臭化ニッケル(II) Nickel(II) bromide | |
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Nickel(II) bromide | |
別称 二臭化ニッケル | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 13462-88-9 |
PubChem | 278492 |
特性 | |
化学式 | NiBr2 |
モル質量 | 218.53 g/mol |
外観 | 黄色の結晶 |
匂い | 無臭 |
密度 | 5.098 g/cm3[1] |
融点 |
963 ℃ |
水への溶解度 | 水とエタノールに可溶 |
危険性 | |
EU分類 | 未分類 |
EU Index | 未分類 |
主な危険性 | 刺激性、腐食性 |
NFPA 704 | |
引火点 | 不燃性 |
発火点 | 不燃性 |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | フッ化ニッケル(II) 塩化ニッケル(II) ヨウ化ニッケル(II) |
その他の陽イオン | 臭化コバルト(II) 臭化銅(II) 臭化パラジウム(II) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
臭化ニッケル(II)(しゅうかニッケル、英: nickel(II) bromide)はニッケルの臭化物で、化学式NiBr2で表される無機化合物。黄色ないし褐色の菱面体晶で、匂いはない。
加熱したニッケルに臭素を反応させて生成する。吸湿性があり、水とエタノールに可溶。加水により、三水和物NiBr2・3H2Oとなる。有機ニッケル化合物の製造などに使用される。