武士道シックスティーン | ||
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著者 | 誉田哲也 | |
イラスト | 長崎訓子 | |
発行日 | 2007年7月25日 | |
発行元 | 文藝春秋 | |
ジャンル | 青春小説 | |
国 |
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言語 | 日本語 | |
形態 | 四六判上製カバー装 | |
ページ数 | 349 | |
次作 | 武士道セブンティーン | |
公式サイト | books.bunshun.jp | |
コード | ISBN 978-4-16-326160-7 | |
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『武士道シックスティーン』(ぶしどうシックスティーン)は、誉田哲也による日本の小説作品。
剣道に青春をかける対照的な2人の女子高生をユーモラスかつ爽やかに描く。続編に『武士道セブンティーン』、『武士道エイティーン』及び『武士道ジェネレーション』がある。
2009年5月から『月刊アフタヌーン』(講談社)、『デラックスマーガレット』、『ザ マーガレット』(集英社)にて漫画化作品が連載開始。2010年に映画が公開された。
警察官である厳格な父親への反発心から、剣の道を猪突猛進する勝利至上主義者・磯山香織。
そして、日本舞踊の経験を活かすため、中学校入学時に剣道を始めた変わり者の遅咲き剣士・西荻早苗。
全く異なる剣道観を持つ二人の少女が初めて出会ったのは、地元で開催されたローカルな剣道大会"横浜市市民秋季剣道大会"であった。
先の全中大会では準優勝という輝かしい成績を収めながらも、負けを認められず、気持ちがどこか不完全燃焼のように燻っている香織。中学生最後の試合を、スッキリと気分良く優勝で飾るため、その大会に出場するが、4回戦目で全くの無名選手である早苗に面を取られて、まさかの敗退をしてしまう……
東松学園高校・女子部に進学した二人は入学式の日、再び出会うが、屈辱の敗戦を胸に刻み、再戦の機会をうかがう香織に対し、早苗は香織と対戦した事すらきれいさっぱり忘れていて、全く覚えていない様子。
自分を打ち負かすほどの実力がありながら、精神修養を重視し、勝敗への執着が無いがため、試合では勝ちきれない早苗に対し、口では「チャンバラ・ダンス」などと批判する香織であるが、早苗を強く意識し、彼女の剣道に近づけば近づくほど、自分の剣道を見失い、スランプに陥ってゆく……
父親への反発心だけでは剣道を続けられなくなった香織は、初めて経験する"迷い"のなか、自分が見失ってしまった、剣道を始めた頃の大切な記憶を一つ一つ拾い集めてゆく……
そして香織と早苗、二人が出会った、あの"横浜市市民秋季剣道大会"が開催される季節がまためぐってくる……
『月刊アフタヌーン』(講談社)、『デラックスマーガレット』、『ザ マーガレット』(集英社)、と異なる出版社での同時連載が行われる。
『月刊アフタヌーン』では安藤慈朗の作画で2009年7月号(5月25日発売)から2010年12月号(10月25日発売)[3]まで連載された。
『デラックスマーガレット』、『ザ マーガレット』では尾崎あきらの作画で2009年7月特大号(5月28日発売)から2010年7月特別号(最終号、5月28日発売)までシリーズ連載された。
武士道シックスティーン | |
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監督 | 古厩智之 |
脚本 |
古厩智之 大野敏哉 |
出演者 |
成海璃子 北乃きい |
音楽 | 上田禎 |
主題歌 |
MiChi 「Together again」 |
撮影 | 清久素延 |
編集 | 大重裕二 |
製作会社 | 「武士道シックスティーン」製作委員会 |
配給 | ゴー・シネマ |
公開 |
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上映時間 | 109分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
2010年4月24日に公開。