第11空軍 | |
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創設 | 1942年1月15日 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
軍種 | アメリカ空軍 |
上級部隊 |
太平洋空軍 アラスカ軍 |
基地 | アラスカ州・エルメンドルフ空軍基地 |
渾名 | 11AF |
第11空軍(Eleventh Air Force,11AF)はアメリカ空軍における航空軍の1つ。太平洋空軍傘下の部隊であり、アラスカ州エルメンドルフ空軍基地に司令部が所在する。司令官職は中将をもって充てるポストとされており、第11空軍司令官はアラスカ軍司令官を兼ねている。
アラスカ州はアメリカ北方軍の担当区域であるが、アメリカ太平洋軍のサブコマンドである統合部隊アラスカ軍(Alaskan Command,ALCOM)の部隊が展開している。
第11空軍は部隊管理として太平洋空軍の指示を受け、通常は太平洋軍/アラスカ軍の作戦指揮を受ける。災害救援や合衆国本土防衛/安全保障事案の際はアメリカ北方軍アラスカ統合任務部隊の作戦指揮を受け、文民機関と協力して対処にあたる。
2008年現在、2個航空団を基幹戦力としており、状況に応じアラスカ空軍州兵の2個航空団の増援を受ける。
アラスカに航空戦力の展開が開始されたのは1940年下半期のことであった。
その後も1945年8月に日本が降伏するまで、長距離爆撃機などを用いて千島列島北部への偵察行動と空襲、輸送船などへの艦船攻撃を継続していく。
冷戦期においては、ソ連本土に最も近い地勢である事から、防空および早期警戒を主任務とし、爆撃機を運用する戦略航空軍団への支援も行っていた。最盛期には6個飛行隊に200機以上の戦闘機を擁していた。
冷戦の終結に伴い、ソ連との緊張関係も薄れ、兵力も縮小される。
その後も前方展開基地の縮小などが行われている。