由良町

ゆらちょう ウィキデータを編集
由良町
由良町旗 由良町章
由良町旗 由良町章
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
日高郡
市町村コード 30383-6
法人番号 9000020303836 ウィキデータを編集
面積 30.93km2
総人口 4,896[編集]
推計人口、2024年9月1日)
人口密度 158人/km2
隣接自治体 有田郡広川町日高郡日高町
町の木 紀州槇柏
町の花 すいせん
由良町役場
町長 山名実
所在地 649-1111
和歌山県日高郡由良町大字里1220-1
北緯33度57分34秒 東経135度07分06秒 / 北緯33.95931度 東経135.11833度 / 33.95931; 135.11833座標: 北緯33度57分34秒 東経135度07分06秒 / 北緯33.95931度 東経135.11833度 / 33.95931; 135.11833
由良町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

由良町位置図

― 市 / ― 町・村

地図
町庁舎位置
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示
由良港。右が海上自衛隊由良基地、左はエム・イー・エス由良の造船所
白崎海岸
由良港と由良の街並み
由良港・由良造船所と重山

由良町(ゆらちょう)は、和歌山県のほぼ中央部に位置するである。

町全体は東西に広がり、東側は山地、西側は紀伊水道に面する。町西部には県立公園白崎海岸があり、石灰岩でできた幻想的な風景が広がっている。

その幻想的な風景は万葉集に読まれており、歌碑も設置されている。

  • 妹がため玉を拾ふと紀伊の国の 湯羅の岬にこの日暮しつ
  • 白崎は幸くあり待て大船に 真楫しじ貫きまたかへり見む
  • 朝開き漕ぎ出て我は湯羅の崎 釣する海人を見て帰り来む
  • 湯羅の崎潮干にけらし白神の 磯の浦廻をあへて漕ぐなり

石灰岩内部は戦時中、基地と使用されていた。その後、石灰岩採掘場となったが、現在ではスキューバダイビング施設(白崎海洋公園)がある。

町西部には開山「興国寺」がある。金山寺味噌醤油発祥の地と言われている。

また、たくさんの史跡が発掘されており、史跡の多い町でも有名である。

地理

[編集]

隣接している自治体

[編集]

地区

[編集]
由良地区(南部・東部)
  • 阿戸、網代、江ノ駒、里、門前、中、畑
白崎地区(西部)
  • 吹井、神谷、大引
衣奈地区(北部)
  • 小引、戸津井、衣奈、三尾川

歴史

[編集]

経済

[編集]

産業

[編集]
  • 主な産業:観光産業(民宿・旅館)

由良ドック(株)があり、船舶の修理などをおこなっている。かつては三井E&Sホールディングス川崎重工業の合弁会社だったが、三井E&Sホールディングスの単独出資に移った後、常石造船グループ入りし、2023年1月1日に現在の社名になった。

(株)駒井ハルテック和歌山工場があり、橋梁鉄骨の鉄鋼構造物の製作などをおこなっている。

日本郵政グループ

[編集]

集配郵便局

  • 由良郵便局(里)

無集配郵便局

  • 白崎(しらさき)郵便局(吹井=ふけい)
  • 衣奈(えな)郵便局(衣奈)

各郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置され、由良郵便局ではホリデーサービスを実施(2011年6月現在)。

※由良町内の郵便番号は「649-11xx」(由良郵便局の管轄)となっている。

地域

[編集]

人口

[編集]
由良町と全国の年齢別人口分布(2005年) 由良町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 由良町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
由良町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,258人
1975年(昭和50年) 9,273人
1980年(昭和55年) 9,468人
1985年(昭和60年) 9,273人
1990年(平成2年) 8,529人
1995年(平成7年) 8,056人
2000年(平成12年) 7,625人
2005年(平成17年) 7,179人
2010年(平成22年) 6,508人
2015年(平成27年) 5,837人
2020年(令和2年) 5,364人
総務省統計局 国勢調査より


教育

[編集]

交通

[編集]

鉄道路線

[編集]
紀伊由良駅

路線バス

[編集]

道路

[編集]

町内を高速道路は通っていない。最寄のインターチェンジ湯浅御坊道路広川IC

港湾

[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

[編集]
興国寺 - 本堂

横浜、阿戸の獅子舞は県の無形重要文化財に指定されている。

出身有名人

[編集]

その他

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 資料1-3 市町村別平均津波高一覧表<満潮位>”. 内閣府防災情報のページ (2012年8月29日). 2024年2月16日閲覧。
  2. ^ 中村一恵, 1991年,『伊豆諸島に生息していたニホンアシカについて』, 神奈川県立博物館研究報告, 20号, 59-66頁, 神奈川県立博物館

外部リンク

[編集]