッパチャンピオンズリーグ準優勝に大きく貢献した。2006/2007年シーズンにおいても、ブンデスリーガ女子1部で優勝を果たす。2007/2008年シーズンはイタリアのサンドナテッセに所属、2008/2009年シーズンはドイツのホルスターハオゼンに所属する。
元々はバック表ソフトの異質攻撃型だったが、日本生命に所属していたときに両面裏ソフトに変更。日本の女子選手で数少ないパワーのあるドライブ攻撃を放つことができる選手であり、特に1発で抜き去るバックハンドは威力がある。