うるしばら ゆき 漆原 友紀 | |
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生誕 |
1974年1月23日(51歳) 日本・山口県 |
職業 | 漫画家 |
代表作 | 『蟲師』 |
受賞 |
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漆原 友紀(うるしばら ゆき、1974年1月23日 - )は、日本の漫画家。山口県出身。女性。別のペンネームに、志摩 冬青(しま そよご)がある。代表作に、デビュー作が連載化された、妖怪に似た不思議な生命体「蟲」(むし)とそれを知る専門家「蟲師」を描いた『蟲師』がある。
『ぶ〜け』(集英社)に吉山友紀名義で投稿を始め、後に志摩冬青名義で『ファンロード』(ラポート)にて活動。
大学中退後、漆原友紀名義の投稿作『蟲師』[注釈 1]が1998年、アフタヌーン四季賞の四季大賞を受賞し、商業誌デビュー。その後、『アフタヌーンシーズン増刊』にて『蟲師』を連載開始。『月刊アフタヌーン』への移籍を経て2008年まで連載された。2005年にアニメ化された。2007年3月24日には監督大友克洋・主演オダギリジョーによる実写映画版が公開。
2009年、『月刊アフタヌーン』にて『水域』を連載開始[1]。2010年完結[2]。
2018年、『月刊アフタヌーン』にて『猫が西向きゃ』を連載開始[3]。
ノスタルジックでどこか切ない世界と、そこを舞台に不可思議なことをあくまで日常的に繊細に描く叙情的な作風を特徴とする。
作中では蟲を含め昆虫全般も描かれているが作者本人はゴキブリが大の苦手。