階段垂直マラソン(かいだんすいちょくマラソン)とは、超高層ビル、塔などの非常階段をコースに利用しこれを駆け上がるマラソンレース[1][2][3]。垂直マラソン、バーチカル・ランニングとも呼ばれる。スカイランニング競技の中の都市型種目とされる[4]。
「階段垂直マラソン Vertical World Circuit」世界シリーズとして、ロンドン、ドバイ、ニューヨーク、パリ、マニラ、シドニー、北京、上海、香港の9か所で世界大会が開催されている[1][2][3]。
開催都市 | 開催国 | 会場 | ゴール地点の高さ(段数) | |
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1 | ロンドン | イギリス | タワー42 | 183m(932段) |
2 | ドバイ | アラブ首長国連邦 | ジュメイラ・エミレーツ・タワーズ | 265m(1,334段) |
3 | ニューヨーク | アメリカ合衆国 | 1 ワールドトレードセンター | 382m(2,226段) |
4 | パリ | フランス | ツアー・ファースト | 225m(954段) |
5 | マニラ | フィリピン | シャングリ・ラ ザ・フォート マニラ | 223m(1,353段) |
6 | シドニー | オーストラリア | シドニー・タワー | 260m(1,504段) |
7 | 北京 | 中国 | チャイナワールドサミットウイング北京 | 330m(2,041段) |
8 | 上海 | 中国 | 上海ワールド・フィナンシャル・センター | 254m(1,460段) |
9 | 香港 | 香港 | 環球貿易広場 | 484m(2,120段) |
エキシビション | 大阪 | 日本 | あべのハルカス | 300m(1,621段) |
日本では2014年から大幸工業株式会社スペシャルチャレンジ(通称、THE RISE 256)を実施。
2016年12月11日、世界大会としては初の日本開催となる「階段垂直マラソン Vertical World Circuit in 大阪大会 ハルカススカイラン」が超高層ビルのあべのハルカスで開催された(エキジビションレースとしての開催)[1][2][3]。
2017年11月12日 世界サーキット公式戦として第9戦目で初開催。「2017 Vertical World Circuit 大阪大会 ハルカススカイラン」があべのハルカスにて開催。
2018年11月4日 世界サーキット公式戦として「2018 Vertical World Circuit 大阪大会 ハルカススカイラン」があべのハルカスにて開催。
2019年11月12日 世界サーキット公式戦として「2019 Vertical World Circuit 大阪大会 ハルカススカイラン」があべのハルカスにて開催。
2022年は日本三大都市で計3戦が実施されることになり名称を「VERTICALRUNNING JAPAN CIRCUIT(VJC)」として開催。
開催順 | 開催都市 | 開催場所 | 高さ(走行距離) | 階段数 |
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第1戦 | 名古屋 | 名古屋テレビ塔 | 90m | 415段 |
第2戦 | 東京 | 東京スカイツリー | 450m | 2552段 |
第3戦 | 大阪 | あべのハルカス | 288m | 1610段 |