長瀬智也

ながせ ともや
長瀬 智也
長瀬 智也
2018年12月28日、首相公邸にて
別名義 桜庭裕一郎
生年月日 (1978-11-07) 1978年11月7日(45歳)
出身地 日本の旗 日本神奈川県横浜市[1][2]
身長 182 cm[3]
血液型 O型
ジャンル シンガーソングライター
ミュージシャン
アイドル
タレント
俳優
ボーカリスト
活動期間 1991年[4] - 2021年[5]
2023年 -
活動内容 1993年:俳優デビュー
1994年:TOKIO、CDデビュー
事務所 ジャニーズ事務所(1991年 - 2021年)
主な作品
映画
ソウル
真夜中の弥次さん喜多さん
ヘブンズ・ドア
ストレンヂア』(吹き替え)
TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ
空飛ぶタイヤ
テレビドラマ
最高の片想い
白線流し』シリーズ
池袋ウエストゲートパーク
ムコ殿』シリーズ
ハンドク!!!
やんパパ
彼女が死んじゃった
タイガー&ドラゴン
マイ☆ボス マイ☆ヒーロー
うぬぼれ刑事
泣くな、はらちゃん
フラジャイル
ごめん、愛してる
俺の家の話
受賞
第16回日本メガネベストドレッサー賞
第15回石原裕次郎新人賞
第47回ACC CM FESTIVAL 演技賞
第29回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演男優賞『ムコ殿
第45回ザテレビジョンドラマアカデミー賞・主演男優賞『タイガー&ドラゴン
第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞・主演男優賞『フラジャイル
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長瀬 智也(ながせ ともや、1978年〈昭和53年〉11月7日 - )は日本ミュージシャンシンガーソングライター俳優タレントで、ロックバンド・KODE TALKERS(コード・トーカーズ)のボーカリストギタリスト[6]神奈川県横浜市出身[2]ジャニーズ事務所在籍中はバンド形態の男性アイドルグループTOKIOの最年少メンバーであり、ボーカル、ギターを担当していた。身長182cm。

来歴

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ジャニーズ事務所入所

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1978年、神奈川県横浜市に生まれる。芸能界に入ったのは中学生の時であった[1]。長瀬の姉がジャニーズ事務所に履歴書[注釈 1]を送り、1991年にジャニーズ事務所に入所[4]。150万通の応募の中でたった1人の合格者であった。同年、少年隊のミュージカル『SHOCK』に出演[4]

音楽活動

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1994年TOKIOのメンバーとなる[4]。同年9月21日に、ボーカリストとして「LOVE YOU ONLY」で遂にCDデビューを果たす。その3か月後には紅白歌合戦に出場。

1997年には長瀬智也ソロプロジェクト・Tomoya with 3T[注釈 2]名義でバングルスカヴァー曲である「ETERNAL FLAME」(ドラマ『D×D』主題歌)を発売している[8]

TOKIOでは、ボーカルの他にギターブルースハープも演奏するほか、自ら作詞・作曲・編曲を任されることがあり、シングル曲「明日を目指して!」をはじめ、アルバムにも自作曲が収録されている。2015年には、桑田佳祐にその才能を高く評価された[9]

ソロで出演し、2009年2月に放映された「MTVアンプラグド」のライブでは[10]、番組のために書き下ろした新曲5曲の他、「宙船」や「Knockin' On Heaven's Door」のカバーも披露した[11]

2014年、後輩グループである関ジャニ∞の楽曲「ドヤ顔人生」の作詞、作曲および編曲を手掛けた[12]

2016年、映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』内でロックバンド・地獄図(ヘルズ)を組み、キラーKとしてボーカルとギターを担当した。

俳優活動

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1993年に『ツインズ教師』でドラマ初出演。1995年には『カケオチのススメ』で初主演を務める。1998年、月9ドラマDays』にて19歳で主演を務めた。それ以降、弱冠20歳で『池袋ウエストゲートパーク』、他『タイガー&ドラゴン』『うぬぼれ刑事』など宮藤官九郎脚本作品に多く出演した。ほかにも『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』などにも主演。2001年2003年に放送されたフジテレビ系テレビドラマ『ムコ殿』では、演じた桜庭裕一郎名義で写真集を出したり、CDも発売した[13]

抜群の演技力と独自のセンスで、主演ドラマは必ずヒットさせた。

2001年の映画初出演作『ソウル』での演技により、翌2002年第15回石原裕次郎新人賞を受賞。

2016年に放送された主演連続ドラマ『フラジャイル』の演技により、「コンフィデンスアワード・ドラマ賞・主演男優賞」を受賞した[14]

ジャニーズ事務所退所

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2020年(令和2年)7月22日、所属するジャニーズ事務所から2021年3月31日をもってジャニーズ事務所を退所するとの発表があった[5][15]。退所後は、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくという意向を示している[5]

2021年3月31日付でTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所を退所した。同日放送の『TOKIOカケル』が退所前最後のメディア出演となった[16]。退所当初は先述の通り裏方に回り事実上の芸能界引退状態となっていた[17]。以降は自身のInstagramを開設しており近況などを伝えている[18]

