謎のロケット(なぞのロケット、ゴースト・ロケット 英語: Ghost rockets, スウェーデン語: Spökraketer)とは1940年代にスウェーデンを中心としてヨーロッパ各地で見られた正体不明のロケット。
1946年2月から12月にかけて、スウェーデンで複数回のロケットと思しき飛行物体が目撃された[1]。当時はアメリカとソビエトがドイツから戦利品としてV2ロケットを接収しており、それらが秘密裏に試射された可能性等、複数の説があるものの、証拠は見つかっていない。
類似のロケットはデンマーク、フィンランド、ノルウェー、ギリシャ、ポルトガル、ベルギー、イタリア等でも目撃されている。目撃が多いことからアースグレイジング火球の可能性も指摘されているものの、結論は出ていない。
謎のロケットは過去の出来事であると考えられていたが、2000年代にはいってからも各地で報告されている[2][3]。
様々な説があったがどれも決定的ではなかった。