オープニング | 『Nutcrackers』 |
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クロージング | 『The Deb』 |
会場 | カナダ トロント |
創設 | 1976年 |
受賞 | 『The Life of Chuck』 |
賞名 | ピープルズ・チョイス・アウォード |
期間 | 2024年9月5日 - 15日 |
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トロント国際映画祭開催史 |
第49回トロント国際映画祭(だい49かいトロントこくさいえいがさい、2024 Toronto International Film Festival)は、2024年9月5日から15日まで開催された[1]。オープニング作品はデヴィッド・ゴードン・グリーン監督の『Nutcrackers』、クロージング作品はレベル・ウィルソン監督の『The Deb』が上映された[2]。観客賞(ピープルズ・チョイス・アウォード)はマイク・フラナガン監督のアメリカ映画『The Life of Chuck』が受賞した。
ラインナップは2024年6月18日に第1弾、7月9日に第2弾、7月16日にオープニング作品とクロージング作品を順次発表し[3][4][2]、7月22日にガラ・プレゼンテーションとスペシャル・プレゼンテーションの上映作品、8月13日に追加作品を発表した[5][6]。
日本からはセンターピース部門に黒沢清監督の『Cloud クラウド』[7]、奥山大史監督の『ぼくのお日さま』[8]、空音央監督の『HAPPYEND』[9]、ミッドナイト・マッドネス部門に宇賀那健一監督の『ザ・ゲスイドウズ』[10]、ウェイブレングス部門にジャン=リュック・ゴダール監督の遺作『Scénarios』と『Exposé du Film Annonce du Film "Scénario"』[11]が出品された。
また、映画祭ではデイミアン・チャゼル監督の『セッション』やミナ・シャム監督の『Double Happiness』の記念上映、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の質疑応答付きの『DUNE/デューン 砂の惑星』と『デューン 砂の惑星 PART2』の連続上映も行われた[12][13]。
ガラ・プレゼンテーションとして以下の作品が選ばれた[14]。
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
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Andrea Bocelli: Because I Believe | コジマ・スペンダー | イギリス | |
Better Man | マイケル・グレイシー | オーストラリア | |
Don't Let's Go to the Dogs Tonight | エンベス・デイヴィッツ | 南アフリカ共和国 | |
Eden | ロン・ハワード | アメリカ合衆国 | |
Elton John: Never Too Late | R・J・カトラー デヴィッド・ファーニッシュ |
アメリカ合衆国 | |
하얼빈 | ウ・ミンホ | 韓国 | |
Les Barbares | ジュリー・デルピー | フランス | |
メガロポリス | Megalopolis | フランシス・フォード・コッポラ | アメリカ合衆国 |
Nutcrackers (オープニング作品) | デヴィッド・ゴードン・グリーン | アメリカ合衆国 | |
Oh, Canada | ポール・シュレイダー | アメリカ合衆国 | |
Road Diary: Bruce Springsteen and The E Street Band | トム・ジムニー | アメリカ合衆国 | |
Superboys of Malegaon | リーマー・カーグティー | インド | |
Takin' Care of Business | タイラー・ミーサム | アメリカ合衆国 | |
The Deb (クロージング作品) | レベル・ウィルソン | オーストラリア | |
The Friend | デヴィッド・シーゲル スコット・マクギー |
アメリカ合衆国 | |
The Penguin Lessons | ピーター・カッタネオ | スペイン イギリス | |
The Return | ウベルト・パゾリーニ | イタリア イギリス | |
The Shrouds | デヴィッド・クローネンバーグ | カナダ フランス | |
野生の島のロズ | The Wild Robot | クリス・サンダース | アメリカ合衆国 |
Unstoppable | ウィリアム・ゴールデンバーグ | アメリカ合衆国 | |
ウィル&ハーパー | Will & Harper | ジョシュ・グリーンバウム | アメリカ合衆国 |
William Tell | ニック・ハム | イタリア イギリス |
スペシャル・プレゼンテーションとして以下の作品が選ばれた[14]。
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 | 製作年 |
---|---|---|---|---|
Double Happiness | ミナ・シャム | イタリア カナダ |
1994 | |
DUNE/デューン 砂の惑星 | Dune | ドゥニ・ヴィルヌーヴ | アメリカ合衆国 ハンガリー |
2021 |
