革命機ヴァルヴレイヴ | |
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ジャンル | ロボット、SFファンタジー、スペースウォーズ、学園、群像劇 |
アニメ | |
原作 | サンライズ |
監督 | 松尾衡 |
シリーズ構成 | 大河内一楼 |
脚本 | 大河内一楼、熊谷純 |
キャラクターデザイン | 星野桂(原案)、鈴木竜也 |
メカニックデザイン | 石渡マコト、鷲尾直広、寺岡賢司 宮本崇、柳瀬敬之、大河原邦男 |
音楽 | 千住明 |
アニメーション制作 | サンライズ |
製作 | サンライズ、MBS ヴァルヴレイヴ製作委員会 |
放送局 | #放送局を参照 |
放送期間 | 1stシーズン:2013年4月11日 - 6月27日 2ndシーズン:2013年10月10日 - 12月26日 |
話数 | 全24話 |
ラジオ:ハルトはナイーヴ♪ | |
配信期間 | 2013年3月22日 - 2014年5月19日 |
配信サイト | 公式サイト |
配信日 | 毎週月曜日 |
配信回数 | 全33回 |
配信形式 | ストリーミング方式 |
パーソナリティ | 逢坂良太、瀬戸麻沙美、他 |
小説:革命機ヴァルヴレイヴ | |
著者 | 乙野四方字 |
イラスト | ゆーげん |
出版社 | KADOKAWA アスキー・メディアワークス |
掲載誌 | 電撃ホビーマガジン |
レーベル | 電撃文庫 |
連載期間 | 2013年7月号 - 9月号 |
巻数 | 全3巻 |
その他 | 第1巻途中まで雑誌に先行掲載 |
小説:革命機ヴァルヴレイヴ アンダー・テイカー | |
著者 | 関西リョウジ |
イラスト | 小野さやか[注 1] |
出版社 | KADOKAWA アスキー・メディアワークス |
掲載誌 | 電撃ホビーマガジン |
連載期間 | 2013年11月号 - 2014年5月号 |
漫画:革命機ヴァルヴレイヴ | |
原作・原案など | サンライズ |
作画 | 土屋彼某 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | ジャンプスクエア→ジャンプSQ.19 |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
発表号 | 2013年7月号 - Vol.11 |
発表期間 | 2013年6月4日(プレ連載) - |
巻数 | 全1巻 |
話数 | 全4話 |
その他 | キャラクターデザイン原案:星野桂 |
漫画:革命機ヴァルヴレイヴ 裏切りの烙印 | |
原作・原案など | サンライズ |
作画 | 漣一弥 |
出版社 | KADOKAWA アスキー・メディアワークス |
掲載誌 | シルフ |
レーベル | シルフコミックス |
発表号 | 2013年8月号 - 2014年3月号 |
発表期間 | 2013年6月22日 - 2014年1月22日 |
巻数 | 全2巻 |
話数 | 全8話 |
漫画:革命機ヴァルヴレイヴ 流星の乙女 | |
原作・原案など | サンライズ |
作画 | 大堀ユタカ |
出版社 | KADOKAWA アスキー・メディアワークス |
掲載誌 | 月刊コミック電撃大王 |
レーベル | 電撃コミックスNEXT |
発表号 | 2013年8月号 - 2014年5月号 |
発表期間 | 2013年6月27日 - 2014年3月26日 |
巻数 | 全2巻 |
話数 | 全10話 |
漫画:革命倶楽部ヴァルヴレイ部 | |
原作・原案など | サンライズ |
作画 | かにかま |
出版社 | KADOKAWA アスキー・メディアワークス |
掲載誌 | コミック電撃だいおうじ |
レーベル | 電撃コミックスEX |
発表号 | Vol.1 - Vol.8 |
発表期間 | 2013年9月27日 - 2014年4月28日 |
巻数 | 全1巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ・ライトノベル・漫画 |
ポータル | アニメ・文学・漫画 |
『革命機ヴァルヴレイヴ』(かくめいきヴァルヴレイヴ、英:Valvrave the Liberator)は、サンライズ制作の日本のテレビアニメ。分割2クール[1]で、2013年4月11日から6月27日までMBS『アニメイズム』B1ほかで1stシーズンが放送され[2]、同年10月10日から12月26日まで2ndシーズンが放送された。公式サイトなどで用いられている略称は「VVV」。
成り行きから乗った巨大ロボットによって人ならざる者と化した少年と、幼少時の体験から冷酷に徹して世界の改革を目論むもう1人の少年を中心に描かれる、200年以上にも及ぶ戦いの物語である。
作品のテーマは「学生と軍人の遭遇から始まる群像劇」とされており、同じ出来事に際しての感想や言動、人間性の違いなどを描く方針となっている[1]。
日本の市場(#放送局や#BD / DVDを参照)だけでなくアメリカの市場も視野に入れられており、アニプレックスの米国法人「アニプレックス・アメリカ」の運営する無料動画配信サイト「Aniplex Channel」では最新話が無料配信されている[4]。そのため、オープニングテロップの人名や作品タイトルには英語による表記も行われている。
キャラクター原案には『D.Gray-man』の漫画家・星野桂、監督には『ローゼンメイデン』や『夏雪ランデブー』の演出家・松尾衡、シリーズ構成には『コードギアス 反逆のルルーシュ』の脚本家・大河内一楼、キャラクターデザインには『いばらの王』のアニメーター・鈴木竜也、メカニカルデザインには『機動戦士ガンダム』の大河原邦男や『PSYCHO-PASS サイコパス』の石渡マコト、『蒼穹のファフナー』の鷲尾直広といった各デザイナーがそれぞれ起用された[2]。また、デザイン協力には『コードギアス 反逆のルルーシュ』のアニメーター・木村貴宏が、オープニングアニメーションの絵コンテ・演出にはサンライズ作品の演出業へは初参加となるアニメーター・後藤圭二がそれぞれ起用された。音楽は『機動戦士Vガンダム』の千住明が担当している[5]。ナレーションは本編と次回予告の両方を、アニメ作品以外のナレーション経験も豊富な声優・関俊彦が担当している。
