ゆざわまち 湯沢町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方 | ||||
都道府県 | 新潟県 | ||||
郡 | 南魚沼郡 | ||||
市町村コード | 15461-0 | ||||
法人番号 | 9000020154610 | ||||
面積 |
357.29km2 (境界未定部分あり) | ||||
総人口 |
7,636人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 21.4人/km2 | ||||
隣接自治体 |
南魚沼市、十日町市、中魚沼郡津南町 群馬県:吾妻郡中之条町、利根郡みなかみ町 長野県下水内郡栄村 | ||||
町の木 | ベニヤマザクラ | ||||
町の花 | コスモス | ||||
湯沢町役場 | |||||
町長 | 田村正幸 | ||||
所在地 |
〒949-6192 新潟県南魚沼郡湯沢町神立300 北緯36度56分03秒 東経138度49分03秒 / 北緯36.93408度 東経138.81739度座標: 北緯36度56分03秒 東経138度49分03秒 / 北緯36.93408度 東経138.81739度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
湯沢町(ゆざわまち)は、新潟県南魚沼郡の町。雪国観光圏を構成する自治体の一つ。
1955年に湯沢村・神立村・土樽村・三俣村・三国村が合併して発足した[1]。2018年策定のブランドスローガンは「君と一緒に暮らす町」[2]で、観光立町を宣言している。秋田県湯沢市と区別するため越後湯沢(えちごゆざわ)と呼ばれることもある。南魚沼産コシヒカリや日本酒(地酒)の産地の一つ。
新潟県の最南端に位置し、関東地方(首都圏)への玄関口として国道17号、関越自動車道、上越線および上越新幹線といった交通インフラが集中している。
上信越高原国立公園と魚沼連峰県立自然公園を構成している自治体の一つで、日本百名山の苗場山や谷川岳を中心としてアウトドアレジャーや登山のメッカとなっている。日本海側気候に属する豪雪地帯で冬には多量の降雪があり、気象条件を生かしてウィンタースポーツを楽しめるスノーリゾートが多く存在する。
鎌倉時代[3]より続く温泉地である越後湯沢温泉があり、川端康成の小説『雪国』のモデルとなった。戦国時代には関東へ続く三国峠の守りの要衝として荒戸城や浅貝寄居城が築かれた。近世には三国街道の宿場町として湯沢宿(上宿・下宿)、三俣宿、二居宿、浅貝宿が存在した。
昭和の終わり頃から平成の初期(バブル時代前後)にかけて、複数のスキー場の新規開業や、58棟[4]のリゾートマンションの建設があった。その様子を取り上げて「東京都湯沢町」と題した連載が地元紙の新潟日報紙上で組まれた[5]。この連載は日本新聞協会賞を受賞し、単行本になって発行された。その後、バブル崩壊や平成不況に伴うスキーブームの終焉により、スキー客が減少したことで、リゾートマンションは売りに出されて価格は暴落し、スキー場も閉鎖が相次ぐなど湯沢町の経済や都市計画(まちづくり)に大きな影響を与えた。これらの一連の出来事から、リゾート開発や集落形成の一モデルとしてよく取り上げられる。
1999年以降は毎年夏に苗場で開催されるフジロックフェスティバルが人気を集めている。
2011年に発生した東日本大震災での被害は少なく、町が積極的に被災者の受け入れをしたことが高く評価された。
2020年以降の新型コロナウイルス感染症の流行下においては、リモートワーク・ワーケーションの浸透や、行政による補助制度の後押しなどにより、移住者が増えている[6][7]。
新潟県の中部(中越地方)最南端に位置し、群馬県・長野県と県境を接する。全域が特別豪雪地帯。
魚沼盆地につながる北側を除いて町の東、南、西のいずれも越後山脈(三国山脈)に連なる2,000メートル級の山々に囲まれている。町の面積の90%以上が山林[8]。
越後山脈から魚沼丘陵に続く山並みで水系が東西に分断されており、東側は第四紀の成層火山である飯士山のすそ野に沿って流れる大源太川と、中央分水嶺から日本海に向かって流れる魚野川の堆積により、全体的には小さな盆地状の地形をしている。西側は概ね山域で、そこを流れる清津川に沿うように集落が点在している。
最低地点は南魚沼市との境界付近の294メートル、最高地点は佐武流山の2,191.5メートル。
白砂山・上ノ間山・稲包山・三坂峠・忠次郎山・上ノ倉山・佐武流山・大黒山・向山・三国峠・三国山・筍山・大源太山(太源太山)・天丸木山・赤倉山・赤湯山・平標山・仙ノ倉山・松手山・万太郎山・谷川岳・苗場山・一ノ倉岳・茂倉岳・神楽ヶ峰・日白山・東谷山・八木尾山・タカマタギ山・武能岳・白板山・向山・雁ヶ峰・足拍子山・荒沢山・七ツ小屋山・正面山・高石山・大源太山 ・柄沢山・方丈山・秋葉山・大峰山・立柄山・高津倉山・飯士山・高平ノ頭・ロクロノ頭
