炎の街 | |
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Flame of Barbary Coast | |
監督 | ジョセフ・ケイン |
脚本 | ボーデン・チェイス |
出演者 |
ジョン・ウェイン アン・デボラク ジョセフ・シルドクラウト ウィリアム・フローリー |
音楽 | R・デイル・バッツ |
撮影 | ロバート・デ・グラス |
編集 | リチャード・L ・ヴァン・エンガー |
製作会社 | リパブリック・ピクチャーズ |
配給 |
リパブリック・ピクチャーズ セントラル映画社[1] |
公開 |
1945年5月28日 1950年12月27日[1] |
上映時間 | 91分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | 600,000ドル |
『炎の街』(ほのおのまち、Flame of Barbary Coast)は、1945年に公開されたアメリカ合衆国の映画。出演はジョン・ウェイン、アン・デボラク、ジョセフ・シルドクラウト、ウィリアム・フローリー。監督はジョセフ・ケイン、脚本はボーデン・チェイス[2][3]。
モンタナからサンフランシスコにやってきたカウボーイのデューク・ファーガスは、ギャンブルや売春がはびこる悪徳の町バーバリー・コーストに遊びに行く。歌姫フラクスンはデュークの豪快な人柄に興味を持ち、賭けをするデュークをいかさまで勝利させる。しかし、調子に乗りすぎ、町を牛耳るティト・モレルとのカード勝負で有り金全部すってしまう。
モンタナに帰ったデュークはギャンブラーのスムーズ・ワイリイからカードの手ほどきを受け、再びバーバリー・コーストに。デュークは勝ちまくり、儲けた金を資金に店を出し、モレルの店からフラクスンを引き抜く。
店のオープンの日、サンフランシスコ地震が発生し、店は一瞬にして瓦礫と化す。
今まで通り町を支配しようとするモレルたちと、災害を機に町を浄化しようとする人々との間で選挙が行われた。モレルたちは選挙で不正を働くが、デュークはそれを暴き、改革派の勝利となる。
役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
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TBS版 | ||
デューク・ファーガス | ジョン・ウェイン | 小林修 |
フラクスン・タリー | アン・デボラク | 藤巻桂子 |
ティト・モレル | ジョセフ・シルドクラウト | 中村正 |
スムーズ・ワイリイ | ウィリアム・フローリー | 永井一郎 |
リタ・デーン | ヴァージニア・グレイ | 小原乃梨子 |
キャリコ・ジム | ポール・フィックス | 村瀬正彦 |
マーシャ | イヴ・リン | 中島喜美栄 |
ゴーマン医師 | マナート・キッペン | 雁坂彰 |
サイラス・ダンヴァー | ラッセル・ヒックス | |
バイライン・コナーズ | ジャック・ノートン | |
ジョー・ディスコ | マーク・ローレンス | |
ビューラ | バタフライ・マックイーン | |
コリングスウッド | レックス・リース | |
ハンク | ハンク・ベル | |
ホースシュー・ブラウン | アル・マーフィ | |
不明 その他 |
近石真介 原田一夫 増岡弘 矢田稔 奥原晃 八奈見乗児 日笠潤一 | |
演出 | ||
翻訳 | 平井イサク | |
効果 | 坂東智 | |
調整 | ||
制作 | 服部プロダクション | |
解説 | ||
初回放送 | 1963年5月14日 『映画枠』 23:53- |
1944年5月に製作発表が行われ[4]、リパブリック・ピクチャーズ1944-45年度の8つの「スーパーデラックス映画」の1本として公開された(それ以外の作品は『Lake Placid Serenade』、『Storm Over the Philippines』、『Hit Parade』、『A Fabulous Texan』、『Earl Carroll's Vanities』、『Let the Hurricane Roar』など)[5]。
アン・デボラクはアメリカ出身だがイギリスで3本の映画に出演した後、リパブリックと主演契約した。イヴ・リンは雑誌のモデルで演技は初だった[6]。
第18回アカデミー賞のドラマ・コメディ音楽賞と録音賞(ダニエル・ブルームバーグ)の2部門でノミネートされた[7]。