企画は放送開始の約3年前に遡る。サンライズのプロデューサー・池谷浩臣が各所からの「ロボットアニメをサンライズで作りたい」という声に応える形で、池谷と共に『機動戦士ガンダム00』などサンライズのロボットアニメに携わってきたMBSのプロデューサー・丸山博雄ら「オリジナルアニメに携わりたい」という面々が集い、立案に至った[6]。松尾の起用については『機動戦士Ζガンダム A New Translation』や『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』での実績[6]、石渡の起用については多面的な要素[6]、星野の起用についてはスタッフに『D.Gray-man』のファンが多数いたことがそれぞれ決め手となった[1][注 2][7]。
放送開始前の時点で1クール分の音声を収録済みというプレスコ形式で制作されており、後から作画以降の作業に取りかかっている[1]。分割2クール放送は、2クール連続放送が難しいという制作状況を踏まえ、その代わりに視聴者の反響を後半1クールへ活かせるという見解によるものである[1]。
2012年12月13日の深夜に『アニメイズム』枠で第一報のCMが放送され、それと同時に公式サイトが開設された後、翌日の12月14日には報道向けの制作発表が行われた[3]。
放送開始前の宣伝の一環として、『アニメ コンテンツ エキスポ 2013』では作品出展に加え、2013年3月30日にステージイベント『「革命機ヴァルヴレイヴ」キックオフステージ』が開催された。事前に発表されていた主人公・時縞ハルト役の逢坂良太ら主要声優陣に加え、ドルシア側の声優陣が初めて発表されると共に登壇して主要声優12人が並び立ったほか、オープニングテーマ「Preserved Roses」を歌う西川貴教と水樹奈々も登壇し、「Preserved Roses」のシングルの発売日や、本作の誌面展開(詳細は#小説や#漫画を参照)が発表された[8][9]。また、このイベントとは別に主役ロボ「ヴァルヴレイヴI」の約2メートル高の立像が製造され、2013年4月11日から同年4月13日まで秋葉原駅構内に展示された[10]ほか、『「革命機ヴァルヴレイヴ」展』が2013年4月12日から同年4月24日まで東京アニメセンターで開催され、本作の版権画、スタッフや声優陣のサイン色紙、前述の立像、バンダイから発売されるプラモデルの展示、PVや第1話の上映などが行われた[11]。なお、放送開始後の各種イベントについては#タイアップや#イベントを参照。
主題歌については#主題歌、小説や漫画については#小説や#漫画をそれぞれ参照。
「アニメ!アニメ!」(イード)が2013年5月7日に公開した同年春放送開始のテレビアニメ視聴者アンケートでは、総合ランキングで第1位の『進撃の巨人』や第3位の『はたらく魔王さま!』と並び、第2位を獲得した[14]。このうち、性別ランキングでは女性が第4位[15]、男性が第5位[16]であった。
2013年春期は本作以外にも『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』や『翠星のガルガンティア』といった同ジャンルの作品が同時期に放送開始となったため、それらと比較しながら評価する向きも見られる。その中でも「日刊サイゾー」(サイゾー)では、「オッサン世代も大興奮! 今期の本命ロボットアニメ『革命機ヴァルヴレイヴ』」と題して取り上げられたうえ、過去のロボットアニメへのオマージュシーンをはじめ本作に盛り込まれた様々な要素が「突き抜けた割り切りが実に心地いい」と評された[17]。しかし、「Preserved Roses」のシングルの10万枚超ヒット[5]やmoraにおける上半期ダウンロードランキング第1位[18]、ヴァルヴレイヴIのプラモデルの即完売[5]などといった好調な商業関連とは裏腹に、アニメ本編のストーリーはインターネット上で賛否両論となっている[5]。
真暦71年。人類総人口の7割が地球から離れた宇宙都市・「ダイソンスフィア」で暮らす世界は、「ドルシア軍事盟約連邦」と「環大西洋合衆国(ARUS)」の2大勢力に分かれて対立し、中立の小国・「ジオール」は平和を謳歌していた。
ジオールの一区画・「モジュール77」で咲森学園に通う普通の高校生・時縞ハルトは、片思い中の幼馴染・指南ショーコとの平和な日常を過ごしていた。しかし、モジュール77は突如ドルシア軍の攻撃を受ける。ショーコが人命救助のために死亡したと思い込んだハルトは、突然地下から出現した謎のロボット・ヴァルヴレイヴIへ搭乗してドルシア軍を撃退するが、その対価として肉体が人ならざる者・マギウスと化したうえに戦闘後にショーコの生存を知ったことも重なり、居合わせた元アイドルの後輩・流木野サキと一部の友人たちだけが秘密を知る中、自責の念に悩むこととなっていく。また、間接的にヴァルヴレイヴIの力を知ったARUSも、機体を奪取すべく学園の生徒たちを半ば人質にして策を弄する。
一方、大佐のカイン・ドレッセルからヴァルヴレイヴIの奪取命令を受け、同僚・アードライたちと共に学園へ潜入していたドルシア軍のエージェントのエルエルフは、ハルトに肉体を乗っ取られた時の行動が原因で、ドルシアに裏切り者と見なされてしまう。エルエルフは再びハルトの前に現れ、「ドルシアを革命する」という自らの野望と「皆を助ける」というハルトの望みを両方とも達成するための「契約」を迫るが、それを拒んだハルトは2大勢力のどちらにも学園や自分たちの家族を攻撃させないためにヴァルヴレイヴIを「人質」に取ったショーコの発案[注 3]による、「学園の独立」という道を選ぶ。
1週間後、学園の地下ではエルエルフがヴァルヴレイヴIII〜VIを発見していた。後からサキと共に地下を訪れたハルトはマギウスが増えることを懸念し、彼女に口外しないよう頼む。しかし、サキは迷わずヴァルヴレイヴIVのマギウスとなったうえ、学園の面々を翻弄してドルシア軍の再襲撃にも嬉々と出撃。イデアール級機動殲滅機を駆るエージェント・イクスアインの策に竦みながらも、ショーコの叱咤激励を受けて勝利する。
その後、ハルトはエルエルフを粛清すべくモジュール77へ再潜入したアードライと対峙するが、彼の同僚・クーフィアがエルエルフを殺害しようと乗機・バッフェの機銃を掃射したため、居合わせた友人・櫻井アイナは死亡してしまう。アードライと彼の部下たちによる攻撃は、モジュール77の外でハルトとサキを足止めする同僚・ハーノインたちと相俟って学園を窮地へ追い込むが、エルエルフの過去を垣間見て契約を結んだハルトにエルエルフが応えたことで、形勢は逆転する。