いずれも砂防・治水・利水などを目的としたダム・堰堤による人造湖。
二居湖(二居ダム)・田代湖(カッサダム)・カッサ川ダム・大源太湖(大源太川1号砂防堰堤)
※北から西回りに
寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。日本有数の豪雪地帯であり、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。
湯沢(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 15.5 (59.9) |
17.8 (64) |
22.8 (73) |
28.5 (83.3) |
34.1 (93.4) |
35.4 (95.7) |
36.6 (97.9) |
37.2 (99) |
34.7 (94.5) |
31.0 (87.8) |
25.3 (77.5) |
21.5 (70.7) |
37.2 (99) |
平均最高気温 °C (°F) | 2.8 (37) |
3.6 (38.5) |
7.7 (45.9) |
15.3 (59.5) |
21.9 (71.4) |
25.0 (77) |
28.5 (83.3) |
29.9 (85.8) |
25.4 (77.7) |
19.1 (66.4) |
12.8 (55) |
6.1 (43) |
16.5 (61.7) |
日平均気温 °C (°F) | −0.4 (31.3) |
−0.1 (31.8) |
3.0 (37.4) |
9.2 (48.6) |
15.7 (60.3) |
19.9 (67.8) |
23.5 (74.3) |
24.7 (76.5) |
20.5 (68.9) |
14.3 (57.7) |
7.9 (46.2) |
2.3 (36.1) |
11.7 (53.1) |
平均最低気温 °C (°F) | −3.2 (26.2) |
−3.4 (25.9) |
−0.9 (30.4) |
3.9 (39) |
10.1 (50.2) |
15.4 (59.7) |
19.7 (67.5) |
20.6 (69.1) |
16.6 (61.9) |
10.3 (50.5) |
3.9 (39) |
−0.7 (30.7) |
7.7 (45.9) |
最低気温記録 °C (°F) | −12.6 (9.3) |
−11.5 (11.3) |
−10.6 (12.9) |
−5.6 (21.9) |
0.7 (33.3) |
6.2 (43.2) |
11.6 (52.9) |
13.1 (55.6) |
6.2 (43.2) |
0.1 (32.2) |
−6.6 (20.1) |
−9.8 (14.4) |
−12.6 (9.3) |
降水量 mm (inch) | 314.9 (12.398) |
213.3 (8.398) |
165.4 (6.512) |
109.6 (4.315) |
99.7 (3.925) |
135.3 (5.327) |
214.3 (8.437) |
204.5 (8.051) |
175.5 (6.909) |
177.7 (6.996) |
194.7 (7.665) |
309.3 (12.177) |
2,301.9 (90.626) |
降雪量 cm (inch) | 377 (148.4) |
288 (113.4) |
159 (62.6) |
20 (7.9) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
12 (4.7) |
210 (82.7) |
1,054 (415) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 24.0 | 20.0 | 20.0 | 13.5 | 11.9 | 13.4 | 15.7 | 13.9 | 14.4 | 14.9 | 17.3 | 21.9 | 200.5 |
平均月間日照時間 | 45.8 | 62.3 | 95.2 | 149.0 | 189.4 | 140.1 | 129.1 | 164.1 | 111.7 | 107.6 | 88.9 | 63.5 | 1,346.7 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[9] |
昭和から平成にかけて大規模なインフラ工事の多かった湯沢町では埋蔵文化財の発掘調査も盛んに行われた[10][11][12][13]。
有史以前には町内の川久保遺跡や岩原遺跡などを中心に旧石器時代から人が住んでいた様子が確認できる。
縄文時代には上記の遺跡を含むいくつかのムラがあり、県内の他の地域と同様に火焔型土器を使用する文化があったと見られる[14]。
