池脇千鶴

いけわき ちづる
池脇 千鶴
本名 池脇 千鶴
生年月日 (1981-11-21) 1981年11月21日(42歳)
出生地 日本の旗 日本大阪府鹿児島県生まれ[1]
身長 155 cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台CM
活動期間 1997年 -
活動内容 2001年:『ほんまもん
事務所 吉本興業
公式サイト 池脇千鶴オフィシャルサイト
主な作品
映画
大阪物語
猫の恩返し
ジョゼと虎と魚たち
ストロベリーショートケイクス
そこのみにて光輝く
きらきら眼鏡
半世界
テレビドラマ
ほんまもん
太陽の季節
風林火山
その女、ジルバ
アニメ映画
猫の恩返し
受賞
日本アカデミー賞
優秀主演女優賞
2015年そこのみにて光輝く
新人俳優賞
2000年『大阪物語』
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
新人女優賞
2000年『大阪物語』
助演女優賞
2020年半世界
毎日映画コンクール
スポニチグランプリ新人賞
2000年『大阪物語』
女優助演賞
2015年『そこのみにて光輝く』
2020年『半世界』
高崎映画祭
最優秀主演女優賞
2003年ジョゼと虎と魚たち
最優秀助演女優賞
2014年『そこのみにて光輝く』
最優秀新人女優賞
1999年『大阪物語』
アジア・フィルム・アワード
助演女優賞
2015年『そこのみにて光輝く』
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2015年きみはいい子
2018年『万引き家族』
ボストン映画批評家協会賞
アンサンブル演技賞
2018年万引き家族
ヨコハマ映画祭
助演女優賞
2020年半世界
放送文化基金賞
演技賞
2020年その女、ジルバ
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池脇 千鶴(いけわき ちづる、1981年昭和56年〉11月21日 - )は、日本女優鹿児島県生まれ[1]大阪府出身。吉本興業(旧・エス・エス・エム→よしもとクリエイティブ・エージェンシー)所属。愛称は「ちぃちゃん。」

略歴

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1997年オーディション番組『ASAYAN』(テレビ東京)の「CM美少女企画岡村隆史の妹」第二弾「三井のリハウス」“リハウスガール”オーディションで、映画監督市川準に8000人の中から見初められ、第8代リハウスガールとして芸能界デビュー[2][1]。なおデビュー作のテレビコマーシャルでは、子役時代の井上真央が妹役として共演している。以降3年にわたって同シリーズに出演し、2000年には同CMで「40th ACC CM FESTIVAL」主演賞を受賞した。

1999年、市川準の監督映画『大阪物語』で沢田研二田中裕子演ずる夫婦漫才師の娘・霜月若菜役を演じ、映画デビュー。 第54回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞、 第73回キネマ旬報新人女優賞などを受賞した。

2001年NHK連続テレビ小説ほんまもん』に主演。

2002年スタジオジブリ長編アニメーション映画『猫の恩返し』で主役・吉岡ハルの声を担当し声優初挑戦。

2004年には、映画『ジョゼと虎と魚たち』に出演。妻夫木聡とのベッドシーンにも挑戦し、個性的な演技スタイルが話題となる。第18回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞。

2014年に出演した『そこのみにて光輝く』では、第38回日本アカデミー賞優秀主演女優賞などの数多くの国内映画賞を受賞した他、翌年に行われた第9回アジア・フィルム・アワードで助演女優賞を受賞している[3]

30代になってからは生活感のある母親の役を演じることも増え、2015年の『きみはいい子』では二児の子を持つ母親の役を演じるために太り[4]、2019年に出演した『半世界』では、職人の妻でいじめに悩む15歳の息子を持つ女性を演じ、第74回毎日映画コンクールや第93回キネマ旬報ベスト・テンで助演女優賞を受賞した[5][6]。2021年に主演した『その女、ジルバ』(東海テレビ)では、第47回放送文化基金賞番組部門の演技賞を受賞[7]

人物

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  • 幼少のころから女優になりたいという想いを抱いていたが、8歳か9歳の頃に映画『あ・うん』を観て大きな感動を覚えたことでより演じる側になりたいという想いが増した[8]
  • インドア派。年齢を気にしたことがなく、美しくありたいと思ったこともない[9]美魔女といった類には興味がなく、2021年現在では化粧水をつけない日もあるとインタビューで語っている[9]

家族 

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  • 両親は鹿児島県出身[1]。5歳上の兄がいる[10]。池脇が芸能界に入るきっかけであるオーディションを受けるため、兄が協力した[1]
  • 猫を4匹飼っている。

