消費者団体(しょうひしゃだんたい)とは、消費者が構成する団体を指す。消費者の利益団体である。
日本では1928年に奥むめおらが立ち上げた婦人消責組合協会があるが、本格的に消費者団体が増えたのは戦後に入ってからである。2006年5月31日に改正された消費者契約法では、日本政府が消費者団体に公益を担わせた消費者団体訴訟制度が始まった。2016年10月1日には、消費者裁判手続特例法が施行され、特定適格消費者団体による被害回復の訴訟が可能となった。
また、消費者団体には立法府の公聴会、政府や自治体の審議会や懇談会・研究会に利害関係者として、メンバーを派遣する役割もある。