弥生時代に相当する土器の破片が竜岩窟で見つかっている[15]。
町内で顕著な遺構は発見されていないが、群馬県と魚野川沿いの古墳遺跡の類似性からこの頃より往来があったと考えられる [1]。
701年(大宝元年)の大宝律令制定により国郡里制が敷かれ、現在の南魚沼市、魚沼市、津南町などと併せて魚沼郡(伊乎乃、いおの)と称する(和名抄国郡部)。当初は越中国としたが702年(大宝2年)に越後国に編入(続日本紀第2巻)。
延暦年間に越後守となった坂上田村麻呂が三国峠に越後の弥彦神社・信濃の諏訪明神・上野の赤城明神の三社を祭ったのが三阪神社(御坂三社大明神・三国権現などとも呼称)の起源であると伝えられている[16]。
群馬県側の永井宿の伝承では空海(弘法大師)も巡錫の折に三国峠を訪れたとされる[17]。
927年(延長5年)にまとめられた『延喜式神名帳』の越後国の式内社一覧のうち魚沼神社・伊米神社は同名の神社が町内に存在。
魚沼神社は天平神護年間の創祀と伝わる。
伊米神社は稲作の神として苗場山の山頂にも祀られている。現在にも役行者の信仰が残ることから苗場山の開山は修験者によるものと考えられる。山頂にかつて存在した山小屋「遊仙閣」(2008年取り壊し)は六日町出身の修験者・雲尾東岳によって作られた。
戦国時代に入ると国衆による統治の時代に入り、一帯を治める上杉氏の家臣団は上田衆と呼ばれた。
この時代の出来事は永正の乱、越後長尾氏、上田長尾家、上杉謙信、御館の乱、上杉景勝も参照。
上杉謙信の関東遠征を特に「越山」と呼ぶ[21]。
大源太川に沿って遡上しシシゴヤノ頭を越えて群馬県みなかみ町に抜ける道が「謙信ゆかりの道」の名で現在も登山道の一部として整備されている[22]。
町内の小坂地内に「謙信手植えの松」として伝わる松があったが雪害等により失われ、現代では三代目の松が地元の有志によって植樹されている。
江戸時代には脇往還「三国街道(三国越、三国通り、三国往還とも)」の宿場町として発展していく。
佐渡三道(佐州三路)の一つとして佐渡奉行や新潟奉行、巡見使、関八州取締出役などが通った他、越後で産出する米・鮭・塩・麻・紬・縮(越後上布)や佐渡の金・上田の銀の輸送路として、また長岡藩・村松藩・与板藩(稀に高田藩・新発田藩・村上藩・黒川藩)といった諸大名の参勤交代にも使われようになる[25]。
街道沿いの宿駅には移動のための馬と人足や、宿泊のための本陣や脇本陣が置かれ、旅籠や木賃宿なども軒を連ねた。浅貝、二居、三俣を合わせて三国三宿とも呼ぶ。戊辰戦争で焼かれなかった三俣宿の「池田家」は建物が現存している。
峠越えの立地から、この時代の宿駅機能としては三俣宿が中心であった。関所(番所)もここに置かれた。
なお、河井継之助の三国峠越えは史実ではなく『峠 (小説)』による創作である。
統治機関の変遷は南魚沼郡#歴史も参照。
1893年(明治26年)以降は、新潟と首都圏の間の交通は碓氷峠経由の信越本線が主軸となり交通量が減少する。
湯沢町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 湯沢町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 湯沢町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
湯沢町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
衆議院は新潟県第5区・比例北陸信越ブロック、参議院は新潟県選挙区、新潟県議会は南魚沼市南魚沼郡選挙区。
2012年(平成24年)、財政力の低下により、34年ぶりに地方交付税交付団体に変更される。
代 | 氏名 | 就任 | 退任 | 備考 |
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初代 | 角谷虎繁 | 1955年4月30日 | 1968年7月6日 | |
2代 | 高橋好政 | 1968年8月10日 | 1976年8月9日 | |
3代 | 森下菊二 | 1976年8月10日 | 1986年1月1日 | ホワイトワールド・グリーンワールド観光キャンペーン |
4代 | 南雲幸蔵 | 1986年2月6日 | 1989年11月30日 | |
5代 | 村山隆征 | 1989年12月10日 | 2005年12月9日 | アーバン・リゾートシティ・サーティ計画 |
6代 | 上村清隆 | 2005年12月10日 | 2013年12月9日 | 「一流の田舎町」 |
7代 | 田村正幸 | 2013年12月10日 | 現職 | 開花八策 |
定数12。議会事務局、議場は町役場本庁舎の中にある。
副町長を1名置いている。
南魚沼地域振興局の所管
湯沢町商工会 が統括を行っている。
