障害を扱った作品の一覧(しょうがいをあつかったさくひんのいちらん)は、身体障害(視覚障害・聴覚障害・運動障害、内部障害など)、精神障害、発達障害、知的障害といった障害、またそれらの障害を持つ人々をテーマにした作品の一覧である。
- 作品中である程度一貫して特定の障害(あるいは心身の障害全般)に焦点が当てられているものを扱う。「登場人物に障害を持つ者がいる」程度のものは扱わない。
- ノンフィクション書籍は、原則としてウィキペディア上に記事が存在するもののみ採録する。
- 清水座頭 - 視覚障害者どうしの結婚
- 丼礑(どぶかっちり) - 座頭が川を渡る狂言
- 不聞座頭(きかずざとう)不見不聞(みずきかず) - 視覚障害者と聴覚障害者が留守番をする
- 三人片輪 - 障害者の就職活動
- 月見座頭 - 座頭が月見の酒宴に参加する
- 伯養 - 二人の座頭の勝負
- 鞠座頭 - 座頭が鞠で遊ぶ
- 不聞座頭(きかずざとう)不見不聞(みずきかず) - 視覚障害者と聴覚障害者が留守番をする
- 腰祈(こしいのり) - 山伏の祈祷で腰の障害の治療を試みる
- 芥川 - 運動障害の人が川を渡る
- 三人片輪 - 障害者の就職活動
- 三人片輪 - 障害者の就職活動
- 吃り - 言語障害がテーマ
- 美しい旅(川端康成) - 三重苦の幼女が母と上京し聾学校に通い、若い女性教師の教えを受ける話。
- 神への告発(箙田鶴子)
- 奇跡の人(水野英子、1965年) - 映画「奇跡の人」の漫画化。
- どろろ(手塚治虫、1967年) - 百鬼丸が身体の48箇所を妖怪に奪われたのを、妖怪退治して取りもどす。
- ff(フォルテシモ)で飛びたて!(矢代まさこ、1969年) - ジャズピアニストの娘が盲聾唖の少女、音楽を感じられないのに悩む。
- 説経小栗判官(近藤ようこ、1990年) - 説経節「小栗判官」の漫画化。小栗判官が目耳口のきかぬ餓鬼阿弥となる。
- どんぐりの家(山本おさむ、1993年) - ビッグコミックに連載。アニメーション映画あり。埼玉県立大宮聾学校、坂戸聾学校が舞台と言われている。話題となり、この作品で障害の世界を初めて知った健常者が多数いる。
- ヘレンesp(木々津克久、2007年) - 週刊少年チャンピオンに連載。事故により視覚・聴覚・言語を失った代わりに超能力を得た少女を扱った作品。
※特記のないものは性同一性障害を扱った作品。
※いずれも性同一性障害を扱っている。
- ヴァイブレータ (2003年、日本) - 摂食障害や睡眠障害に悩まされる女性とトラック運転手とのロードムービー[4]
以下、複数の作品やシリーズが発表されているものや、小説・映画等多岐のジャンルに登場する人物を挙げる。
- ^ 東京国立博物館 館蔵品一覧
- ^ 中野春夫 『精神病をめぐる英国ルネサンス社会の実態とエリザベス朝演劇における狂気の表象』
- ^ 「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2010年5月号
- ^ a b 「ノーマライゼーション 障害者の福祉」2010年5月号