西村 キヌ (にしむら キヌ、1969年10月5日[1] - )は、日本のイラストレーター・キャラクターデザイナー・ゲームクリエイター。元株式会社カプコン専属のデザイナー、現在はフリー。兵庫県出身。血液型A型。女性。
幼少時より絵を描くの好きで、中学1年生のときに湖川友謙が描いた『戦闘メカ ザブングル』の水彩タッチのイラストに影響を受け、中学2年で「何かしら絵に関する仕事がしたい」と志し、デザイン科のある高校に入学。京都芸術短期大学芸術学部日本画科在学中に、弟が買っていたゲーム雑誌『ゲーメスト』掲載のあきまんが描いた『ファイナルファイト』や『マジックソード』のイラストに感銘を受け、ゲーム業界に興味を持つことになる。
大学卒業後の1991年に株式会社カプコンに入社。同社デザイン室発足時から数々のタイトルに関わっており、ゲームの販促用イラストおよびキャラクターデザインを担当。特にストリートファイターシリーズは西村にとって印象深い作品であるという。ペンネームの由来は母方の祖母の名前から。愛称はキヌ先生。
- 1991年
- 1992年
- 1月、同社デザイン室に転属。
- 『VARTH』でキャラクターデザインを担当[4]。
- 『ストリートファイターIIダッシュ』の販促用イラストを担当。
- 『ストリートファイターIIダッシュターボ』のメインイラストを担当。のちにスーパーファミコン版のパッケージにも使用された。
- 1993年
- 『スーパーストリートファイターII』のメインイラストを担当。
- 1994年
- 『スーパーストリートファイターIIX』の販促用イラストを担当。
- 『パワード ギア』でキャラクターデザインを担当。ゲーム中に登場するキャラクターとしては初のデザインとなった[5]。
- 1995年
- 『パワード ギア』の続編となる『サイバーボッツ』でキャラクターデザインを担当。ゲーム中に登場する全キャラクターをデザインした。のちに発売されたセガサターン版限定BOXには西村キヌによるオリジナル漫画も同梱された。
- 1996年
- 1997年
- 1998年
- 恋愛シミュレーションゲーム『ときめきレクイエム(仮)』を原案企画するが没となる。同企画は「主人公の女の子となり、お目当ての彼氏をゲットする」という、コナミ『ときめきメモリアル』のいわゆる女版であった。没にしたのは同じ部署にいたあきまんによる判断で、『サイバーボッツ』にて、売れ行きに上限がある企画に対し、必要以上に販促物を凝ってデコレーション暴走を起こしたことが要因であるという[6]。
- 1999年
- 2000年
- 2002年
- 社外の仕事として初めてサンライズのアニメ『OVERMANキングゲイナー』に参加。ゲイン、コナ、ミイヤなどのキャラクターおよび衣装デザイン、販促用イラストなどを担当した。当時は中村嘉宏、吉田健一と一緒に合宿を組んで、デザイン作業を行った。
- 『月刊ニュータイプ』2002年9月号にて小説『OVERMAN KING GAINER』(富野由悠季著)が連載開始され、挿絵を担当した。(※2003年2月号まで全6話)
- 2003年
- 東京、大阪、名古屋、広島の4会場で開催されたストリートファイター原画展の大阪会場で、森気楼、イケノ、水戸椎土らカプコンデザインチームの面々がトークショーに出演する中、西村キヌだけ声のみで出演した。同イベントで版画『Girl-Fighting』を発表。版画の即売会も行われた。
- シースリー2003にて版画『歴史の天使』を発表。
- 2004年
- 2005年
- YAMATO社からフィギュアデザインを担当した『カプコンフィギュアコレクション:西村キヌ』が発売(オリジナルカラー6種&リペイントカラー6種、計12種)。
- マックスファクトリーから『西村キヌコレクション:GIRL-FIGHTING』が発売(春麗、さくら、キャミィ、計3種)。
- 2006年
- 2007年
- 2008年
- 2009年
ストリートファイターシリーズ |
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関連項目 | |
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