せいかちょう 精華町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
都道府県 | 京都府 | ||||
郡 | 相楽郡 | ||||
市町村コード | 26366-4 | ||||
法人番号 | 3000020263664 | ||||
面積 |
25.68km2 | ||||
総人口 |
35,307人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 1,375人/km2 | ||||
隣接自治体 |
京田辺市、木津川市 奈良県:奈良市、生駒市 | ||||
町の木 | かし | ||||
町の花 | バラ | ||||
精華町役場 | |||||
町長 | 杉浦正省 | ||||
所在地 |
〒619-0285 京都府相楽郡精華町大字南稲八妻小字北尻70番地 北緯34度45分39秒 東経135度47分09秒 / 北緯34.76092度 東経135.78572度座標: 北緯34度45分39秒 東経135度47分09秒 / 北緯34.76092度 東経135.78572度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
精華町(せいかちょう)は、京都府の南部に位置する町。相楽郡に属する。京都府内の町では最多の人口を有する。
関西文化学術研究都市の地理的な中心であり、国立国会図書館関西館、ATRなどがある。エビイモ、万願寺とうがらし、イチゴが特産。もともと京田辺市、木津町、精華町の関西文化学術研究都市3市町の合併で10万人の新市になるよう住民投票する予定で京田辺市長も賛成だったが、木津町、精華町の両町長の反対により実現しなかった。
町名の「精華」は、1890年(明治23年)10月30日に発布された教育勅語の「国体の精華」(日本の国の最も美しい美点)という一節からとられたものである[1]。
西の京阪奈丘陵と東の木津川に挟まれ南北に延びる地帯であり、府の南端を占め東側は木津川市・北側は京田辺市・西側は生駒市・南側は奈良市に接している。 奈良県の県境に位置する町であり、大阪府には接していないが京田辺市・生駒市を介して僅か2km先に枚方市・交野市域がある。
東側は木津川沿いの農業地帯、南部と西部は丘陵地にある住宅地である[2]。
町名 | 郵便番号 | 町名 | 郵便番号 | 町名 | 郵便番号 |
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乾谷 | 619-0233 | 下狛 | 619-0245 | 菱田 | 619-0246 |
植田 | 619-0236 | 菅井 | 619-0242 | 祝園 | 619-0241 |
北稲八間 | 619-0244 | 精華台 | 619-0238 | 祝園西 | 619-0240 |
桜が丘 | 619-0232 | 光台 | 619-0237 | 南稲八妻 | 619-0243 |
柘榴 | 619-0234 | 東畑 | 619-0235 | 山田 | 619-0231 |
町制施行後初めて行った1955年10月1日の国勢調査では9,452人であった。 1960年10月1日の国勢調査では9,372人とやや減少したが、以降は増え続ける。 90年代には関西文化学術研究都市として、また、大阪市や京都市、奈良市などへのベッドタウンとして、丘陵が宅地開発されてきたことから人口が流入し、1995年4月1日に22,329人と2万人を超え、2002年4月1日に31,262人と3万人を超えた。 また、平成17年実施国勢調査速報値によると、人口増加率は29.9%と全国の他の市町村を大きく引き離して1位である(平成17年度に34540人)。 特に1995年から2005年までの人口が急激に増加している[3][4][5]。
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、4.08%増の35,633人であり、増減率は府下26市町村中3位、36行政区域中4位。
精華町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 精華町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 精華町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
精華町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
戦後昭和の大合併により、相楽郡でも合併が検討された。 1949年2月、京都府自治制度調査委員会によって出された町村合併の試案によると、相楽郡の合併の組み合わせはいずれも新制中学校の区域に基づいたものであった[6]。 相楽郡北西部では精華中学校の区域である川西村・山田荘村・相楽村の3村の合併が検討された[6]。 最終的に相楽村は木津町との合併を決定し、川西村・山田荘村の2村合併となったが、ともに精華中学校を運営している仲間の村々ということが強く意識され、1951年4月、精華中学校の名を由来とする精華村が誕生することとなった[1]。(精華中学校の名称は戦前の精華高等小学校に由来している[7]。 精華高等小学校の「精華」は、1890年(明治23年)10月30日に発布された教育勅語の「国体の精華」(日本の国の最も美しい美点)という一節からとられたものである[1]。詳細は精華町立精華中学校を参照。)
