王 永志 | |
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生誕 |
1932年11月17日 満洲国 奉天省昌図県 |
死没 | 2024年6月11日 (91歳没) |
国籍 | 中華人民共和国 |
民族 | 漢族 |
出身校 |
清華大学 モスクワ航空学院 |
職業 | 航空宇宙工学者 |
王 永志 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 王 永志 |
簡体字: | 王 永志 |
拼音: | Wáng Yǒngzhì |
和名表記: | おう えいし |
王 永志(おう えいし、1932年11月17日[1] - 2024年6月11日)は、中華人民共和国の航空宇宙工学者であり、中国工程院の院士である。小惑星王永志(46669)の名前の由来となった人物でもある。
奉天省昌図県出身。幼少期は将来の夢として生物学者を挙げていたものの、朝鮮戦争が起きたことにより、パイロットになることを決意し、1952年に清華大学理工学部航空学科に入学する[2]。1961年モスクワ航空大学を卒業[3]。ここで、ヴァシーリー・ミシンの指導を受け、研究テーマは大陸間弾道ミサイルの設計に関するものだった[3]。
1992年、921計画の総設計士に任命され、神舟宇宙船、長征2号Fブースター、酒泉衛星発射センターの設備、トラッキングネットワーク等の開発を指揮した[3]。
2003年には胡錦濤国家主席より中国で最も権威ある科学技術賞、国家最高科学技術賞が授与された。
2008年には、第11期中国人民政治協商会議の科学技術界代表に選ばれた[4]。
2024年6月11日に死去[5]。