エルエルフを軍事指導に迎えて中立の月へ向かうモジュール77では、学生たちが有事に備えるようになっていく。そんな中、カインとマニンガーの艦隊がモジュール77を挟撃する。アイナの友人・犬塚キューマは友人を亡くした不良・山田ライゾウの熱い言葉に答えを見出し、ヴァルヴレイヴVのマギウスとなって出撃する。続いてライゾウもヴァルヴレイヴIIIのマギウスとなり、キューマと共にドルシア軍を撃退する。格納庫ではエルエルフに対し、物理教師・貴生川タクミが自分たち大人の大半が実はジオール軍人か軍属であることや、モジュール77自体がヴァルヴレイヴ専用の存在であることを明かす。しかし、ヴァルヴレイヴの根幹を成す情報原子・RUNE(ルーン)とヴァルヴレイヴIのみが持つ異質さは、タクミにも解明できていなかった。
ハルトはキューマとライゾウのマギウス化に複雑ながらも安堵感を覚えるが、サキは逆に疎外感を覚えていた。そんな中、新生ジオール暫定代表の教育実習生・七海リオンによって総理大臣の選挙が提案される。ショーコはジオール総理大臣だった父・指南リュージの消息が途絶え、皆に父を忘れられることに傷付いていたが、そのことから自責の念に憤るハルトを見て彼と並ぶために立候補し、当選する。しかし、ショーコを見送った後でかつてない衝動に自我を支配されたハルトは、傍にいたサキを強姦してしまう。
月を目前にしたモジュール77では、ショーコの下で新内閣が組織されていた。そこへリュージを人質にしたデリウス・バーテンベルク率いるドルシア艦隊が立ちはだかり、ショーコにヴァルヴレイヴ全機の譲渡と引き換えに学生や家族の第三国への亡命を提案するが、決断に迷う彼女の目前で敵艦隊の大半が「ハラキリ・ブレード」で一掃され、リュージも死亡する。その直後、モジュール77はカインの駆るイデアールと敵小隊に真下から侵攻され、窮地へ陥る。緊張の中、サキの本心や寂しさを汲んだハルトは求婚するが、彼女は責任感の先立つそれを断るのだった。
イデアールの発射したドリルビットは、致死性の毒ガスを噴出しながらモジュール77を貫いていく。ショーコや兄の連坊小路サトミから避難を呼びかけられたクラッカー少女・連坊小路アキラは、イジメによるトラウマから学園内に引きこもっていたが、ショーコの危機に飛び出してヴァルヴレイヴVIのマギウスとなり、ドリルビットを破壊する。一方、エルエルフと合流したハルトは、格納庫でカインと対峙する。カインはヴァルヴレイヴVI起動の混乱に乗じたヴァルヴレイヴIの攻撃を生身で防ぐと、未完成のヴァルヴレイヴIIへ搭乗して結晶体・プルーを使い、機体を起動させる。そのカインの変貌ぶりをハーノインは間近で目撃していた。
その頃、とある場所でARUS大統領のジェフリー・アンダーソンと、ドルシア総統のアマデウス・K・ドルシアが謎の会合を行っていた。
ジェフリーとアマデウスの会合場所に居たマギウスの集団「101人評議会」はアマデウスの裏切り行為を指摘し、彼の身体を乗っ取る。同じ頃、ヴァルヴレイヴIIを奪取したカインらは撤退する。それから2か月後、月へ到着したショーコたちは新生ジオール政府で他国との交渉を始めていたが、実務の権利をARUSに握られてしまう。
そんな中ハルトたちは、エルエルフの提案で5機のヴァルヴレイヴと共に地球への威力偵察に出発する。地球降下への旅には、ヴァルヴレイヴ制作者のジオール人に会い、マギウスの呪いを断ち切る方法を探るという目的もあった。一行はジオール領へ降下するために宇宙ステーションで降下用シャトルを強奪してフォロリングを使うが、降下中にドルシア軍の攻撃を受け、降下進路上から外れたシャトルはドルシア領内へ着陸してしまった。
降下場所の側には、エルエルフがかつて在籍していた「カルルスタイン機関」があった。ジオールへの足を確保するためにドルシアの輸送艦を奪う作戦を立てたエルエルフは、サキとアキラにジャックを利用した潜入作戦を命じる。ドルシア軍の新型機・キルシュバオムがキューマとライゾウを圧倒する戦況の中、ショーコの親友・野火マリエがヴァルヴレイヴIのテストパイロットを務めていたマギウスだったことが判明する。マリエはヴァルヴレイヴIのGUI・ピノから自らの記憶喪失の原因がRUNEを搾取されたためであることを聞かされ、記憶を失う恐怖に苦しみながらも仲間の窮地を救うべくヴァルヴレイヴIで出撃し、自らの記憶と命を引き換えにして作戦を成功させる。マリエの死を目の当たりにして恐怖に竦むハルトだったが、自ら戦うことのできないエルエルフの激情を垣間見たことによって、改めて戦う決意を固めていく。一方、訓練生時代の頃より別人の様に変わってしまったカインに疑念を深めていたハーノインは一人潜入行動を取るが、101人評議会の元へ辿り着き真実の一端を知った事でカインに殺害される。
エルエルフたちはドルシア王党派からの援助を受けるべく、現体制が隠し持つ所属不明の潜水艦「ファントム」の破壊任務を請け負うが、そこでは大量の人々がRUNEを搾取されていた。作戦終了後、ファントムの宇宙型が月へ向かっていることを知ったハルトたちは宇宙へ戻ろうとする。その前に強制収容されたジオール人を救うため、一行は彼らが捕われた古都ドルシアナへ潜入。作戦の最中、ハルトは父・時縞ソウイチとの再会に喜ぶが、彼こそがVVV計画の最高責任者であり、咲森学園の生徒全員がヴァルヴレイヴを使った人体実験のモルモットであったという事実を聞かされ、驚愕する。父と思っていた男の常軌を逸した悪行に絶望と怒りを覚え、ハルトはソウイチと完全に決別する。
一方、王党派に属していたカインの副官・クリムヒルトとの合流時、自らの想い人であるリーゼロッテ・W・ドルシアの居場所を知ったエルエルフは、捨て身の覚悟で行動を起こし、念願だったリーゼロッテの救出を果たす。しかし脱出の最中、敵の攻撃で一行は危機を迎え、その状況を察したリーゼロッテは自分を愛してくれたエルエルフのためにRUNEを使い果たし、彼らの大気圏離脱と引き換えに命を散らせた。一方、一人地球に残されてしまったサキは、ジャックしていた少年兵から元の体に戻る所をアードライに目撃され、捕縛されてしまう。
リーゼロッテの死に衝撃を受けエルエルフは戦意喪失し、それによって作戦行動に精彩さを欠きながらも一行はモジュール77へ無事帰還する。ショーコたちは地球降下隊が留守の間に高名なジャーナリストのバーネットを口説き落として自分たちのドキュメンタリー番組を作らせ、各国に呼びかけてドルシアへの非難決議を成功させるが、101人評議会は学生たちへの報復を決定する。新生ジオールが主催する世界各国のサミットの開始直後、アマデウスとカインは捕らえたサキを利用してヴァルヴレイヴのパイロットの正体を全世界に曝した。追い打ちをかけるようにファントム内部でRUNEを吸収されている人々の姿が報道され、アマデウスは自分たちの罪をハルトたちに擦り付ける形で新生ジオール殲滅を宣言する。