KODE TALKERS結成

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2023年2月に長瀬の幼馴染が手がけるアパレルブランドの14周年を記念したライブにKODE TALKERSとして出演し、オリジナル曲を演奏。これより音楽活動を再開。この際に今後の音源のリリースを示唆する発言をした[6]。同バンドには久保田光太郎がメンバーとして参加しており、楽曲の作詞・作曲・編曲を手掛けている[6][19]。久保田は過去にTOKIOに楽曲提供している。

同年6月6日には1stアルバム『Kode Talkers』を発表している[6]

人物

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父親が過去にプロのバイクレーサーだったことを本人が公表している[20]

草彅剛とは、1993年にミュージカル『姫ちゃんのリボン』で共演。互いに好きな第二次世界大戦の時のジーンズや軍服の話で盛り上がるという。行きつけの古着屋も同じで、どうしても欲しかった希少価値の高いスカジャンを草彅から譲り受け、「僕の宝物です」と語っている[21]

堂本光一とは同学年ということもあり、ジュニア時代から親交がある。KinKi Kidsのデビュー当時は自身がグループの一員になれなかったことにショックを受けたという[22]

趣味は音楽バイク釣りファッションなど[23]湘南乃風RED RICE若旦那とは同じバイクチームの仲間[24]

勝村周一朗とは幼馴染。『俺の家の話』ではその縁から、長瀬が勝村にプロレス部分の監修を依頼し、勝村も主要キャストとして出演している[25]

作品

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自作曲

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作詞・作曲・編曲を手がけた楽曲
  • BAD NAMED SONG(アルバム『Graffiti』収録)
  • Neighbor(シングル『GREEN』収録)
    • 「作詞・作曲:Tom Nashville、編曲:Tom Nashville・KAM」と表示されている。
  • SCREAM(アルバム『glider』収録)
  • 明日を目指して!(シングル『明日を目指して!』収録)
  • グルメファイター!(アルバム『Harvest』収録)
  • SONIC DRIVE!(アルバム『Harvest』収録)
  • イメージ(アルバム『Harvest』収録)
  • sugar(アルバム『sugar』収録)
    • 「作詞・作曲:長瀬智也、編曲:TOKIO」
  • archive(アルバム『17』収録)
  • sometimes(アルバム『17』収録)
  • リリック(シングル『リリック』収録)
  • ホントんとこ(シングル『ホントんとこ/Future』収録)
  • Future(シングル『ホントんとこ/Future』収録)
  • LOVE, HOLIDAY.(シングル『LOVE, HOLIDAY.』収録)
  • フレーズ(シングル『LOVE, HOLIDAY.』収録)
  • ハート(アルバム『HEART』収録)
  • ドヤ顔人生(アルバム『関ジャニズム』収録) - 関ジャニ∞へ提供
  • 東京ドライブ(シングル『東京ドライブ』収録)
  • Can we...(シングル『東京ドライブ』収録)
  • fragile(シングル『fragile』収録)
  • 愛!wanna be with you...(シングル『愛!wanna be with you...』収録)
    • 「作詞・作曲:長瀬智也、編曲:TOKIO」
  • ローライダー (シングル『愛!wanna be with you...』収録)
    • 「作詞・作曲:長瀬智也、編曲:TOKIO/Horns Arrangement:KAM、竹上良成」
  • クモ(シングル『クモ』収録)
作詞・作曲を手がけた楽曲
  • LAST ANGEL(シングル『愛の嵐』収録)
  • Brake Down(アルバム『YESTERDAY & TODAY』収録)
  • アンテナ(『MTV Unplugged』収録)
  • SEIKATSU(『MTV Unplugged』収録)
  • スタンダード(『MTV Unplugged』収録)
  • Out put(『MTV Unplugged』収録)
作詞を手がけた楽曲
  • ETERNAL FLAME(シングル『ETERNAL FLAME』収録)
  • I'm mine(アルバム『glider』収録)
  • YOUR ANSWER(アルバム『Harvest』収録)
    • 「作詞:OTOKI」と表示されている。
作曲を手がけた楽曲
  • いつかのアレ(『MTV Unplugged』収録)
  • DASH VILLAGE(シングル『-遥か-』収録)
編曲を手がけた楽曲

ソロCD & LIVE DVD

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KODE TALKERS

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発売日 アルバムタイトル・収録曲 発売元 備考
2023年
6月6日
CHALLENGER RECORDS メンバーの久保田光太郎が全ての楽曲の作詞・作曲・編曲を手掛けている。また「When I」では長瀬も作詞に関わっている[19]

受賞

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出演

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単独での出演のみ。TOKIOのメンバーとしての出演は「TOKIO#出演」を参照。

テレビドラマ

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映画

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劇場アニメ

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ドキュメンタリー番組

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その他

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  • 第59回グラミー賞授賞式(2017年2月13日、WOWOWプライム[77]
  • 第60回グラミー賞授賞式(2018年1月29日、WOWOWプライム)[78]