趣味・特技 

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出演作品

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太字は主演。

テレビドラマ

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配信ドラマ

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映画

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舞台

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劇場アニメ

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ナレーション

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  • アジアに生きる子どもたち 「お母さんに会いたい〜フィリピン・ムスリムの兄と妹〜」(2004年、NHK総合)
  • 絆・盲導犬訓練士(2006年、KSB
  • NNNドキュメント'06 「俳句ガールズ ひと夏の恋も涙も五・七・五」(2006年、NTV
  • DISCOVERY OF OCEAN -ディスカバリー・オブ・オーシャン- - いるか、ペンギン パート(2006年、アートポート)ASIN B000NOITGK
  • ザ・ドキュメンタリー「笑って生きて」(2009年2月14日、テレビ東京)
  • スポーツ大陸 「真の司令塔を目指して 〜バスケットボール 五十嵐圭〜」(2009年2月27日、NHK総合)
  • Beauty Recipe〜キレイになる賢い時間の過ごし方〜(2013年10月3日 - 2015年3月26日 、フジテレビ
  • 終戦70年特別企画 いま、言い伝えるべきこと(2015年8月14日、テレビ朝日)
  • ザ・ノンフィクション「火事と夫婦と生きがいと ~高円寺「薔薇亭」の1年~」(2022年4月3日、フジテレビ)[33]

ラジオドラマ

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CM

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その他

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  • mixiドラマ「普通じゃない。extraordinary」(2007年、mixi) - 御厨しいな
  • 名古屋市議会議員選挙の告知ポスター(2007年、愛知県
  • 国税庁「税を考える週間」広報キャンペーンキャラクター(2007年、国税庁