温泉観光地として発展した結果、2000年(平成12年)には全就業人口の81%が第3次産業に従事している一方、第1次産業・第2次産業はその立地が難しい地勢条件などから年々減少している。1982年(昭和57年)の上越新幹線開通と、1985年(昭和60年)関越自動車道全線開通、1997年(平成9年)の北越急行ほくほく線開業など、交通が便利になることによって、当町の就労人口、特に第3次産業就業者が増え続けた。
魚沼コシヒカリについては、温暖化の影響で標高300 - 400m地域の品質向上が注目されている。
総務省統計局 / 国勢調査(2005年)
みなみ魚沼農業協同組合湯沢支店が置かれている。農事組合法人は1件。土地改良区は1箇所。
他にソバ、トマト、山菜、野草、タケノコ(ネマガリタケ)、キノコ類など
イワナ、ヤマメ、ニジマス、カジカなどの渓流釣りが主体で 魚沼漁業協同組合 が遊漁券を扱っている他、管理釣り場や養魚場がある。
関東森林管理局中越森林管理署の管轄
(五十音順)
(五十音順)
合併前の村名を引き継いでいる。
愛宕(あたご)・一之町(いちのちょう)・駅通(えきどおり)・上熊野(かみくまの)・上中(かみなか)・下熊野(しもくまの)・下中(しもなか)・諏訪(すわ)・滝沢(たきのさわ)・西中(にしなか)・西山(にしやま)・布場(ぬのば)・幅下(はばした)・堀切(ほりきり)・谷地(やち)・湯元(ゆもと)・楽町(らくちょう)・湯沢(ゆざわ)1丁目~5丁目
石白(いしじろ)・小原(こばら)・栄町(さかえちょう)・芝原(しばはら)・堰場(せきば)・田中(たなか)・戸沢(とざわ)・七谷切(ななたぎり)・原(はら)・原新田(はらしんでん)・平沢(ひらさわ)・宮林(みやばやし)・湯鉄石白(ゆてついしじろ)・湯鉄神立(ゆてつかんだつ)
旭原(あさひばら)・岩原(いわっぱら)・小坂(こさか)・古野(この)1~2・添名(そえな)・滝ノ又(たきのまた)・土樽(つちたる)・中子(なかご)・中里(なかざと)・西原(にしはら)・萩原(はぎっぱら)・原(はら)・松川(まつかわ)・谷後(やご)
大島(おおじま)・三俣(みつまた)1~2区・八木沢(やぎさわ)・貝掛(かいかけ)
浅貝(あさかい)・二居(ふたい)・苗場別荘地(なえばべっそうち)・苗場ふれあいの郷別荘地(なえばふれあいのさとべっそうち)・白樺平別荘地(しらかばだいらべっそうち)
六日町MAに属し、市外局番は全域で「025」。2002/7/20の市外局番変更以前は0257。
東北電力ネットワーク魚沼電力センターが供給を行う。
豪雪地帯特有の豊富な雪解け水と首都圏に近い立地、ダム建設に適した急峻な地形といった特徴を生かし、水力発電所が複数存在。
奥清津発電所と奥清津第二発電所を合わせた発電量は日本最大級の160万kw[51]。
東京電力湯沢発電所の水利権問題も参照。
他に、新潟県警察高速道路交通警察隊湯沢分駐隊
鉄道および高速道路は概ね魚野川に沿って敷設されており、いくつかの長距離トンネルで太平洋側と繋がっている。国道17号は町域を結ぶように中央から南西部を通って上越国境の新三国トンネルで群馬県側と繋がる。
国道353号の群馬県境部分は不通。
長野県との県境は全て登山道のみ。
越後湯沢駅は上越新幹線をはじめ、上越線、更には北越急行ほくほく線の大半の列車が発着する、新潟県南部のターミナル駅となっている。
新幹線は東京〜新潟間の「とき」の他、東京〜越後湯沢間の「たにがわ」が、それぞれ約1時間間隔で運転される。
土樽スキー場、湯沢中里スキー場(現:湯沢中里スノーリゾート)、岩原スキー場に代表されるように駅前=ゲレンデのイメージ戦略もあり、国鉄の時代からスキー客専用の臨時列車が存在するなど鉄道との結び付きは強い。1982年の上越新幹線開業を経て1987年にJR東日本になってからもその傾向は続き、上越新幹線の保線基地を生かしたガーラ湯沢スキー場直結かつ冬季のみ季節営業のスキー場専用駅であるガーラ湯沢駅が建設された(ガーラ湯沢スキー場は夏季もサマーパークとして営業)。
時を同じくして、JR東日本 SKI SKIキャンペーンの展開により、東京など首都圏から新幹線でスキー場へ(CMの際には東京 - ガーラ湯沢 最短○分と表記)というスタイルも確立された。
■ 上越線
北陸地方整備局長岡国道事務所の管内(三国トンネルのみ関東地方整備局高崎河川国道事務所)
南魚沼エリアとして南魚沼市と一体に扱うものを含む
防災無線を兼ねてほぼ全世帯でエフエム雪国(76.2MHz)が受信可能。町内に中継局があるが、大和FM中継局のNHKFM(83.5MHz)とFM新潟(86.5MHz)の電波も場所によっては届く。AMは関東圏のラジオ局電波がほぼそのまま拾える他、NHK新潟ラジオ第一は六日町ラジオ中継放送所(1323kHz)、BSNは塩沢ラジオ中継局(1485kHz)が比較的近い。
なお町内は在京キー局エリアである群馬県と隣接しているため一部で在京キー局を直接受信する事ができ、さらに苗場地区ではテレビ埼玉も直接受信可能な箇所がある。