サミットは一転して魔女狩りへと変わり、ヴァルヴレイヴのパイロットたちのみならず普通の学生たちも危険生物とみなされ、虐殺が始まる。全て仕組まれていたようにドルシアとARUSは手を組み、新生ジオールは世界の敵となってしまう。そのうえ、ARUSから持ちかけられた「ヴァルヴレイヴのパイロットを差し出せば、生き残った学生を脱出させる」という取引により、生徒たちの裏切りが発生する。そしてついにはハルトの異常性、RUNEの消費により失っていた記憶の齟齬からショーコはハルトへの信頼を失い、彼の身柄を差し出してARUSの取引に応じるが、ハルトの身柄を確保した途端にARUSは攻撃を再開する。再び陥った絶体絶命の窮地の中、キューマは自らの意志で仲間たちの盾となり、捕らわれていたハルトとエルエルフを取り戻した後、敵を道連れにして宇宙に散る。
モジュールを脱出し一人また一人と仲間たちが息絶えていく中、ショーコは残されたI号機に乗り込むが、そこでピノからヴァルヴレイヴの秘密やハルトがマギウスになって戦う事になった原因を知らされ、後悔と自責の念に押しつぶされて号泣する。一方、月面に取り残されたハルトとエルエルフは、激しい殴り合いの末に互いに抱えていた秘密を暴露するが、それによってハルトは自分が望むこと、エルエルフはリーゼロッテの願いと向き合うことになる。「世界を暴く」という新たな目的を胸に二人は「契約」を超えた「約束」を交わし、そこにエルエルフの真意を察したアードライの助けによって脱出したサキが涙ながらに舞い戻る。
仲間たちの元に戻ったハルトは、人間とマギウスの共存のための国を作ると宣言し、パイロットたちを始めとする地球降下組も同意を示す。しかし、ショーコとの溝は互いに芽生えてしまった疑心や立場の違い等から修復不可能だと悟り、ハルトは世界を暴くことだけを告げて彼女と決別する。一方、負傷した兵士を装いドルシア軍に潜入したエルエルフは、ハーノインが残したイヤリングから真実を知ったアードライとイクスアインに合流し、ドルシアとARUSの同盟式典に乗じた作戦が開始する。ヴァルヴレイヴによる総攻撃で敵陣を突破し、ライゾウの命を賭した守りによってモジュール77のアンテナに辿り着いたアキラは、VI号機を用いて放送電波をクラッキングする。その中でエルエルフがアマデウスを襲撃し、ついにマギウスの正体が全世界に暴かれる。その最中、カインは鹵獲したヴァルヴレイヴII号機を改修した新型機「ダーインスレイヴ」に搭乗し、人間を憎み続けるプルーと共に出撃する。
ハーノインの仇を討つべくカインに挑んだイクスアインは返り討ちに遭って戦死し、自らの欲望のままに暴走を続けたクーフィアもアードライとの戦闘でその命を散らせた。このままではカインに勝てないと判断したエルエルフは、自分の身体をハルトにジャックさせ、文字通り一心同体となってカインと壮絶な激闘を繰り広げる。RUNEの流出によって記憶が失われ、カインから自分たちが世界における悪であると断言されながらも、ハルトは最後まで諦めず、その力を振り絞ってダーインスレイヴを破壊し、プルーも奪われたカインは爆発と共に死亡する。ヴァルヴレイヴIの中でピノとプルーは再会し、ハルトのジャックから目覚めたエルエルフは全てのRUNEを失ったハルトに対し、自らが「友達」である事を告げ、それを聞いたハルトはいつもの優しい微笑を浮かべた後、安らかな眠りにつく様に息を引き取る。サキのヴァルヴレイヴIVによってモジュール77は奪還され、遂にエルエルフやショーコ、サキたちは、多くの犠牲を経る形で自分たちの「居場所」を取り戻す。
モジュール77を巡る決戦は終結したが、それが戦いや世界の混乱の終わりを意味している訳ではなかった。WIREDによりマギウスの真偽不明な情報が拡散され、マギウスに裏から支配されていたドルシアではアードライ等を中核とする王党派の決起で勢力各地で反乱が起き始め、それらを抑える力を持つ権力者の殆ども、混乱に乗じて101人評議会の殲滅を目論むジェフリーの陰謀によって次々と強引に逮捕された。やがて真実を隠しきれなくなった事でパニックが発生し、世界ではマギウスを標的とした無関係の者を多く巻き込んだ血の粛清が行われ、追い詰められた101人評議会の面々も武装勢力によって倒れていった。そして、この年が第三銀河帝国成立の元年となるのだった。
それから約200年後、若い姿のままのサキとアキラが幼い皇子に第三銀河帝国始まりの戦いを語っていると、異星人(第53生命体)が潜入したとの知らせが入る。異星人が辿り着いたメモリアルコアには「始まりの騎士」としてかつての戦いで死んでいったハルト達の胸像が建てられていた。その場には、200年前と変わらぬ姿で赤いパイロットスーツに身を包んだショーコが待受け、自らに銃口を向けてくる異星人たちに笑顔で対話を持ちかける。そして、ヴァルヴレイヴIのコクピットには、咲森学園の思い出の数々と、「ニンゲンシンジマスカ?」のメッセージが灯っていた。
電撃ホビーマガジンで連載されている外伝作品『アンダー・テイカー』の登場人物。
ジンたち咲森学園の生徒は、アニメ本編にも『2nd』の第20話で他の生徒たちと共にモブキャラクターとして登場している。
中立国ジオールの「モジュール77」内で、VVV(スリーブイ)計画に基づき“機関”なる組織が開発した、「霊長兵器」と呼ばれる人型兵器。「VALVRAVE」は「VAmpire Link Vessel Rune Activate Vital Engine」の略称[注 19]である。I号機が咲森学園の水泳プールの地下に、II号機が四肢欠損状態で研究区画に、III〜VI号機がモジュール77の更に深い区画、カゲロウがそれを遠隔操縦するためのDRI-Veが10基ある謎の区画「オクツキ」に格納されており、ドルシア軍とジオールとの戦争に伴って以上の全機がパイロットを得て起動に至った。なお、アードライがカインに下された任務で調査した区画には、II号機を含めた複数のヴァルヴレイヴの残骸が透明なカプセルに保管されていた。これら機体の出自の全貌は明かされていないが、ヴァルヴレイヴは物語開始よりはるか以前から存在していた古代兵器であることが示唆されている[注 20]。
