省エネルギー住宅(しょうエネルギーじゅうたく、Low-energy house)とは、従来の住宅よりも断熱、気密、防露、夏の日射遮蔽、換気が優れた住宅。
各国には以下のような国家省エネ基準が存在する。
ドイツでは、Niedrigenergiehaus基準では、部屋1平方メートルあたりの暖房コストが年間7リットル以下(50 kWh/m²a または 15,850 Btu/ft²/yr)とされる。また、ドイツにおけるパッシブハウス基準は高度省エネルギー基準とされ、暖房コストは 15 kWh/m²a 以下、または 4,755 Btu/ft²/yr 以下を満たす必要があり、これは欧州他国でも取り入れようとしている。
スイスでは、MINERGIE基準は42 kWh/m²a 以下、または or 13,300 Btu/ft²/yr 以下、Minergie-P基準はパッシブハウス基準と同等とされる。
複数の基準が存在する。
省エネルギー住宅の実現に必要な3大要素
さらに近年では、地球環境・周辺環境・住宅環境まで視野に入れた環境共生住宅という考え方も登場している。