もりまち 森町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 静岡県 | ||||
郡 | 周智郡 | ||||
市町村コード | 22461-8 | ||||
法人番号 | 2000020224618 | ||||
面積 |
133.91km2 | ||||
総人口 |
16,569人 [編集] (推計人口、2024年5月1日) | ||||
人口密度 | 124人/km2 | ||||
隣接自治体 | 浜松市、掛川市、袋井市、磐田市、島田市 | ||||
町の木 | さざんか | ||||
町の花 | ユリ | ||||
町の鳥 | カワセミ | ||||
森町役場 | |||||
町長 | 太田康雄 | ||||
所在地 |
〒437-0293 静岡県周智郡森町森2101-1 北緯34度50分08秒 東経137度55分37秒 / 北緯34.83561度 東経137.92706度座標: 北緯34度50分08秒 東経137度55分37秒 / 北緯34.83561度 東経137.92706度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
森町(もりまち)は、静岡県西部の遠州にある町。周智郡に属する。県内の町で唯一、「ちょう」ではなく「まち」と呼ぶ自治体である[1]。
森町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 森町の年齢・男女別人口分布(2005年) | ||
■紫色 ― 森町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | ||
森町(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
近世には秋葉山本宮秋葉神社へ通ずる秋葉街道の宿場町として賑わった[2]。1923年(大正12年)には地理学者の志賀重昂が森町を「小京都」と呼び、以後は「遠州の小京都」と呼ばれるようになった[2]。
合併特例法を受け、前町長の村松藤雄は、太田川流域の袋井市、磐田郡浅羽町との一市二町合併を推進した。村松が2004年5月に、一市二町での合併に町議会の承認を得ずに合併調印。さらに、新市名が投票率最多であり、森町が推していた「遠州市」とならず「袋井市」となることや、電算システムの移行などで議会・町民が反発。直接請求権に基づき署名活動による「住民投票条例」を設置を求め議会が承諾した。これをもとに2004年8月29日に町民の住民投票(投票率78.20%)が行われ、反対多数となった。条例は町長と町議会は投票結果を尊重するよう定めており、森町は当面単独で町づくりを進めることとなった。
基幹産業は農業。茶、椎茸、次郎柿(治郎柿)、レタス、トウモロコシ、米。
かつて森町には2館の映画館があった。
一般国道は通っていない。 新東名高速道路の森掛川ICと遠州森町PAのスマートICが町内にある。
JR東海道本線掛川駅から天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線(天浜線)遠州森駅まで鉄道で約20分。東名高速道路袋井ICから森町中心部まで車で約20分。
町の中心となる駅:遠州森駅
1962年(昭和37年)まで、静岡鉄道秋葉線が袋井市の袋井駅まで通っていた。
この節の加筆が望まれています。 |
江戸時代の弘化年代(1844年-1847年)、森町村五軒丁の百姓である松本治郎が太田川の河原で柿の幼木を見つけ、持ち帰って植えたのが治郎柿のルーツである。 登録の際の誤りから次郎柿という表記が一般的であるが、森町では松本治郎に由来する「治郎柿」と表記される。 1908年(明治41年)には森町の治郎柿が初めて明治天皇に献上され(宮内庁御用達)、現在でも毎年宮内庁に献上されている。 1944年(昭和19年)には「次郎柿原木」が静岡県指定天然記念物に指定された[3]。
森町を舞台とした作品