中立国という立場から大規模な軍隊を持てないジオールが、単機で戦局を変え得る性能を求め、同じジオール軍研究者であるタクミをして「人類の科学レベルを遙かに超えている」と言わしめた技術の限りを尽くして開発した。それゆえ、調整された資格者による運用が成された場合は、たとえパイロットが十分な訓練を積んだ者でなくとも、単機で戦艦を撃破するほどの戦闘力を発揮する。
特徴として、II号機以外の外観カラーはそれぞれ虹に属する色と白のツートンになっており、機体各所に「センシズ・ナーヴ」と呼ばれる黄緑色のセンサー、および機体番号の漢数字と共に八咫烏のエンブレムが刻印されている。動力機関として、I号機とII号機が「原動機レイヴ」、III〜VI号機が原動機レイヴの複製品である「ミラーレイヴ」という小型の球体を、機体胸部装甲内部にそれぞれ格納している。これら動力機関は半永久的に稼働させることが可能であるため、200年後の世界でも稼働しているヴァルヴレイヴが存在し、「古代兵器」と評されながらも200年後の機動兵器を圧倒するほどの機体性能を発揮させている。
燃料には情報素粒子[注 21]「RUNE(ルーン)」が用いられており、RUNEが欠乏すると装甲がパイロット登録前の白い色へ戻り、機能停止を引き起こす。燃料の補給の際には、ヴァルヴレイヴ操縦者がRUNEを多く有している人間と特定の身体接触(噛みつきやセックスなど)を行う必要がある。I号機とIII〜VI号機は実質的な主従関係にあり、I号機のマギウスであるハルトがRUNEの補給をすることで、I号機のみならずIII〜VI号機にもRUNEが充填される。
機体の機動によって生ずる燐光(各機体のイメージカラーと同じ色)は「硬質残光」と呼ばれ、放たれた後に硬質化する特性を持っている。この機構はヴァルヴレイヴ最大の特徴で、その特性を活かして盾代わりに使用するほか、爪のように振るって敵機を引き裂いたり足場代わりに利用したりと、機体特性ごとに多岐にわたる運用ができる。
全機体共通の武装として、側頭部に様々な弾丸を放てる機銃「バリアブル・バルカン」、手甲部分に対人用レーザー砲「ハンド・レイ」、両脇に収納されている折り畳み式の小型鎌「フォルド・シックル」の3種を固定装備[23]し、さらに各機体ごとに固有で霊長兵器専用に開発された特殊装備「特能装備」を持つ。全機のフレーム構造が共通しているため、他号機の武装や特能装備をマウントして使用できる[注 22]が、それぞれの機体は固有の特能装備ごとに調整されているため、性能をフルに発揮できるわけではない。
カゲロウ以外の全機はシステム初起動の際、中央のモニターに「ニンゲンヤメマスカ?」の質問が表示され、「はい」と返答を入力することで運用時の注意事項が表示される。その内容は搭乗者の人権を半ば無視したものであり、以下のようになっている。
上記の注意事項が表示された後、搭乗者の生体情報を解析して資格者か否かを判別し、正式な搭乗者となった時点で装甲の白い部分が黒く変色して起動する。また、パイロットとなった人間はシステム初起動の際、シートから現れる注射器状の機構によって機体に充填されたRUNEを首筋へ打ち込まれることで、人ならざる者「マギウス」へ変貌させられる(ハルトはこれを便宜的に「呪い」と呼んでいる)。なお、正式な搭乗者でない者がシートに座って動かそうとした場合はモニターに「アナタマチガエ」とエラーメッセージが表示され、同様にRUNEを首筋に打ち込んで殺害するというセキュリティが作動する(実際にこの現象が起こったのはピノが宿る1号機のみ)。ただし、マギウスがジャックした相手がパイロットとなった場合、または搭乗前からマギウスである場合はその限りではない。
欠点としては熱に弱く頻繁にオーバーヒートしてしまう点が挙げられ、メインモニター右下のメーターが100に達すると、機体冷却のために強制的に機能を停止する。そのため、熱い鉄板で挟むという原始的な攻撃にも弱い。ただし、冷却機能を持つ外部装置を用いれば機能停止時間の短縮が可能とされ、モジュール77のヴァルヴレイヴ専用ハンガーには冷却設備が存在するほか、月への到着後には攻撃力の強化と廃熱の補助を目的とした支援機「インパクト・ブースター」が開発された。外部からの電気的な干渉にも弱い模様で、イデアールに電磁吸着ブーメランを貼り付けられ、機動性が大きく低下してしまうシーンが散見される。2ndシーズンでは、同じパイロットが長期間に渡り搭乗し続けるとRUNEを吸い尽くされ、やがては死に至らしめることがピノの証言とタクミの調査で明らかになった[注 23]。
なお、コックピットには搭乗者の様子を記録する為の録音録画機器が搭載されており、その記録内容はピノを通してコックピットのモニターで閲覧することが出来る。
基本デザインについては、監督の松尾の「『人の形をしている』ことを強調したい」という要望から、メカニカルデザインの石渡との間で相当の時間をかけて決定されており、それを基にメカニカルコーディネーターの関西リョウジが各機別に様々なアイデアやコンセプトを提示している[24]。
ヴァルヴレイヴI VALVRAVE ONE | |
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PF名称 | 火人 |
型式番号 | RM-011 |
全高 | 22.6m |
頭頂高 | 19.9m |
総重量 | 19.9t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | レイヴ |
武装 |
|
特能装備 |
|
搭乗者 |
|
ヴァルヴレイヴI フル・インパクト VALVRAVE ONE FULL IMPACT | |
PF名称 | 火人 |
型式番号 | RM-011[Fl] |
全高 | 30.3m |
頭頂高 | 27.6m |
総重量 | 28.8t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | レイヴ |
武装 |
|
特能装備 |
|
搭乗者 | 時縞ハルト |
ヴァルヴレイヴII VALVRAVE TWO | |
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PF名称 | 鉄火 |
型式番号 | RM-020[FREEZE] |
全高 | 19.9m |
総重量 | 19.9t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | レイヴ |
武装 |
|
特能装備 |
|
搭乗者 | カイン・ドレッセル |
ダーインスレイヴ DAINSRAVE | |
型式番号 | Dlpf-zwei |