書籍

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写真集

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受賞歴

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脚注

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  1. ^ a b c d e 『その女、ジルバ』で絶賛の池脇千鶴、実母が語る『ASAYAN』合格の裏にあった秘策”. 週刊女性PRIME (2021年2月20日). 2021年2月23日閲覧。
  2. ^ “蘇る“朝ドラ女優”の艶演技(終)中越典子の前代未聞の顔面“白濁液”シーン”. アサ芸プラス. (2019年9月19日). https://www.asagei.com/excerpt/133636 2020年2月16日閲覧。 
  3. ^ 『アジア・フィルム・アワード』池脇千鶴が最優秀助演女優賞に”. ORICON (2015年3月26日). 2015年3月26日閲覧。
  4. ^ 池脇千鶴、「太ってくれ」の言葉に苦笑。撮影秘話明かす”. Movie Walker (2015年7月11日). 2020年2月5日閲覧。
  5. ^ a b “第74回毎日映画コンクール日本映画大賞は「蜜蜂と遠雷」! 「半世界」と並ぶ3冠を獲得”. 映画.com. (2020年1月22日). https://eiga.com/news/20200122/3/ 2020年2月5日閲覧。 
  6. ^ a b キネマ旬報ベスト・テン発表、池松壮亮&瀧内公美が主演賞受賞”. クランクイン! (2020年2月4日). 2020年2月5日閲覧。
  7. ^ a b “草なぎ剛、池脇千鶴が演技賞を受賞 「放送文化基金賞」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2021年6月7日). https://www.daily.co.jp/gossip/2021/06/07/0014395084.shtml 2021年6月7日閲覧。 
  8. ^ レディの肖像 池脇千鶴”. GINZA. 2024年10月22日閲覧。
  9. ^ a b 千の仮面をはずしたら。その女、池脇千鶴”. SPUR (2021年6月12日). 2024年10月22日閲覧。
  10. ^ 幸せをつかみにいかない人 切ない 映画「そこのみにて光輝く」 池脇千鶴さんインタビュー”. SankeiBiz×EX (2014年4月18日). 2021年2月23日閲覧。
  11. ^ 池脇千鶴(インタビュー)「池脇千鶴」『ASAYAN』、1997年4月21日http://www.asayan.com/cm/ikewaki/0413.html2013年10月26日閲覧 
  12. ^ 番組エピソード 仕事&プライベートに奮闘!【働く女性特集】-NHKアーカイブス
  13. ^ “内田有紀 NHK連ドラ初主演! 40歳「おばさんって楽」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年11月21日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/11/21/kiji/K20151121011547240.html 2015年11月21日閲覧。 
  14. ^ 内田有紀、NHKドラマ初主演 池脇千鶴に追いつめられる!?”. ORICON STYLE (2015年11月24日). 2015年11月25日閲覧。
  15. ^ 番組エピソード ハラハラドキドキ!先が見えない【サスペンスドラマ特集】-NHKアーカイブス
  16. ^ “柄本明、宮崎県を舞台に“もう一度、ハネムーン”をドラマ化”. ORICON STYLE. (2016年4月27日). https://www.oricon.co.jp/news/2070810/full/ 2016年4月27日閲覧。 
  17. ^ “池脇千鶴、14年ぶり民放連ドラレギュラー 長瀬智也と初共演”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年5月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2090937/full/ 2017年5月19日閲覧。 
  18. ^ “池脇千鶴、40歳新米ホステス&伝説のママ 9年ぶり連ドラ主演で1人2役”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2020年11月23日). https://www.sanspo.com/article/20201123-LTV3P66YPNJL3JIJKATRHTFIVA/ 2020年11月23日閲覧。 
  19. ^ "国際共同制作ドラマ『マイスモールランド』放送決定!". ドラマトピックス. 日本放送協会. 28 February 2022. 2022年3月1日閲覧
  20. ^ "『アンメット』視聴者「嘘だろ!?」 池脇千鶴が激変サプライズ登場「面影が…ない…」「役の作り込みがマジで凄いよ…」". ORICON NEWS. oricon ME. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧
  21. ^ “再撮影のドラマ「Jimmy」玉山鉄二が新たな明石家さんま役に”. お笑いナタリー. (2017年11月24日). https://natalie.mu/owarai/news/258067 2017年11月24日閲覧。 
  22. ^ “池脇千鶴、映画で初の看護師役!『神様のカルテ』でナース姿を披露!櫻井翔とのコミカルな掛け合いも!!”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2011年7月29日). https://www.cinematoday.jp/news/N0034156 2018年2月14日閲覧。 
  23. ^ “櫻井翔&宮崎あおいの号泣映画『神様のカルテ』続編が製作決定!新キャストに藤原竜也”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2012年12月13日). https://www.cinematoday.jp/news/N0048642 2018年2月14日閲覧。 
  24. ^ “綾野剛、一途な愛を貫く男に!『そこのみにて光輝く』映画化で主演!”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2013年6月30日). https://www.cinematoday.jp/news/N0054240 2018年2月14日閲覧。 
  25. ^ “能年玲奈、“ヲタ女子”ヒロインに!人気漫画「海月姫」が映画化!”. シネマトゥデイ (株式会社シネマトゥデイ). (2014年4月17日). https://www.cinematoday.jp/news/N0062266 2018年2月14日閲覧。 
  26. ^ “高良健吾×尾野真千子の映画『きみはいい子』、追加キャストに池脇千鶴ら8人”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2014年12月16日). https://www.cinra.net/news/20141216-kimihaiiko 2018年2月14日閲覧。 
  27. ^ 渡辺謙主演映画「怒り」に妻夫木聡ら主役級ズラリ”. 日刊スポーツ (2015年8月20日). 2015年8月20日閲覧。
  28. ^ “是枝裕和の新作に池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴ら タイトルは『万引き家族』”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2018年2月14日). https://www.cinra.net/news/20180214-manbikikazoku 2018年2月14日閲覧。 
  29. ^ “新人・金井浩人と池脇千鶴がW主演「きらきら眼鏡」製作決定、安藤政信も出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年8月9日). https://natalie.mu/eiga/news/244109 2017年8月9日閲覧。 
  30. ^ “是枝裕和総合監修「十年」に杉咲花、太賀、川口覚、池脇千鶴、國村隼!”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2018年5月4日). https://eiga.com/news/20180504/1/ 2018年5月4日閲覧。 
  31. ^ 稲垣吾郎が阪本順治の新作「半世界」で主演、共演に長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦(コメントあり)”. 映画ナタリー (2018年2月13日). 2018年2月13日閲覧。
  32. ^ 菅田将暉主演「サンセット・サンライズ」に井上真央・中村雅俊・三宅健ら出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年10月10日). 2024年10月10日閲覧。
  33. ^ “池脇千鶴“生きがい”とは?「一度奪われたら、そうそう取り返せない」”. フジテレビビュー‼︎ (フジテレビ). (2022年4月2日). https://web.archive.org/web/20220402090101/https://www.fujitv-view.jp/article/post-533232/ 2022年4月6日閲覧。 
  34. ^ NHK FMシアター 2010年 放送済みの作品 /『風紋』(2010年7月3日 放送)”. NHK 日本放送協会. 2022年9月24日閲覧。
  35. ^ 69th(2014年)”. 毎日映画コンクール. 毎日新聞社. 2015年1月21日閲覧。
  36. ^ “「そこのみにて光輝く」が第24回日本映画批評家大賞4冠”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2015年4月21日). https://eiga.com/news/20150421/2/ 2018年2月15日閲覧。 
  37. ^ 日本アカデミー賞優秀賞決定!”. 日本アカデミー賞公式サイト (2015年1月14日). 2015年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月10日閲覧。
  38. ^ “アジア版アカデミー賞AFA 池脇千鶴&中谷美紀が部門賞受賞”. ORICON NEWS (oricon ME). (2015年3月26日). https://www.oricon.co.jp/news/2050625/full/ 2018年2月15日閲覧。 
  39. ^ 第41回ヨコハマ映画祭 2019年日本映画個人賞” (2017年11月30日). 2017年12月1日閲覧。

外部リンク

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