しらかわちょう 白川町 | |||||
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広野地区の白川茶の茶畑と水田 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 岐阜県 | ||||
郡 | 加茂郡 | ||||
市町村コード | 21506-6 | ||||
法人番号 | 8000020215066 | ||||
面積 |
237.90km2 | ||||
総人口 |
6,498人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 27.3人/km2 | ||||
隣接自治体 | 中津川市、恵那市、下呂市、加茂郡七宗町、八百津町、東白川村 | ||||
町の木 | ヒノキ | ||||
町の花 | 岩つつじ | ||||
白川町役場 | |||||
町長 | 佐伯正貴 | ||||
所在地 |
〒509-1192 岐阜県加茂郡白川町河岐715番地 北緯35度34分55秒 東経137度11分16秒 / 北緯35.58186度 東経137.18783度座標: 北緯35度34分55秒 東経137度11分16秒 / 北緯35.58186度 東経137.18783度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
白川町(しらかわちょう)は、岐阜県加茂郡にある町。東濃ひのき、白川茶、麦飯石を産する。
白川町は岐阜県南部に位置し、すぐ北には美濃国と飛騨国の境がある。中津川市との境には二ツ森山(標高1,223メートル)が、東白川村および中津川市との間には尾城山(標高1,133メートル)がそびえ立つ。この地は山間部に当たるため、気候は内陸性のもので、年間平均気温がおよそ12℃、年間降水量が2,250mmほどとなっている。町域の9割を山林が占め、標高の高低差は激しく、居住に適する地は川沿いのごくわずかである。町の西部に北から流れる飛騨川があり、東から流れる佐見川、白川、黒川、赤川などを合流して南西へと流れる。市街地は飛騨川と白川の合流付近の白川沿いの狭隘地に立地する。
黒川(1998年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 14.2 (57.6) |
18.8 (65.8) |
22.7 (72.9) |
27.9 (82.2) |
31.4 (88.5) |
34.9 (94.8) |
37.2 (99) |
37.4 (99.3) |
35.3 (95.5) |
29.8 (85.6) |
23.4 (74.1) |
19.7 (67.5) |
37.4 (99.3) |
平均最高気温 °C (°F) | 5.4 (41.7) |
7.0 (44.6) |
11.3 (52.3) |
17.0 (62.6) |
22.3 (72.1) |
25.1 (77.2) |
28.5 (83.3) |
30.2 (86.4) |
26.2 (79.2) |
20.4 (68.7) |
14.3 (57.7) |
7.9 (46.2) |
17.9 (64.2) |
日平均気温 °C (°F) | 0.0 (32) |
1.0 (33.8) |
4.6 (40.3) |
10.1 (50.2) |
15.5 (59.9) |
19.4 (66.9) |
23.2 (73.8) |
24.1 (75.4) |
20.5 (68.9) |
14.3 (57.7) |
7.9 (46.2) |
2.4 (36.3) |
11.9 (53.4) |
平均最低気温 °C (°F) | −4.4 (24.1) |
−3.9 (25) |
−1.1 (30) |
3.8 (38.8) |
9.4 (48.9) |
14.8 (58.6) |
19.4 (66.9) |
20.1 (68.2) |
16.4 (61.5) |
9.7 (49.5) |
3.0 (37.4) |
−1.9 (28.6) |
7.1 (44.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −12.8 (9) |
−12.3 (9.9) |
−10.2 (13.6) |
−5.3 (22.5) |
−0.8 (30.6) |
5.9 (42.6) |
13.7 (56.7) |
11.5 (52.7) |
6.2 (43.2) |
−0.5 (31.1) |
−4.1 (24.6) |
−10.6 (12.9) |
−12.8 (9) |
降水量 mm (inch) | 76.2 (3) |
103.0 (4.055) |
173.5 (6.831) |
180.2 (7.094) |
187.4 (7.378) |
244.2 (9.614) |
332.8 (13.102) |
232.1 (9.138) |
256.4 (10.094) |
196.3 (7.728) |
107.0 (4.213) |
85.7 (3.374) |
2,176 (85.669) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 10.0 | 9.1 | 11.3 | 11.3 | 11.5 | 14.0 | 16.0 | 13.1 | 11.9 | 10.9 | 8.7 | 10.3 | 138.1 |
平均月間日照時間 | 162.0 | 169.5 | 195.3 | 202.3 | 222.3 | 163.3 | 167.0 | 199.1 | 162.4 | 172.6 | 163.5 | 145.5 | 2,124.6 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[1] |
白川町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 白川町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 白川町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
白川町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
2000年(平成12年)の国勢調査
基幹産業は林業および農業である。林業では東濃ひのきが、農業では白川茶が知られている。しかしながら近年は林業や農業からサービス業や生産業に転向する人も多く、特に専業農家の減少が顕著である。山間部にあり気候が冷涼であるため、夏秋トマトなどの生産も始まったが、前述のとおり専業農家は減りつつある。
高等学校としては岐阜県立加茂高等学校白川校(前身は岐阜県立白川高等学校)があったが、2009年(平成21年)3月1日に閉校となった。
飛騨川の流れに沿って、国道41号や高山本線が走り、南西の美濃加茂市や北の下呂市、飛騨地方へと繋がる。町の北部には国道256号が走り、東に隣接する東白川村に接続する。また、町の中心部の白川に沿った岐阜県道62号下呂白川線も東白川村と直結している。
町内には東海旅客鉄道(JR東海)高山本線が走っている。代表駅は一部の特急が停車する白川口駅で、白川町市街地とは飛騨川を隔てた対岸にあるが、橋を渡れば町役場なども近い。町内には白川口駅のほかに下油井駅も存在する。
2016年3月まで町内には白川線、黒川線、蘇原線、佐見線の4路線があったが、必要なバスドライバーを確保できなくなったことから2016年4月に大幅に減便され、蘇原地区、佐見地区は高校生の通学ができなくなった[6]。その後町の職員が通学する高校生の輸送、白川タクシーが高齢者の輸送を担うようになった[7]。その後2018年より濃飛バスは白川東白川線、白川中央線の2路線に集約され、空白となる地域には黒川ハッピー号、佐見いこカー(以上自家用有償運送)、そはら号(白川タクシーに委託)が運行されるようになった[8]。しかしタクシー会社は2020年4月をもって休業となり[9]、こちらも自治体による自家用有償運送となった。2021年10月より病院送迎バスが町営バス・濃飛バスの路線に統合された。
下呂市 | 東白川村 | |||
七宗町 | 中津川市 | |||
白川町 | ||||
八百津町 | 恵那市 |