躰道 たいどう | |
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団体法形競技 | |
発生国 | 日本 |
発生年 | 1965年(昭和40年) |
創始者 | 祝嶺正献 |
源流 | 空手道・手・玄制流空手道 |
主要技術 | 運足・運身 |
公式サイト | 日本躰道協会 |
躰道(たいどう/Taido)とは日本の武道。一般社団法人日本武藝躰道本院(躰道本院)が統括するが、日本国内においてはNPO法人日本躰道協会が普及事業、指導などを行う。2012年の日本武藝躰道本院の一般社団法人化に伴い、正式名称は「日本武藝躰道」となった。
祝嶺正献が、1953年(昭和28年)に自ら創始した玄制流空手道を基に体系化し、1965年(昭和40年)に発表した武道である[1]。上段・中段・下段の三種類の構え、『運足(運足八法)』と呼ばれる独自のフットワーク、『操体』と総称される基本動作から成り立っており、「体軸の変化によって攻防を展開する武道」と定義される。防御においては、相手の攻撃を受け止めるよりも、体を動かしてかわすことが重要視されている。修行者・競技選手に対しては段級位制が採用されている(六級から九段まで)。
日本武藝躰道本院を頂点として世界的に普及しており、日本においては日本躰道協会によって統括されている。
『操体』は、旋体・運体・変体・捻体・転体の五つの動作から構成される。各々の操体ごとに基本となる攻撃・防御技は異なり、またそれぞれに動作にあたっての教訓を示した『五戒』が存在する。
法形とは、規定の形を演じる競技である。演目は以下。
競技の際には審判は主審が一人と副審が二人配置され、個人戦の場合は旗判定で、団体(五人一組で行う)の場合は各審判10.0点満点の採点で勝敗を決める。
実戦は、一対一の組手形式で対戦する競技で、以下のルールが規定されている。
この他、「限角ルール」「運足20秒ルール」などが存在する。
五人一チームで行われる団体実戦においては、これら基本規定に加えて特別ルールも盛り込まれている。チームを構成するメンバーがそれぞれ、旋運、運変、変捻、捻転、転旋の技からひとつを選択し、選択した技でポイントを取ると本来よりも高いポイントが与えられる。
展開とは、一人の主役と五人の脇役を設定して行う約束組手形式の競技で、以下のルールが定められている。
各県地区躰道協会主催の地区大会、地方大会も多いが、全国規模以上の主な大会として以下のようなものがある。