全高 | 32.1m |
頭頂高 | 26.4m |
総重量 | 43.2t |
原動機関 |
|
特能装備 | メーネ・ゼルトザーム |
搭乗者 | カイン・ドレッセル |
ヴァルヴレイヴIII VALVRAVE THREE | |
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PF名称 | 火神鳴 |
型式番号 | RM-031 |
全高 | 26.3m |
総重量 | 27.1t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | ミラーレイヴ |
武装 |
|
特能装備 | アームストロンガー・カノン |
搭乗者 | 山田ライゾウ |
ヴァルヴレイヴIV VALVRAVE FOUR | |
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PF名称 | 火ノ輪 |
型式番号 | RM-047 |
全高 | 24.4m |
総重量 | 24.0t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | ミラーレイヴ |
武装 |
|
特能装備 | マルチレッグ・スパイン |
搭乗者 | 流木野サキ |
ヴァルヴレイヴV VALVRAVE FIVE | |
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PF名称 | 火打羽 |
型式番号 | RM-056 |
全高 | 24.5m |
総重量 | 25.2t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | ミラーレイヴ |
武装 |
|
特能装備 | IMP |
搭乗者 | 犬塚キューマ |
ヴァルヴレイヴVI VALVRAVE SIX | |
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PF名称 | 火遊 |
型式番号 | RM-069 |
全高 | 19.9m |
総重量 | 22.6t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | ミラーレイヴ |
武装 |
|
特能装備 | 森羅万象 |
搭乗者 | 連坊小路アキラ |
陽炎 KAGEROU | |
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装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | ミラーレイヴ |
武装 |
|
特能装備 |
|
搭乗者 |
|
ヴァルヴレイヴVII VALVRAVE SEVEN | |
PF名称 | 火界呪 |
型式番号 | RM-KG1 |
全高 | 23.7m |
総重量 | 22.9t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | ミラーレイヴ |
特能装備 | ヴイ・ソードキル |
搭乗者 | 陽本ジン |
ヴァルヴレイヴII2 VALVRAVE TWO TWO | |
PF名称 | 火焔 |
型式番号 | RM-KG2 |
全高 | 25.2m |
総重量 | 26.8t |
装甲材質 | VLCポリマー |
原動機関 | ミラーレイヴ |
特能装備 |
|
搭乗者 | 於保多ナオ |
バッフェ(有人タイプ) MANNED WAFFE | |
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型式番号 | Nw507Be |
全高 | 14.5m |
総重量 | 20.4t |
武装 |
|
選択式装備 | 放熱スパイク |
搭乗者 |
|
バッフェ(無人タイプ) UNMANNED WAFFE | |
型式番号 | Nw507Un |
全高 | 14.5m |
総重量 | 18.7t |
武装 |
|
選択式装備 | 放熱スパイク |
バッフェ・ギガント(有人タイプ) MANNED WAFFE GIGANT | |
武装 |
|
搭乗者 | インフィガール |
バッフェ・ギガント(無人タイプ) UNMANNED WAFFE GIGANT | |
武装 |
|
イデアール級機動殲滅機 IDEAL-CLASS MECHANIZED ANNIHILATOR | |
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型式番号 | Er114 |
全高 | 37.9m |
全長 | 100.8m |
総重量 | 195.2t |
武装 |
|
選択式装備 |
|
搭乗者 |
|
イデアール[ブルーメ]級機動殲滅機 IDEAL [BLUME]-CLASS MECHANIZED ANNIHILATOR | |
武装 |
|
搭乗者 | ドルシア軍兵士 |
キルシュバオム KIRSCHBAUM | |
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型式番号 | Erpf129-z5 |
全高 | 31.4m(殲滅出力時) |
頭頂高 | 27.9m(殲滅出力時) |
全長 | 40.2m(通常形態時) |
全幅 | 56.9m(通常形態時) |
総重量 | 82.3t |
武装 |
|
搭乗者 |
|
ヴルム・オーベン WURM OBEN | |
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武装 |
|
搭乗者 | インフィガール |
ヴルム・ウンテン WURM UNTEN | |
武装 |
|
搭乗者 | ファダー |
リンド・ヴルム LIND WURM | |
搭乗者 |
|
スプライサーZ SPLICER Z TYPE | |
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全高 | 9.5m |
全長 | 29.9m |
武装 |
|
搭乗者 |
|
スプライサーG SPLICER G TYPE | |
全高 | 6.5m |
全長 | 25.5m |
武装 |
|
搭乗者 |
|
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | |
