野菊の如き君なりき | |
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監督 | 木下惠介 |
脚本 | 木下惠介 |
原作 |
伊藤左千夫 『野菊の墓』 |
製作 | 久保光三 |
音楽 | 木下忠司 |
撮影 | 楠田浩之 |
編集 | 杉原よ志 |
製作会社 | 松竹大船 |
配給 | 松竹 |
公開 | 1955年11月29日 |
上映時間 | 92分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『野菊の如き君なりき』(のぎくのごとききみなりき)は、1955年に公開された日本映画。松竹製作。木下惠介監督・脚本。原作は伊藤左千夫の『野菊の墓』。昭和30年キネマ旬報ベストテン第3位。モノクロ。
「まつひとも、待たるる人も、かぎりなき、思ひ忍ばむ、北の秋風に」
明治の世。幽玄な信州の山河を背景に、身分の違いゆえ叶わず散った少年と、年上の少女の悲恋。73歳になった老人の回想形式で物語は進む。
原作の舞台は千葉県だが、映画では監督の木下惠介がロケ地として好んだ信州が舞台になっている[1]。
回想シーンでは、楕円形にぼかした枠の中にはめて撮影する演出方法が採用された。これは当時流行した広幅映画(画面アスペクト比#シネラマを参照)に対する、木下監督の反抗心によるものと評された[2]。
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