ラジオ

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CM

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舞台

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書籍

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雑誌連載

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写真集

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脚注

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注釈

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  1. ^ 150万通の履歴書が届いた中で、たった1人の合格者だったという[7]
  2. ^ 3Tはマイケルの甥3人によるバックコーラスグループ。

出典

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  1. ^ a b 『横浜ウォーカー 2018年初夏号』KADOKAWA刊 ISBN 978-4048962971
  2. ^ a b "長瀬智也". CD Journal. 2022年7月13日閲覧
  3. ^ 長瀬智也、『徹子の部屋』でこれからのTOKIOを語る。溺愛する3人の存在も”. テレ朝POST. テレビ朝日 (2018年6月14日). 2023年5月15日閲覧。
  4. ^ a b c d e 長瀬智也(インタビュアー:笹森文彦、岩田千代巳)「日曜日のヒーロー 第286回 長瀬智也」『日刊スポーツ』、2001年10月7日。オリジナルの2002年2月7日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20020207232635/http://www.nikkansports.com/news/entert/entert-etc3/2001/sun011007.html2019年7月7日閲覧 
  5. ^ a b c 弊社所属アーティスト「TOKIO」に関するご報告”. Johnny's net. ジャニーズ事務所 (2020年7月22日). 2021年1月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月22日閲覧。
  6. ^ a b c d “長瀬智也、ジャニーズ退所後初のCDリリース 「異例の路線」突き進む姿に関係者も驚嘆”. Sirabee (株式会社NEWSY). (2023年6月6日). https://sirabee.com/2023/06/06/20163091537/ 2023年8月16日閲覧。 
  7. ^ ジャニーズ事務所、年間で送られてくる履歴書の数 過去150万通の内“たった1人合格”した所属者に鳥肌”. モデルプレス. ネットネイティブ (2017年8月27日). 2023年5月14日閲覧。
  8. ^ ディスコグラフィ|Tomoya with 3T”. ソニーミュージックオフィシャルサイト. ソニー・ミュージックエンタテインメント (1997年). 2018年10月13日閲覧。
  9. ^ “【エンタがビタミン♪】桑田佳祐が選ぶ2015年邦楽シングルBEST20、桐谷健太『海の声』に「泣いた」”. Techinsight (株式会社メディアプロダクツジャパン). (2015年12月27日). https://japan.techinsight.jp/2015/12/kuwata-hougaku-best20-26.html 2023年8月16日閲覧。 
  10. ^ 長瀬智也、伝統のMTVアンプラグドに出演決定「30歳の最高の思い出に」”. ORICON NEWS. オリコン (2008年11月26日). 2018年10月13日閲覧。
  11. ^ a b 長瀬智也、「MTV Unplugged」がDVDで登場”. BARKS (2009年4月22日). 2018年10月13日閲覧。
  12. ^ 関ジャニにリップ、長瀬智也、高橋優ら曲提供”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2014年10月15日). 2023年5月5日閲覧。
  13. ^ “桜庭裕一郎の写真集、1位獲得で5万部増刷”. SANSPO.COM. (2001年5月27日). オリジナルの2001年10月31日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20011031235111/http://www.sanspo.com/geino/g_top/gt200105/g_top2001052707.html 2018年10月13日閲覧。 
  14. ^ “TOKIO長瀬「第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」で主演男優賞受賞”. SANSPO.COM. (2016年4月22日). オリジナルの2019年2月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20190215220010/https://www.sanspo.com/geino/news/20160422/joh16042205000002-n1.html 2019年2月16日閲覧。 
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  17. ^ 長瀬智也だけじゃない「芸能界引退」続出の意味”. 東洋経済ONLINE (2021年4月3日). 2022年12月2日閲覧。
  18. ^ 長瀬智也、戸惑いながらもインスタライブ初挑戦 ギター演奏動画や日々の暮らしに関する投稿も”. Real Sound. blueprint (2021年5月21日). 2023年5月5日閲覧。
  19. ^ a b 『KODE TALKERS』歌詞カードを参照。
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  21. ^ 週刊ザテレビジョン』首都圏版 2011年3月2日発売[要ページ番号]
  22. ^ 長瀬智也、KinKi Kids結成にショックを受けた過去「2人と組むと思ってた」”. マイナビニュース (2016年1月4日). 2016年8月16日閲覧。
  23. ^ 2月はTOKIO長瀬智也が登場!音楽、バイク、釣り…共通の趣味をディープに語り合う!『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』』(プレスリリース)TOKYO FM、2019年1月27日https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001611.000004829.html2019年7月7日閲覧 
  24. ^ 『HOT BIKE JAPAN』2008年1月号[要ページ番号]
  25. ^ 「長瀬智也は人を殴れない」ドラマ『俺の家の話』の“名演技”を支える幼馴染のプロレスラーが明かす舞台裏”. Number Web. 文藝春秋 (2021年3月5日). 2023年8月16日閲覧。
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外部リンク

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