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キャラクター | メカニカル | |||||
1stシーズン | ||||||
第1話 | 革命の転校生 | 大河内一楼 | 松尾衡 | 鈴木卓也 | ||
第2話 | 666を超えて | 松尾衡 | 神保昌登 | 森下博光 | ||
第3話 | エルエルフの予言 | 三宅和男 | 門智昭 | 崎山知明 | ||
第4話 | 人質はヴァルヴレイヴ | 高橋健司 | 中島渚 | 山岸正和 | ||
第5話 | 歌う咲森学園 | 森田修平 | 南川達馬 | 長田伸二 宇田早輝子 | ||
第6話 | サキ・カムバック | 松尾衡 | 吉村章 | 澤田美香 | 安藤義信 | |
第7話 | 瓦礫の下のハルト | 熊谷純 | 西澤晋 | うえだしげる | 鈴木卓也 | |
第8話 | 光の王女 | 松尾衡 | 孫承希 | 小野さやか 今岡大 |
松井章 | |
第9話 | 犬と雷 | 大河内一楼 | ヤマトナオミチ | 門智昭 吉田雄一 堀内博之 |
崎山知明 安藤義信 都竹隆治 鈴木卓也 | |
第10話 | 恋の選挙公約 | 神保昌登 | 山岸正和、長田伸二 池田佳代、吉田雄一 | |||
第11話 | 軍事法廷第54号 | 寺岡巌 松尾衡 |
亀井治 | 永富浩司 森下博光 | ||
第12話 | 起動する異端者 | 松尾衡 | 鈴木卓也 田村里美 戸井田珠里 | |||
2ndシーズン | ||||||
第13話 | 呪いの絆 | 大河内一楼 | 松尾衡 安藤尚也 |
亀井治 | 小野早香 今岡大 |
須永頼太 |
第14話 | 大気圏の兄妹 | 熊谷純 | 松尾衡 | うえだしげる | 村田峻治 田村里美 戸井田珠里 |
崎山知明 |
第15話 | カルルスタインへの帰還 | 大河内一楼 | 西村大樹 | 鈴木卓也 | ||
第16話 | マリエ解放 | 中原れい 松尾衡 |
中島渚 長田伸二 |
安藤義信 | ||
第17話 | 情報原子(ルーン)の深淵 | 熊谷純 | 松尾衡 安藤尚也 |
鳥羽聡 | 木藤貴元 菱沼祐樹 山名秀和 |
鴨川浩 |
第18話 | 父の願い | 大河内一楼 | 伊藤達文 松尾衡 |
岩田幸大 | 本田敬一 | |
第19話 | 悲しみは降る雪のごとく | 松尾衡 安藤尚也 |
亀井治 | 鈴木卓也 小野早香 |
山岸正和 | |
第20話 | 曝かれたカミツキ | 熊谷純 | 松尾衡 | 野亦則行 | 今岡大 澤田美香 |
崎山知明 |
第21話 | 嘘の代償 | うえだしげる | 中島渚 加藤洋人 | |||
第22話 | 月面の拳 | 大河内一楼 | 大橋誉志光 松尾衡 |
園田雅裕 | 本田敬一 長田伸二 |
安藤義信 |
第23話 | モジュール77奪還作戦 | 亀井治 松尾衡 |
亀井治 | 小野早香 蘇武裕子 |
須永頼太 上杉達也 | |
第24話 | 未来への革命 | 松尾衡 安藤尚也 |
鈴木竜也 澤田美香 今岡大 田村里美 戸井田珠里 |
鈴木卓也 |
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1stシーズン | |||||
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2013年4月12日 - 6月28日 | 金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | TBS系列 | 製作局 連動データ放送[注 51] [注 52] |
関東広域圏 | TBSテレビ | 2013年4月13日 - 6月29日 | 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) | 連動データ放送[注 51] [注 52] | |
中京広域圏 | 中部日本放送 | 土曜 2:35 - 3:05(金曜深夜) | |||
日本全域 | BS-TBS | 2013年4月14日 - 6月30日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | BS放送 | [注 52] |
ニコニコ生放送 | 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) | ネット配信 | |||
ニコニコチャンネル | 日曜 1:00 更新(土曜深夜) | ||||
北海道 | 北海道放送 | 2013年4月14日 - 7月7日 | 日曜 2:18 - 2:48(土曜深夜) | TBS系列 | 連動データ放送[注 51] |
福岡県 | RKB毎日放送 | 日曜 3:00 - 3:30(土曜深夜) | |||
日本全域 | バンダイチャンネル | 2013年4月17日 - 7月3日 | 水曜 0:00 更新(火曜深夜) | ネット配信 | |
ビデオマーケット | 2013年4月21日 - 7月6日 | 日曜 1:00 更新(土曜深夜) | |||
楽天ShowTime | 2013年4月22日 - 7月8日 | 月曜 12:00 更新 | 会員制 第1話のみ無料配信 第2話以降は有料配信 | ||
アメリカ合衆国 | Aniplex Channel | 2013年4月25日 - 7月11日 | 木曜 更新 | 最新話のみ無料配信 | |
日本全域 | NOTTV | 2013年5月7日 - 7月23日 | 火曜 19:30 - 20:00 | モバキャス | リピート放送あり |
アニマックス | 2013年6月3日 - 8月19日 | 月曜 22:00 - 22:30 | アニメ専門BS/CS放送 | ||
AT-X | 2016年5月16日 - 8月1日 | 月曜 21:30 - 22:00 | アニメ専門CS放送 | ||
BS日テレ | 2019年10月8日 - 12月31日 | 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) | BS放送 | 『アニメにむちゅ〜』枠 | |
2ndシーズン | |||||
近畿広域圏 | 毎日放送 | 2013年10月11日 - 12月27日 | 金曜 1:35 - 2:05(木曜深夜) | TBS系列 | 製作局 連動データ放送[注 53] |
関東広域圏 | TBSテレビ | 2013年10月12日 - 12月28日 | 土曜 1:55 - 2:25(金曜深夜) | 連動データ放送[注 53] | |