デューン 砂の惑星 PART2 | Dune: Part Two | ドゥニ・ヴィルヌーヴ | アメリカ合衆国 カナダ |
2024 |
セッション | Whiplash | デイミアン・チャゼル | アメリカ合衆国 | 2014 |
センターピースとして以下の作品が選ばれた[14]。
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プラットフォーム部門の審査員はアトム・エゴヤン、ホ・ジノ、ジェーン・シェーンブルンで構成されている[15]。
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ミッドナイト・マッドネス部門として以下の作品が選ばれた[14]。
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
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Dead Mail | ジョー・デボール カイル・マコナヒー |
アメリカ合衆国 | |
鬼才之道 | ジョン・スー | 台湾 | |
Else | ティボールト・エミン | フランス ベルギー | |
从21世纪安全撤离 | ヤン・リー | 中国 | |
Friendship | アンドリュー・デヤング | アメリカ合衆国 | |
Ick | ジョセフ・カーン | アメリカ合衆国 | |
It Doesn't Get Any Better Than This | レイチェル・ケンプ ニック・トティ |
アメリカ合衆国 | |
ザ・ゲスイドウズ | ザ・ゲスイドウズ | 宇賀那健一 | 日本 |
ロスト・イン・シャドー | The Shadow Strays | ティモ・ジャヤント | インドネシア |
The Substance | コラリー・ファルジャ | イギリス アメリカ合衆国 フランス |
プライムタイム部門として以下の作品が選ばれた[14]。
日本語題 | 原題 | 監督 | 製作国 |
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ディスクレーマー 夏の沈黙 | Disclaimer | アルフォンソ・キュアロン | イギリス |
Trolösa | トーマス・アルフレッドソン | スウェーデン | |
Familier Som Vores | トマス・ヴィンターベア | デンマーク フランス スウェーデン チェコ ベルギー ノルウェー ドイツ | |
M - Il figlio del secolo | ジョー・ライト | イタリア フランス | |
The Knowing | コートニー・モンツアー タニヤ・タラガ |
カナダ | |
The Listeners | ジャニクサ・ブラヴォー | イギリス | |
The Tragically Hip: No Dress Rehearsal | マイク・ダウニー | カナダ | |
Thou Shalt Not Steal' | ディラン・リバー | オーストラリア |
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受賞者は9月15日に発表された。
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賞 | 作品 | 監督 |
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観客賞 - 受賞 | The Life of Chuck | マイク・フラナガン |
観客賞 - 次点1位 | Emilia Pérez | ジャック・オーディアール |
観客賞 - 次点2位 | Anora | ショーン・ベイカー |
観客賞(ドキュメンタリー部門) - 受賞 | The Tragically Hip: No Dress Rehearsal | マイク・ダウニー |
観客賞(ドキュメンタリー部門) - 次点1位 | ウィル&ハーパー | ジョシュ・グリーンバウム |
観客賞(ドキュメンタリー部門) - 次点2位 | Your Tomorrow | アリ・ワインスタイン |
観客賞(ミッドナイト・マッドネス部門) - 受賞 | The Substance | コラリー・ファルジャ |
観客賞(ミッドナイト・マッドネス部門) - 次点1位 | 鬼才之道 | ジョン・スー |
観客賞(ミッドナイト・マッドネス部門) - 次点2位 | Friendship | アンドリュー・デヤング |
映画で傑出した俳優や映画製作者を称えるために対する功労賞のTIFFトリビュート・アワード(TIFF Tribute Award)は映画祭の開催前・開催期間中の発表となった[16][17][18][19][20]。
賞 | 受賞者 |
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オナー・チェア | サンドラ・オー |
ノーマン・ジュイソン賞 | デヴィッド・クローネンバーグ |
パフォーマー賞 | エイミー・アダムス |
ジャレル・ジェローム | |
監督賞 | マイク・リー |
バラエティ・アーティシャン・アワード | カミーユ |
クレマン・デュコル | |
エマージング・タレント・アワード | ドゥラガ・チュー・ボーズ |
ジェフ・スコール賞 (インパクト・メディア部門) | アンジェリーナ・ジョリー |
シェア・ハー・ジャーニー グラウンドブレーカー賞 | ケイト・ブランシェット |
特別功労賞 | チャオ・タオ |