臭化白金(IV)

臭化白金(IV)
識別情報
CAS登録番号 68936-92-1
特性
化学式 PtBr4
モル質量 514.700 g/mol
外観 黒茶色結晶
融点

180 ℃ (分解)

への溶解度 0.41 g/100mL (20 ℃)
溶解度 エタノールジエチルエーテル[1]に可溶
危険性
安全データシート(外部リンク) [1]
EU分類 腐食性 (C)
NFPA 704
0
2
1
Rフレーズ R34
Sフレーズ S20, S26, S36/37/39, S45, S60
引火点 不燃性
関連する物質
その他の陰イオン フッ化白金(IV)
塩化白金(IV)
ヨウ化白金(IV)
その他の陽イオン 臭化ニッケル(II)
臭化パラジウム(II)
臭化白金(II)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

臭化白金(IV)(しゅうかはっきん よん、Platinum(IV) bromide)は、化学式が PtBr4 と表される白金臭化物である。

臭化白金(IV)と臭化金(III)の混合水溶液を濾紙に染み込ませ、未知の試薬を一滴垂らすことにより、セシウムイオンの存在を検査することができる。セシウムイオンが存在する場合は灰色または黒色に変わる。しかし、この反応のメカニズムはいまだに分かっていない[2]

脚注

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  1. ^ Lide, David R. (1998), Handbook of Chemistry and Physics (87 ed.), Boca Raton, FL: CRC Press, pp. 481, ISBN 0849305942, https://books.google.co.jp/books?id=lFjg0L-uOxoC&pg=PT866&dq=%22Platinum(IV)+bromide%22&as_brr=3&sig=Zon83k3lGTIGg-eJq-uJHgx0qP0&redir_esc=y&hl=ja#PPT866,M1 2008年6月19日閲覧。 
  2. ^ Wenger, P. E. (2007), Reagents for Qualitative Inorganic Analysis, Read Country Books, pp. 242, ISBN 1406748471, https://books.google.co.jp/books?id=SRAR3FOYxhEC&pg=PA360&dq=%22Platinum(IV)+bromide%22&as_brr=3&sig=WsOa49FVGIByWN1xVhWA7KJvWsw&redir_esc=y&hl=ja#PPA242,M1 2008年6月18日閲覧。