関ヶ原 | |
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Sekigahara | |
監督 | 原田眞人 |
脚本 | 原田眞人 |
原作 | 司馬遼太郎「関ヶ原」 |
製作 |
市川南 佐野真之 |
製作総指揮 |
上田太地 豊島雅郎 |
ナレーター | 木場勝己 |
出演者 |
岡田准一 有村架純 平岳大 東出昌大 北村有起哉 伊藤歩 中嶋しゅう 音尾琢真 松角洋平 和田正人 キムラ緑子 滝藤賢一 大場泰正 中越典子 壇蜜 西岡徳馬 松山ケンイチ 役所広司 |
音楽 | 富貴晴美 |
撮影 | 柴主高秀 |
編集 | 原田遊人 |
制作会社 |
東宝映画 ジャンゴフィルム |
製作会社 | 「関ヶ原」製作委員会 |
配給 |
東宝 アスミック・エース |
公開 | 2017年8月26日[1] |
上映時間 | 149分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 24.0億円[2] |
『関ヶ原』(せきがはら)は、2017年制作の日本映画。石田三成と徳川家康を主人公に、豊臣秀吉の死から天下分け目の関ヶ原の戦いに至るまでの過程を描いた司馬遼太郎原作の歴史小説『関ヶ原』の映画化作品。司馬の小説の映画化は、1999年公開の『梟の城』以来18年振りとなる[3]。
監督・脚本は原田眞人、主な出演は岡田准一、役所広司、有村架純、平岳大、東出昌大、松山ケンイチらで、有村架純は時代劇初挑戦となる[4]。
冒頭は原作者・司馬遼太郎の少年時の回想シーンから始まる。豊臣秀次係累の処刑場面などにおいて、原作にも史実にもない重大な出来事や設定がある。
石田三成は幼い頃から目端のきく才人で、豊臣秀吉に重用された。天下を取った秀吉が朝鮮に出兵して3年が経過した文禄4年、三成は佐和山城を与えられ、19万石に加増されることが決まっていた。謀反を疑われて自刃した関白秀次の妻妾や侍女たち20名の処刑が決まり、盟友の大谷刑部と共に刑場に立ち会う三成。処刑される侍女たちが直前に、隠し持った刃物で刑吏に立ち向った。くノ一だと気づき、生き残った“初芽”の命を救って配下とする三成。更に、見物人の中で罵声を発した男が島左近だと気付いた三成は、後を追い、自分の家老になるよう懇願した。悪の参謀として嫌われている三成だが、三成自身は不義を嫌い、秀吉が若かりし頃に抱いていた正義の道を貫くことを目指していた。
慶長3年、秀吉が亡くなった。権力拡大の為に諸大名と親しく交流する徳川家康。北政所は淀殿や三成を嫌い家康に付いた。政所には、子供の頃から育てた加藤清正ら7名の譜代大名が付き従っていた。清正ら七将に急襲されて家康の屋敷に逃げ込み、保護される三成。伊賀の忍びである初芽は、各藩に潜入している仲間たちと情報を交換し、三成に注進を続けた。そんな初芽を愛おしく思う三成。会津藩の家老・直江兼続は三成と談合し、家康を挟み撃ちにする計略を授けた。会津が軍を整えていると知り、関東の諸藩に会津討伐を命じる家康。家康が関東で軍を整えている間に、三成は大谷刑部らと畿内で挙兵した。会津攻めを中止して反転し、関ヶ原で西軍と対峙する家康の東軍。
正義の戦いと信じて東軍を迎え撃つ三成。だが、激戦の中にあっても大名たちは両軍とも、戦況を伺い腹を探り合っていた.西軍で戦う覚悟の小早川秀秋。だが臣下たちは秀秋を羽交い締めにして東軍に寝返り、大谷刑部の軍に襲いかかった。追い詰められて腹を切る大谷刑部。勝利を確信して鬨の声を上げる東軍。三成は一人きりで戦場から脱出したが、数日後に追っ手に捕えられた。家康の入城した大津城の正門で晒される三成。自刃しなかったことを嘲笑う大名たち。謝罪する小早川秀秋に、秀秋ら親しい者たちの安堵を確かめる為に生きていたと語る三成。刑場に運ばれる三成を沿道から見送る初芽。「これぞ我が正義」と呟いて、三成は処刑された。
監督の原田眞人は1991年から映画化の構想を抱いており、当初は島左近を主役に考え、1998年には主役を小早川秀秋に変更していた[14]。2003年に『ラスト サムライ』に出演した際に目にした合戦シーンに触発されて「日本発の世界戦略時代劇」を作りたいと考えるようになり、主役を島津義弘に変更したが、最終的には小説と同じ石田三成を主役にすることになった[14]。主役の三成役には岡田准一がキャスティングされ、原田は製作を始めたことについて、「岡田さんが三成を演じられる年になるまで、ずっと待っていたから」と語っている[15]。撮影は京都府や滋賀県長浜市などで行われた[16][17]。3,000人規模のエキストラや400頭の馬を動員し、東本願寺や彦根城などの歴史的建造物を使用して撮影された[18]。
回数 | テレビ局 | 番組名(放送枠名) | 放送日 | 放送時間 | 放送分数 | 視聴率 | 備考 |
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1 | テレビ朝日 | 日曜プライム拡大版 | 2019年6月2日 | 21:00 - 23:33 | 153分 | 放送枠としては通常より28分後拡大。 20:58 - 21:00に『このあと日曜プライム』も別途放送(テレビ朝日のみ)。 |