蛯名 健一またはEBIKEN[1] (えびな けんいち、別名えびけん、1974年 - ) は神奈川県出身[2]の演出家、振付家、ダンスパフォーマー[3]。身長は160cm[4]。
神奈川県で生まれ、幼少期から中学1年生まで兵庫県西宮市に住んだ。小学生の頃は内気な性格だったという。 1994年にアメリカ合衆国の大学に留学し、在学中に独学でダンスを始めた。フリースタイルのヒップホップ、マイム、ジャズ、エスニック・ダンスなどを組み合わせた独自のスタイルを特長としている。
2006年から2007年、ニューヨークのアポロ・シアターで行なわれた『Apollo Amateur Night 』で7回連続優勝し、年間優勝者となった。2001年、彼がリーダーを務めるダンスチームBiTriPが『Apollo Amateur Night 』で優勝していたため、彼は2回年間優勝した唯一の人物となった。『Angelina Ballerina: The Next Steps 』に出演し、マネキン人形に命が宿る様子をダンスで表現しつつ、自身の半生について語った。
2013年、米NBCネットワークで放送されたオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』のシーズン8に参加。自身が「dance-ish Performance(ダンスのような演目)」と称するパフォーマンスを披露して、オーディションを勝ち進み全米の注目を集めた[5]。最終的に日本人としては初めて優勝し、賞金100万ドルを獲得した[6]。
2013年9月29日よりペンシルバニア州ヨークを皮切りに11月17日のニューヨーク州ウエストバリーまで『アメリカズ・ゴット・タレント・ライヴ』の全米ツアー公演[7]に出演する。
現在は高級ショークラブのThe BOX(ニューヨーク、ロンドン)、The ACT(ラスベガス)に出演[8]。日本国内でも、東京麻布十番にあった、コロッケがプロデュースする劇場「CROKET MIMIC TOKYO」(現在は六本木に移転)のパフォーマーとして不定期出演したこともある[9]。
2013年、蛯名は米NBCネットワークで放送されたオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』のシーズン8に参加した。
最初は、2013年5月8日〜10日のシカゴの地方予選に参加。そこで蛯名は、映画『マトリックス』をモチーフにした演目『Robo-Matrix』を披露した。頭を浮かせる動きの技や、仰向けに寝た状態から起きる技など圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を大いに沸かせた。辛口で知られる番組の審査員も大絶賛の言葉を発して拍手し、最後は会場中の観客からスタンディングオベーションを受けた。そして審査員4人全員から合格を獲得し、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行なわれるベガス・ウィークに進出した[10][11]。
この番組の放送直後である6月18日、動画共有サービスのYouTubeに蛯名の出演映像がアップロードされる。約2か月でその動画の再生回数が1255万回を超えるなどして、日本でも話題になる[11]。
2013年8月6日、背景の巨大スクリーンの映像と武術を取り入れたダンスを組み合わせて披露した。映像に出てきたキャラクターも全て彼自身が務めた。翌8月7日の結果発表で準決勝に進出することとなった[12]。
9月3日の準決勝では背景のスクリーンを鏡に見立て、自身と、鏡に映った自身を組み合わせたダンスを披露し、翌9月4日の結果発表で次のトップ12に進んだ。9月10日のトップ12では愛、死、昇天を表現したダンスで決勝戦に進むこととなった[13]。9月17日に行なわれた決勝戦では2種類のダンスを披露して視聴者投票により、9月18日、『アメリカズ・ゴット・タレント』シーズン8優勝者となった[14]。
出典[1]
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