1951年の合併の際に町制施行の希望があったが、合併が短時日のうちに進められたことにより実現されなかった。 その後も風水害の復旧工事などもあり、町制施行は見送られたが、1953年に町村合併促進法が出され、精華村は町制施行の機運をより高めた。 1954年7月、新町村建設計画に基づく町制実施の基本方針が立てられることになり、翌1955年2月10日に区長会で町制実施の計画が明確に出され、2月23日には村議会全会一致で可決、町制施行促進委員会が設けられ、府会の議決を経て、4月1日に町制施行し、現在に至る。
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
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京都府第6区(宇治市、城陽市、八幡市、京田辺市、木津川市、久世郡、綴喜郡、相楽郡) | 山井和則 | 立憲民主党 | 8 | 選挙区 |
区分 | 調査年 | 産業人口 | 比率 |
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第1次産業 | 2005年10月1日 第18回国勢調査 |
490人 | 3.14% |
第2次産業 | 3,487人 | 22.35% | |
第3次産業 | 11,365人 | 72.85% |
この節の加筆が望まれています。 |
2012年7月10日に京都府内で初めて、全小中学校にドライミストの発生装置を取り付けた。[11] 京都精華大学および京都精華学園中学校・高等学校は京都市左京区に所在し、精華町とは無関係である。
合計生徒数1138人(2017年5月1日)
合計生徒数2366人(2017年5月1日)
精華町は2013年7月5日に地方自治体としては初めて漫画作成ソフト「コミPo!」を採用した女性姿の広報キャラクターを発表[18][19]、同日から8月7日まで愛称を公募し竹熊健太郎を座長とする「精華町キャラクター愛称検討会議」による審議の結果、同年9月9日に「京町セイカ(きょうまちせいか)」と名づけたことを公表し、同時に「コミPo!」で自由に利用できる3Dモデルデータを公開した[20]。町ではこれを広報誌[21]やTwitter[22]のほか、同年10月29日には情報通信研究機構ユニバーサルコミュニケーション研究所の開発したデジタルサイネージで立体視できるキャラクターに採用する[23]などの活用をしている。2014年7月5日から30日まで京町セイカ誕生1周年を記念して町役場では公募作品の展示会を開催[24]した。同年10月には音楽ファイルを解析して3DCGキャラクターを自動的に躍らせるソフト「キャラみんOMP(おんぷ)」用3Dモデルとその動画を公開、将来的には町民が体を動かす健康イベントの企画にも繋げたい意向だという[25][26]。2014年11月に全国からキャラクターとその運営者が集まって開催された「萌えキャラ学会」[27][28]に出席して講演などを行ったが、その場に他のキャラクターに扮したコスプレイヤーも居たことから京町セイカについてもより情報発信力を増すために公式コスプレイヤーの公募を検討したいとしている[29]。2015年11月27日から、クラウドファンディングでVOICEROID化するための資金募集を行い、同年12月8日に目標金額に達したためVOICEROID化が決定。2016年6月10日に「VOICEROID 京町セイカ」が発売された。声優は立花理香。2018年5月 5周年イラストはtwotwotwoがイラスト制作。 2020年7月5日にYouTuberとして活動開始[30]、企画・制作はゆにクリエイト[31]。2021年1月11日にはクラウドファンディングで目標金額に達したことによりSynthesizer Vを用いた歌唱音源の制作が決定し、2022年1月27日に発売[32]。後にAI版も制作された。同年11月26日にはクラウドファンディングで目標金額に達したことによりVOICEPEAKを用いたテキスト読み上げ用音源の制作が決定した。2023年10月15日発売。
株式会社ハンクルズが調査する、ご当地キャラクター人気ランキング[33]では、ゆるキャラを含む総勢4390体あまりに及ぶキャラクターの中で、全国4位(京都府下1位)を記録している(2022年10月7日時点)[34]。
容姿はおかっぱの黒髪に、緑色の瞳と同系統の色で統一されたヘッドセット、袖なしのスーツ、アームウォーマー、ブーツを着用した女性。これらの配色はヘッドセットやスーツの左胸にあしらわれた町章の色に合わせてあり、「関西文化学術研究都市」の最先端科学と『日本書紀』にも名の残る歴史を持つ町を表すものとして「『過去・現在・未来』を行き来する未来からの使者」を基本コンセプトとしてデザインされた[19][35]。
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