裸のチェロ | |
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Il merlo maschio | |
監督 | パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ |
脚本 |
パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ 脚本監修 マリア・ピア・ロッコ |
原作 | ルチアーノ・ビアンチャルディ |
製作 |
シルヴィオ・クレメンテッリ エドワード・L・モントロー |
出演者 |
ラウラ・アントネッリ ランド・ブッツァンカ |
音楽 | リズ・オルトラーニ |
撮影 | シルヴァーノ・イッポリティ |
編集 |
セルジオ・モンタナーリ マリオ・モッラ |
公開 |
1971年9月22日 劇場未公開 |
上映時間 | 112分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
『裸のチェロ』(はだかのチェロ、原題:Il merlo maschio, 「雄クロツグミ」の意)は、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ監督による1971年(昭和46年)製作・公開のイタリア映画である。「イタリア式コメディ」を代表する作品のひとつであり、アレーナ・ディ・ヴェローナをはじめヴェローナの風景が描かれている。
ニッコロ・ヴィヴァルディ(ランド・ブッツァンカ)は、オーケストラの指揮者からチェロ奏者の仕事を干されてしまい、失望する。彼は、友人(リノ・トフォロ)や同僚に見せびらかすべく、大胆なポーズで愛妻コンスタンツァ(ラウラ・アントネッリ)の写真を撮り始める。露出趣味が極まった彼は、オペラ『アイーダ』の公演の間、アレーナ・ディ・ヴェローナ」の満場の観衆の前に、裸身の妻を運んでくる。
また、コンスタンツァは裸のままチェロのケースのなかに入れられて持ち運ばれることに同意する。そして、ニッコロはダダイスト芸術家のマン・レイの写真をヒントに、ヴェローナの橋の上で全裸の彼女を出す。