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様式 | 明朝体、セリフ |
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デザイナー | 西塚涼子、Frank Grießhammer、張文龍、박수현(Soohyun Park)、위예진(Yejin We)ほか |
制作会社 | Adobe |
発表年月日 | 2017年4月3日 |
最新版 | Version 2.002 |
最新発表日 | 2023年8月18日[1] |
グリフ数 | 6万5535 |
ライセンス | SIL Open Font License v.1.1 |
別名 |
Noto Serif CJK(Google配布版) 英語: Source Han Serif、簡体字中国語: 思源宋体、繁体字中国語: 思源宋體、朝鮮語: 본명조 |
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サンプル |
源ノ明朝(げんのみんちょう[2]、英語: Source Han Serif)は、AdobeがGoogleと共同開発したオープンソースのPan-CJK(汎-中日韓)フォントファミリーである。Adobeによるオープンソースフォントファミリーの5番目に当たる明朝体で、欧文書体であるSource Serifファミリーをベースとし、日本語と韓国語および中国語で用いる繁体字と簡体字のグリフに可能な限り[注釈 1]対応した。
フォントファミリーとしてExtraLight(ウェイト 250)、Light(同 300)、Regular(同 400)、Medium(同 500)、SemiBold(同 600)、Bold(同 700)、Heavy(同 900)の7ウェイトが用意され、合計で約46万グリフとなる大規模フォントファミリーである。CIDキー方式(CID-keyed)のCFF(PostScript)アウトラインOpenTypeフォントとして開発・公開されている。
開発はAdobeの西塚涼子を中心に、日本語の拡張部分にイワタ、中国語部分に常州華文、韓国語部分にサンドルと各国のフォントメーカーと協力することで各言語への対応を実現している。バージョン2.000で、アーフィックの協力を得て、香港向けの繁体字中国語と香港増補字符集 HKSCS-2016に対応した[3]。
このフォントはオープンソースのフリーフォントとして他のSourceフォントファミリー同様にSIL Open Font License 1.1のもとで公開されており、ライセンスを守ることで自由に再配布や修正、そして派生版の公開を行うことが可能である。
上記ライセンスにより、GoogleによりNoto Serif CJKというフォント名でも公開されている。これはフォント名などの一部情報が異なる以外は源ノ明朝と同一のフォントである。
Adobeとしては源ノ角ゴシックに続く2番目のPan-CJK(汎-中日韓)書体ファミリーとして公開され、日本語、簡体字、台湾繁体字、香港繁体字[注釈 2]、韓国語のそれぞれで、細部が異なるがUnicode上では区別されない漢字などを別々のグリフとして用意している。
収録している主な文字は以下の通りである[4]。
日本語は、IVS(Adobe-Japan1)1万4682文字およびStandardized Variantsの漢字89文字で、Unicodeの異体字セレクタによる異体字切り替えに対応している[4]。
なおCIDキー方式のOpenTypeフォントとして開発・公開されているが、Adobe-Identity-0を採用する独自グリフセットとなっており、Adobe-Japan1など他の文字コレクションと規格上の互換性はない[4]。
対応環境やグリフのカバー範囲などの違いにより以下の4種類で配布されている。
2021年10月25日にリリースされたバージョン2.000でバリアブルフォント版が公開された[3]。
源ノ明朝のライセンスに従い、改変および再配布を行っているフォントがある。リンク先を参照。