とよころちょう 豊頃町 | |||||
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ハルニレの木 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(十勝総合振興局) | ||||
郡 | 中川郡 | ||||
市町村コード | 01645-4 | ||||
法人番号 | 1000020016454 | ||||
面積 |
536.71km2 | ||||
総人口 |
2,914人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年10月31日) | ||||
人口密度 | 5.43人/km2 | ||||
隣接自治体 |
広尾郡大樹町、十勝郡浦幌町、 中川郡幕別町、池田町 | ||||
町の木 | ニレ | ||||
町の花 | エゾムラサキツツジ | ||||
豊頃町役場 | |||||
町長 | 按田武 | ||||
所在地 |
〒089-5312 北海道中川郡豊頃町茂岩本町125番地 北緯42度48分04秒 東経143度30分21秒 / 北緯42.801度 東経143.50589度座標: 北緯42度48分04秒 東経143度30分21秒 / 北緯42.801度 東経143.50589度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
豊頃町(とよころちょう)は、北海道十勝総合振興局管内の中川郡にある町である。十勝川の河口に位置し、十勝地方の開拓が十勝川を河口から遡上する形で進んだ歴史から十勝地方発祥の地とされ、大津地区と呼ばれる河口住居地の中央近くに碑がある。ハルニレの木が町のシンボルとなっている。
幕末から明治にかけて活躍した探検家の松浦武四郎が著した『十勝日誌』には当地を指すと思われる「トヒヲカ」の名称があるが、その由来については示されていない[2]。またアイヌ語研究者の永田方正や1950年版以降の『北海道 駅名の起源』は「トヨㇷ゚カオロ」という語が由来であるとしているが、いずれもその原義は不明としている[3][2]。
加えて、1947年版の『北海道駅名の起源』は「トエコロ(多くのフキ)」と書いているが、これについてアイヌ語研究者の山田秀三は「納得しにくい」と評している[2]。
十勝総合振興局東部に位置、太平洋に面する。十勝川流域及び太平洋沿岸部は平地で、その他の地域は丘陵地帯。十勝川下流湖沼群および十勝海岸湖沼群が「生物多様性の観点から重要度の高い湿地」(重要湿地)[4] に、十勝川河口周辺が「生物多様性の観点から重要度の高い海域」[5]に選定されている。大津海岸は、厳寒期の砂浜に「ジュエリーアイス」と呼ばれる氷の塊が現れるという現象で知られている[6]。
ケッペンの気候区分によると、豊頃町は湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。冬季は-20℃を下回る気温が観測されることが珍しくなく、寒さが厳しい。
大津(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 7.6 (45.7) |
11.5 (52.7) |
15.9 (60.6) |
31.9 (89.4) |
31.3 (88.3) |
34.5 (94.1) |
33.6 (92.5) |
34.6 (94.3) |
31.4 (88.5) |
25.1 (77.2) |
20.4 (68.7) |
13.4 (56.1) |
34.6 (94.3) |
平均最高気温 °C (°F) | −1.1 (30) |
−0.4 (31.3) |
3.3 (37.9) |
8.9 (48) |
12.9 (55.2) |
15.6 (60.1) |
19.5 (67.1) |
21.6 (70.9) |
20.2 (68.4) |
15.4 (59.7) |
8.9 (48) |
1.5 (34.7) |
10.5 (50.9) |
日平均気温 °C (°F) | −7.4 (18.7) |
−6.4 (20.5) |
−1.2 (29.8) |
4.1 (39.4) |
8.5 (47.3) |
12.1 (53.8) |
16.1 (61) |
18.1 (64.6) |
15.9 (60.6) |
9.9 (49.8) |
3.2 (37.8) |
−4.2 (24.4) |
5.7 (42.3) |
平均最低気温 °C (°F) | −13.9 (7) |
−13.2 (8.2) |
−6.4 (20.5) |
−0.4 (31.3) |
4.6 (40.3) |
9.2 (48.6) |
13.6 (56.5) |
15.4 (59.7) |
12.0 (53.6) |
4.5 (40.1) |
−2.2 (28) |
−9.8 (14.4) |
1.1 (34) |
最低気温記録 °C (°F) | −26.6 (−15.9) |
−27.7 (−17.9) |
−22.1 (−7.8) |
−10.7 (12.7) |
−3.7 (25.3) |
0.3 (32.5) |
6.4 (43.5) |
7.2 (45) |
1.1 (34) |
−5.4 (22.3) |
−13.7 (7.3) |
−21.5 (−6.7) |
−27.7 (−17.9) |
降水量 mm (inch) | 42.2 (1.661) |
28.5 (1.122) |
47.3 (1.862) |
73.4 (2.89) |
107.6 (4.236) |
103.8 (4.087) |
123.9 (4.878) |
145.7 (5.736) |
165.5 (6.516) |
114.4 (4.504) |
61.3 (2.413) |
53.7 (2.114) |
1,076 (42.362) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 5.2 | 4.4 | 5.8 | 7.8 | 9.5 | 8.4 | 10.4 | 10.7 | 10.3 | 8.4 | 7.7 | 5.9 | 95.1 |
平均月間日照時間 | 192.9 | 188.6 | 213.4 | 182.6 | 174.1 | 123.3 | 110.3 | 121.3 | 145.0 | 174.1 | 173.0 | 179.6 | 1,981.4 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[7] |
豊頃町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 豊頃町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 豊頃町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
豊頃町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
農業(畑作)、酪農、漁業が盛ん。畑作では馬鈴薯、テンサイ、小麦、豆、大根などを生産。大津漁港を拠点とする漁業では、サケ、カニ、ホッキ貝、シシャモなどが獲れる。
閉校された学校
かつては帯広 - 浦幌間の路線バス(十勝バス)や帯広 - 釧路間の特急すずらん号(十勝バス・くしろバス)が町内に停車していたが、2011年(平成23年)4月1日までに廃止された。