中京広域圏 | 中部日本放送 | 土曜 2:35 - 3:05(金曜深夜) | |||
日本全域 | BS-TBS | 2013年10月13日 - 12月29日 | 日曜 0:00 - 0:30(土曜深夜) | BS放送 | [注 53] |
ニコニコ生放送 | 日曜 0:30 - 1:00(土曜深夜) | ネット配信 | |||
ニコニコチャンネル | 日曜 1:00 更新(土曜深夜) | ||||
北海道 | 北海道放送 | 日曜 2:18 - 2:48(土曜深夜) | TBS系列 | [注 54] | |
福岡県 | RKB毎日放送 | 日曜 3:00 - 3:30(土曜深夜) | |||
日本全域 | バンダイチャンネル | 2013年10月16日 - 2014年1月1日 | 水曜 0:00 更新(火曜深夜) | ネット配信 | |
ビデオマーケット | 2013年10月20日 - 2014年1月5日 | 日曜 1:00 更新(土曜深夜) | |||
楽天ShowTime | 2013年10月21日 - 2014年1月6日 | 月曜 12:00 更新 | |||
dアニメストア | 2013年10月24日 - 2014年1月9日 | 木曜 12:00 更新 | [注 55] | ||
NOTTV | 2013年11月12日 - 2014年2月4日 | 火曜 21:00 - 21:30 | モバキャス | リピート放送あり | |
アニマックス | 火曜 22:00 - 22:30 | アニメ専門BS/CS放送 | |||
AT-X | 2016年8月8日 - 10月31日 | 月曜 21:30 - 22:00 | アニメ専門CS放送[35] | ||
BS日テレ | 2020年1月7日 - 3月24日 | 火曜 0:30 - 1:00(月曜深夜) | BS放送 | 『アニメにむちゅ〜』枠 |
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | ||
---|---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | DVD通常版 | |||
1 | 2013年6月26日 | 第1話 - 第2話 | ANZX-9041 - 3 | ANZB-9041 - 3 | ANSB-9041 |
2 | 2013年7月24日 | 第3話 - 第4話 | ANZX-9044/45 | ANZB-9044/45 | ANSB-9044 |
3 | 2013年8月21日 | 第5話 - 第6話 | ANZX-9046/47 | ANZB-9046/47 | ANSB-9046 |
4 | 2013年9月25日 | 第7話 - 第8話 | ANZX-9048/49 | ANZB-9048/49 | ANSB-9048 |
5 | 2013年10月23日 | 第9話 - 第10話 | ANZX-9050/51 | ANZB-9050/51 | ANSB-9050 |
6 | 2013年11月27日 | 第11話 - 第12話 | ANZX-9052/53 | ANZB-9052/53 | ANSB-9052 |
巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | ||
---|---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | DVD通常版 | |||
1 | 2013年12月25日 | 第13話 - 第14話 | ANZX-9054〜6 | ANZB-9054〜6 | ANSB-9054 |
2 | 2014年1月22日 | 第15話 - 第16話 | ANZX-9057/58 | ANZB-9057/58 | ANSB-9057 |
3 | 2014年2月26日 | 第17話 - 第18話 | ANZX-9059/60 | ANZB-9059/60 | ANSB-9059 |
4 | 2014年3月26日 | 第19話 - 第20話 | ANZX-9061/62 | ANZB-9061/62 | ANSB-9061 |
5 | 2014年4月23日 | 第21話 - 第22話 | ANZX-9063/64 | ANZB-9063/64 | ANSB-9063 |
6 | 2014年5月28日 | 第23話 - 第24話 | ANZX-9065/66 | ANZB-9065/56 | ANSB-9065 |
発売日 | 収録話 | 規格品番 | |||
---|---|---|---|---|---|
2020年2月19日 | 第1話 - 第24話 | ANZX-13081/84 |
2013年2月17日に開かれたWEBラジオ企画会議イベントにおいて、時縞ハルト役の逢坂良太、エルエルフ役の木村良平、指南ショーコ役の瀬戸麻沙美が番組のタイトルを提案し、イベントの模様を生中継していたニコニコ生放送による投票の結果、番組名は瀬戸が提案した『ハルトはナイーヴ♪』に決定した。パーソナリティに逢坂、瀬戸を迎え同年3月22日より公式サイトにて配信開始し、アニメ1stシーズン放送終了と同時期の第12回をもって終了した。第13回以降は番組名やパーソナリティを毎回変更して配信されている。全33回。
2013年9月13日にシネマート新宿にて1stシーズンの総集編となる「革命機ヴァルヴレイヴ スペシャルエディション」を上映。この「スペシャルエディション」は9月20日以降、3回に分けてニコニコチャンネルにて配信された。
2013年9月29日にパシフィコ横浜国立大ホールにて、本作のスペシャルイベントが開催された。BD/DVD第1・2巻には、このイベントの先行優先申込券が同梱された[37]。
毎日放送 アニメイズム B1 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
ビビッドレッド・オペレーション
(25:30 - 26:00) |
革命機ヴァルヴレイヴ 1stシーズン
(25:35 - 26:05) |
|
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
The Animation |
革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン
|